自己を自己たらしめるもの

読書感想文を始めます。すごい短くしか書かないけど。

あゝ、荒野を読んで(寺山修司・1966)


己を己とたらしめるのは、他者との関わりからである。

誰にも会わない、関わらないということは内在する自己へ客観できない。

日々壁に、天井に、画面に向き合うだけでは自分が何者かさえわからないのだ。

誰かと関わるから己が見えてくる

他者を取り入れるから自分が何者かわかるのだ。


現在の情勢に際して

以前は独りを求めたかもしれない

今は独りをより強く感じる

部屋には一人しかいない

自分の世界でしかない。

ひとりでは、自分が何者かわからなくなる。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?