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先生インタビュー! No.3 ~この世界について真剣に考える~

Moi!

先生インタビュー!

第3回目となる今回は、4年生の担任を務めつつ、5年生の美術も担当しているK先生にお話しを伺いました!

K先生はアートに強い関心があり、先生になる前には、「How people look at something and get image 」というテーマの研究をなさっていたそうです。

K先生の着ている洋服や、K先生の受け持つクラスの教室はとってもカラフルなんです!

そんなK先生のインタビューです! どうぞ!



その前に!!

こちらを一読いただいた上で、インタビューを読んでいただけると嬉しいです。


では、以下インタビューの内容になります!




Q.なぜ先生になったのですか?

A…This is the place where I can make impact to people.

うーん、つまり、私は子どもたちを通して、世界をもっとよりよくしていきたいの。Children are futureだからね。

私たちは、今この世界で危機の寸前に立ってると思うの。気候変動とか、環境問題とか。私はこれから訪れる未来が心配なの。

だから、私は子どもたちに、自分たちの世界のことについてもっと考えてもらいたいの。

I want to make the world better through children.


それから、先生の仕事は自分に合うだろうなとも思った。先生の仕事って、どんな順序で、どんな方法で教えるかを自分で決められるでしょ?

そんな、自分で自分のやり方を決められるっていうのが私にとっては楽しくて。自分で自由に何かにトライしたいから、この仕事はぴったりだとも思ったの。


あと、もちろん、単純に子供と関わるのが好きっていうのもあるわよ。笑




Q.先生という仕事をする中で、一番大切にしていることは何ですか?

A… Independent Learner になることが、私のクラスでのゴールなの。

もちろん、始めは私がああしろこうしろって言ってたんだけど、それを少しずつ減らしていって、最終的には子どもたちが自分自身で学べるようになってほしいと思っているわ。(K先生は4年生のこのクラスをもって、現在2年目。)

6年生になるころには、彼らが欲したときにだけ私が登場するので十分なくらいになってたらいいな笑




Q.子どもたちには、将来どうあってほしいと思いますか?

A…もちろん、一つはIndependent Learnerであってほしいかな。

そこにも関わることだけど、Curiousであってほしい。そしてそのためにも、彼らには、どうやって知識や情報を手に入れ、選別し、使っていくのかっていうことを十分に学んでほしいと思っているわ。

さらにその先で、自分たちが住むこの世界について、真剣に考えられるようになってほしいの。


あとは、対人関係の面において、他人に対して親切にできたり、感謝できたりするようになってほしいな。




Q.学校の役割は何だと思いますか?

A…まず、先生の役割はどうやってこの世界を救い、持続可能な世界にしていくかを子どもたちに教えることだと思うの。

その上で、学校の役割は子どもたちが自ら知識や情報を手に入れ、正しく選別し、使っていく方法を身につけられるよう導くことだと思うわ。

数十年前までは、学校は知識や情報を与える場だったけど、今はそれらとの付き合い方を学ぶ場に変わってきたの。

私自身も、知識や情報を与えるだけじゃなくて、子どもたちがよりよく生きていけるようサポートしていきたいとおもっているわ。

もちろん、これは学校で先生だけが取り組むべきことじゃなくて、親御さんとともに取り組んでいかないといけないことだけどね。


あと、小学校と中学校では、ちょっと認識は違うと思う。個人的な意見だけど、中学校から先はもっと知識とか教科とかに重点が置かれるようになってくると思うわ。




Q.あなたが人生で大切にしていることは何ですか?

A…Reliabilityかな?笑

I want to be worth trust and rely on.


前に、一回クラスであるワークをやったことがあるの。

Kind とか、Activeとかのワードがかかれたカードを並べて、そこから一枚選び、そのカードに書かれている言葉に一番ふさわしい人をみんなで指さすの。

その中で、信頼っていうワードが書かれたカードを引いたとき、子どもたちのほとんどが私を指さしてくれたことがあって、

そのとき、私は嬉しくて泣きそうになっちゃって笑

それぐらい、Reliabilityっていうのは自分にとって大事なことかな。




最後に

以上、K先生へのインタビューになります!

K先生は、真剣に自分たちの生きる世界の未来について考えていて、インタビュー中も、言葉1つ1つを紡ぐのに時間をかけてくださり、その重みを強く感じました。

また、Independent LearnerになることがゴールだというK先生のクラスを見たことがあるのですが、子どもたちは好奇心旺盛な上に日本人である自分に質問攻め笑

すでにゴールに近いづいているように感じられました。笑

これからの世界を守っていく子どもたちが、ここから旅立っていくのだろうなあ笑


と言うことで、今回はここまで!


読んでくださった方、K先生,

Kiitos!


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