別に新作に限らない。
最近観た映画の感想。

ゴジラvsコング
頭の良い小3に脚本を任せた可能性がある。とにかくゴジラとコングとメカゴジラが闘い通し、人間パートはラウンドガールの役割すら果たさない。「これだよこれ！」と思わず叫びかけた。ストーリーが存在しないので脳に直接「楽しい」という感情を送信されたような気分になった。

機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ
作画とかがすごくて映像として見応えがあったし決してつまらないということはなかったが、全3部作の1作目ということもあってか、「これから面白くなりますよぉ！」みたいなとこで終わったので、次回作を待たなければならないことに強いストレスを感じた。ガンダム特有の「大人達がキモい」は異常に踏襲していた。

Mr.ノーバディ
引退し、一般人として生きる凄腕スパイが強盗に復讐する話。冒頭の冴えないリーマンが何の変哲もない日常を繰り返す演出が面白かった。バスの中でチンピラ集団を半殺しにするシーン、バイオレンスが過剰でちょっと笑ってしまった。楽しい。『バックトゥザフューチャー』のドクを演じた俳優が出ててウケたし、強かった。

ドントブリーズ
2の予告編を観て、劇場で観て以来久しぶりに観てみた。ジイさんにも泥棒にも感情移入できなくて困惑した。まぁホラー映画だからアレでいいのか。犬がしつこすぎて笑った。
2は完全にジイさんが主人公らしいが1で明かされた悪行と折り合いつけらんないっすよ。

アーミーオブザデッド
ゾンビタウンからの脱出ではなく潜入するパターン。「スゴロクパニックもの」として基本に忠実で面白かった。個性あるメンバーが移動先移動先で１人ずつ食べられていく。善人には善人らしい最期、悪人には悪行へのの報い、モブはインパクトのためだけに、色んな死に方が楽しめる。『ポセイドンアドベンチャー』『エイリアン4』『ザ・グリード』の系譜。終わり方がくだらない。

ブラックウィドウ
いわゆるアベンジャーズシリーズの一つだけど、メッチャ独立したスパイ映画なので余計なこと考えずに楽しめた。今のハリウッドって人種差別とか女性差別にはすごく気を遣おうとしてるけど共産主義国を小バカにするユーモアは全く手を緩めなくて「大丈夫？」って心配になるね。

ブレインゲーム
超名優アンソニー・ホプキンスが超能力で連続殺人鬼を追う映画。だったと思う。鑑賞直後から溶けるように記憶が無くなっていく印象の薄い映画でマジでこれを書いてる今はほとんど覚えてない。一度観た映画のセリフだって覚えてるようなタイプなので自分でも驚いている。オチすら記憶にない。俺が悪いのか映画が悪いのか。

ピエロがお前を嘲笑う
ドイツ映画。それなりのどんでん返しがあって面白かった。鑑賞中主人公の見た目が『ファイトクラブ』の時のエドワード・ノートンにそっくりだな笑　と思ってたらそれがまさに伏線になっててちょっと唸った。

スーパーティーチャー
戦闘力の高い金八先生と表現すると全て伝わる。
型破りな先生、不良の更生、高慢な別クラスの優等生、受験当日のトラブル、ガチのヤクザ登場、PTAとの摩擦
日本のドラマが12話かけてダラダラやる内容は90分にしっかりまとまることを証明した映画。
ドニー・イェンが強すぎてウケた。

竜とそばかすの姫
この後は観客の想像に任せます、ってスタンスの映画ってたくさんあるし好きだけど
そういうのとは全く別の意味で「いや、この後こいつらどうなったんだよ！？」ってなった。
あと高校生の恋愛を舐めすぎ。

アオラレ
キレたラッセル・クロウが執拗に追いかけてきて怖かった。ファミレスでのぶちギレシーンは一見の価値アリ。

フィアーストリート　3部作
面白すぎるというほどではないけど、逆にそのおかげでぼーっと3作連続鑑賞が可能なのがよかった。ジェイソン級の連続殺人鬼がたくさん出るので楽しい。しかも最終的に歴代連続殺人鬼同士の殺し合いまで起こる。よいですね。