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スタートアップ起業では(あまり)やりたい事ができない理由

まず「スタートアップ」というものの定義から始めますが、ここでは株式割当によって外部からの資金調達を行い、将来的にIPO、もしくはそれなりの金額でのバイアウトでのEXITを目指すものとして置きます。
つまり、小さな成功ではなく、大きな成功を目指すためのものです。

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じゃあなぜやりたい事ができないのかという話なのですが、その理由は勝負をかけるべき領域が限られるからです。
ポール・グレアム氏なども言っていますが、ビジネスを始める上でどの市場で勝負すべきは非常に重要です。
特に、大きな成長を目指すスタートアップ経営においては、小さな市場ではなく大きな市場での勝負が(本来)常に求められます。
そのため、起業家が選択できる市場は現在であればFinTech、ヘルスケア、ECなど限られたカテゴリーのみとなります。

もちろん、その限られたカテゴリーに対してあなたがもともと興味を持っていれば、自分がやりたい事業をスタートアップとして運営することが可能です。
しかし、それらに関心がない場合であっても、大きな事業を創ることが最も重要であるスタートアップにおいては、それらの領域から何かを選び、事業を進めていかなくてはいけません。

起業家には2つのタイプがあります。
1つは自分のやりたいことをベースに事業を創る人。
そしてもう1つはトレンドを見据え事業を創る人。
もし、あなたが自分を前者寄りだと思うのであれば、スタートアップでの事業運営はあまりおすすめしません。
起業にはさまざまな進め方があり、スタートアップでのそれが全てではないので。

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ITベンチャーに新卒入社後2012年創業 複数回エクイティ・デッドでの資金調達を行い各種事業を行う 2015年に既存事業譲渡と訪日旅行者向けWebメディア立ち上げを並行しつつ、 2016年にフジメディアホールディングスグループに数億円でバイアウト 2019年から福岡で2度目の創業