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サイモンシネック氏「凡人のリーダーと優れたリーダーのたった一つの差」の話

「皆さんは凡人のリーダーと優れたリーダーの差はなんだと思いますか?」

このタイトルを見た時にしばらく考えました。
私も地方の会社で部下が40名近くいるチームの責任者をしています。

またそれと同時に小さいですが数名のチームで全く違うスモールビジネスをしています。

その経験の中で「凡人のリーダーと優れたリーダーの差」ってなんだろうと思った時にまず出てきたのが

・責任感が強い
・決断力がある
・コミュニケーション能力
・共感力が高い
・創造力がある

①責任感が強い: 自分とチームの成果に対して責任を持ち、ミスを認めて改善することができる

②決断力がある: 状況を分析し、迅速かつ効果的に判断を下すことができる。また、自分の決断に対して説明責任を果たすことも出来る。

③コミュニケーションが得意: 自分の考えや目標を明確に伝えることができる。また、チームメンバーや関係者とのコミュニケーションを円滑に行い、フィードバックや意見を受け入れることもできる。

④共感力が高い: チームメンバーや関係者の感情や立場を理解し、敬意を持って接することが出来る。また、チームメンバーの成長やモチベーションを支援することも出来る。

⑤創造力がある: 新しいアイデアや解決策を生み出したり、他の人のアイデアや解決策を評価したりすることが出来ます。また、変化や挑戦に対応する柔軟性も持っています。

どこかこの辺りがぱっと思い浮かびましたが

「どこかしっくりこないな」という印象です。

色んな方とお会いさせて頂きましたが「共通するもの」と言えば

「ビジョンを語る」

これなような気がします。

つまり「なぜこの仕事をしているのか?」これを語ることで人を引き付けているような気がするのです。
特に「採用」ではそれが明確に表れる気がします。

採用の時に「あなたは何が出来ますか?」ということも大切かもしれません。

だけどその人は「期待された以上」のこと。つまり「報酬以上」のことをやるでしょうか??おそらくやらないでしょう。

だけど採用の時に「あなたはどんな仕事をやりたいですか?それはなぜですか?」と聞いてその内容があなたの求めている「仕事」と合致して採用した場合はどうでしょうか??

その人はその「自分のため」に真剣に仕事をやるでしょう。

それは会社の為やあなたの為ではありません。
「自分の為」に仕事をするのです。

それらを「ゴールデンサークル理論」としてTEDで紹介していた動画がyoutubeに上がっていたので紹介します。

ゴールデンサークル理論とは、人の心を動かすための「ものごとの語り方」に関する理論です。この理論は、マーケティングコンサルタントのサイモン・シネック氏が提唱し、TEDトークで紹介しました。

ゴールデンサークル理論では、物事を説明するときには、「Why(なぜ)」「How(どのようにして)」「What(何を)」の順番で話すことが重要だと言います。一般的には、「What」から始めることが多いですが、これでは人の感情に訴えることができません。
人の行動を決定するのは感情を担当する「大脳辺縁系」であり、「Why」から話すことでこの部分に直接アプローチできるというのが生物学的な根拠です。
ゴールデンサークル理論は、マーケティングやブランディング、営業や採用など、多くの分野で活用できます。AppleやWantedlyなど、イノベーションを起こす企業は、「Why」を明確に伝えることで消費者や求職者の共感を得ています3。自分や自社の「Why」を見つけて、相手に伝えることが成功への鍵と言えるでしょう。

サイモン・シネック氏

会社の規模が大きくなっていくと「創業時の想い」って薄くなっていきませんか??
そうなっていくと社員が「報酬」でしか動かなくなります。

よく経営者の方から聞こえてくるのは
「自ら行動しない」
「責任感がない」

そんな言葉です。
それらは社員が悪い訳ではなく

「なぜこの仕事をしているのか?この仕事を通じでどんな価値を提供したいのか?」を社員に伝えていないからです。

「利益」のことばかりを社員に追求しては絶対にダメです。利益とはお客様に価値を提供した結果でしかありません。

重要なのは「WHY」なのです。


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