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「若いメンバーが会社を辞める理由」

若いメンバーが会社を辞める理由

今日も一人会社から優秀な社員が辞めていきました。

上司から相談を受けたので直接話を聞いてきたのでそれをシェアします。

理由を一言でいうと

「ここにいても意味がない」と感じる

ことが一番の理由として挙げられるということでした。

組織の中で自分の「ゴール」を見出すことが出来なかった。
自分が思うように「結果」を出せなかった。
そして、「組織の中での立ち位置」がないと感じる

このようなことに集約出来る話でした。

6年前までは自分の部下でもあったのでその話を聞いてすごくびっくりしました。
では違う「ゴール」「やりたいこと」が見つかったのかといえば
どうやらそうではないそうです。
ただ、やっていく自信がなくなって辞めるとのことでした。
正直仕事が出来る(売れていれば)辞めていない。とのことです。

これって「最近多くないですか??」

これの原因の一つに「つながり不足」というのもあるような気がします。
コロナ以降、人間関係がどんどん希薄になっていってませんか??

他の部署の新入社員の名前と顔が分からない

というのはざらになっているような気がします。

「クルト・レヴィンの法則」になりますけど、上司が一番大きな「環境」であったりします。

なぜマネジャー育成は上手くいかないのか?


マネージャーの育成方法ってネットやyoutubeなどでどんどん発信されていますよね。なのになんで育たないんでしょうか?

一言で言えば「練習をしないで本番(部下にコーチングしている)」ということですね。

後は業界のことを全く知らない人が「マネージャーをコーチング育成」してもあまり効果はないです。あまり関係ないという人(会社)もありますが、私の経験だとそれはないです。業界に精通している人の方がやはり共感出来ますし、納得力が違います。

情報化社会はいろいろな知識が得られますが、「わかっていたけれどできなかった」ということが多いですよね。「このシーンって、どうやって対応すればよかったのかな」と。「1回練習を積んでからPDCAサイクルを回せると、自分の中で違った蓄積ができたのかな」ということが往々にしてありました。

また、マネージャーに求められるのは「顧客に適応する」筋力と、「メンバーのモチベーションをあげる」筋力は違う筋力になので、両方の満足度を上げるためにどうやってつなぐのかが、マネジャーの腕の見せ所かなと思います。

プレイヤーの時代はうまく出来ていたのにマネージャーになったとたん人が変わったようにうまくできない人っていませんか?

マネージャーに必要な要素
経営視点で長期的に人を束ねていくマネジメント手法を、「ビジョンマネジメント」と呼んでいます。

また、経営視点で長期的に事業を作っていくマネジメント手法を「戦略マネジメント」と呼んでいます。

これは外部環境なんかを把握しながらビジネスモデルを作れる力です。

この「ビジョンマネジメント」「戦略マネジメント」「タスクマネジメント」「メンバーマネジメント」をうまく接続させ、回しながらマネジメントができるようになると、非常に生産性やクオリティが高いマネジメントができると思います。

長くなってしましましたが、結局会社は人材です。

いかに優秀な人材と「ビジョンを共有化するか」だと思います。
たんにお金だけなら大きな会社に引き抜かれます。

会社の掲げる「ビジョン」と部下の「ビジョン」の共通点をマネジャーは探してやるべきだと思います。
そこが無くては「部下は適当にしか働きません」

マネージャーが「もう仕事を休め」といっても仕事が好きでやるような部下を育てていきましょう。

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