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【読書感想】#1 「超一流の会話力」 渡部建著

この本を読んだ目的

 まず初対面の人と円滑にコミュニケーションを取りたい点や、単純に私がアンジャッシュ渡部さんのファンであり、渡部さんの考え方や現在どんな活動をしているのかを知りたく読ませていただきました。また樺沢紫苑さんとのYouTubeライブでコラボしており、「話すこと」より「聞くこと」が大事という考えはとても気になった。

3つの気づき(太字)

 この本は「相手に気持ち良く話してもらうこと」を目指す。その上で「どう話さないか」「どうやって話してもらうか」を考える。自分自身も結局は話すことが好きで、自分の知識をひけらかしてアドバイスしてしまったり、話題の乗っ取りをしてしまったり、共通話題が出ると嬉しくなって語りすぎてしまったりしてしまいがちであることが良く分かった。 
 
また、マツコ・デラックスさんの番組である「マツコの知らない世界」のスゴさを本書では語られているが、マニアックな世界が展開されるなかで全てに興味を持つことは不可能であるが、マツコさんはその世界に興味を持った相手そのものに興味を持っているそうだ。一見つまらない、または興味の薄い話題で話を聞くのは苦痛であるように思っていたが、その人そのものに興味を持てる視点は自分の中でなかった。
 樺沢紫苑さんとのYouTubeライブでも仰っていたが、渡部さんは分かりやすい本にすることを重視したそうだ。その言葉の通り本書はとても読みやすく、面白いため1日で簡単に読破できた。時折語られる人気芸能人の「一流の聞く力」は必見であり、人気芸能人は話すことだけでなく、聞くことが一流であるからこそ人気であることが分かる一冊である。

3つのToDo

1.とにかく良く笑う
 心理的安全性を高めることで相手は話しやすくなる。コミュニケーションは言語以外の面が結局大きいため、とにかく笑うことで簡単に心理的安全性を高めることができる。(明石家さんまさん、松本人志さんは私から見てもよく笑っている)

2.話題の乗っ取りや共通話題に関して語りすぎない
 知っている話題が出るとつい語りすぎてしまうのが悪い癖だと気づいた。話したい気持ちをこらえることや、自分が語りすぎないことを実践したい。

3.質問は「縦→前→後→横」かつ「ホメ」と組合わせる。
 まず話題の深堀り(縦の質問)、次にその話題の過去についての質問(前の質問)、次に今後どうしていきたいかの質問(後の質問)、最後に話題をずらす質問(横の質問)
 縦の質問は基本であるが、横の質問をいきなりしてしまったりした経験があるので縦の質問は最初にするようにしたい。
 後の質問はポジティブな話題になりやすいらしく、活用していきたい。 
 「ホメ」と組み合わせるのは褒めるだけだと相手は謙遜してしまいやすいが、質問と合わせることで相手に話す選択肢を与えることができる。


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