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「完璧さは必要?」その質問介護歴13年の介護福祉士がお答えします!

自分の強みを見つける

介護士の仕事は
・レク
・料理
・介護技術
・介護知識

など多岐にわたるスキルを必要とされていますので
「完璧でありたい!」
と言う人は多いかもしれません。

昔の私は不器用な事が多く
「完璧でありたい!」
と思い、研修に行き、上司に相談をしていました。

『その時に気がついたこと』
『苦手をどのように向き合ったか』
『強みの活かし方』

をお話しすることで同じような悩みの人の力になれたらと思い、投稿しました。

よかったらご活用ください。

【序章】完璧な人はほぼいない

私の経験上多施設で働きましたが完璧でなくてもそれぞれの強みをうまく活かして働いている人がほとんどでした。

私自身
・料理が苦手
・レクが苦手
・人前に立つ事が苦手
・声を張る事ができない

という苦手な事があります。

13年経っても苦手なままです。

私の結論ですが、人である以上は
・生まれ育った環境
・これまで培われた経験

が一人一人異なるので性格、得意不得意は違い苦手なことはあって当然と言ってもいいでしょう。

とは言え介護士は多岐にわたるスキルが必要なので一定水準は必要です。

・苦手であっても普通であるような工夫
・自分なりに理解できるような工夫
があれば普通くらいになりました。

その方法についてお話しします。

1. 苦手の向き合い方

苦手にどう向き合えば普通になれるようになるかお話しします。

例えば料理であれば
「好きな料理を作ってみる」
「食材の切り方が分からなければ誰かに教わる」

ことをしました。

つまり
・苦手を好きになるような方法
・苦手をどのようにして克服できる方法

をすることです。

なめこのお味噌汁、ピーマンの肉詰めが好きだったので食材の切り方、作り方を本を見て先輩に教わりました。

自分で作ったものを美味しいと感じ
「今度また作りたい!」
「他の料理も手を伸ばしたい!」

と思い料理、お菓子作りを普通まで頑張れるようになりました。

苦手というモチベーションの状態で料理を頑張ると言ってもなかなか難しいので
・好きになれるような工夫
・苦手であればうまく作れるような理解の仕方が必要

とこの時の経験で学びました。

2. 自分ができることを探す

ユニットリーダーになった時のお話です。

気の強い職員、外国人の職員、真面目な職員、個性的な職員がユニットに配属されていたので個性的でまとめるのが難しいユニットと言われてました。

当時私は自分がリーダーシップを取らないといけないと思い何もかも1人でこなすように考えるようになって
「頼ってください」
と言われました。

リーダーシップ以前に
「リーダーに求められること」
を考えていなかった事に気がついたのです。

その経験から上司と相談し
・誰かに頼ること
・長所が伸ばせるような働き方
・お互いの意見を尊重するような動き
・相談されやすいリーダー

が必要と思い働くようになり周りにユニットが評価されるようになりました。

今までの自分が培ったことは
・周りとの協調性
・コーチング

だったので『人柄』を使った方法でユニットリーダーとして頑張りました。

自分の持っている武器をうまく使うことが成功の秘訣かもしれません。

まとめ

完璧は難しいことですが
・自分のできること
・苦手の向き合い方

を理解していたら介護士として活躍できます。

そもそも介護士の仕事は1人でなく多人数、多職種で働くのでお互いの強みを活かせるような働き方であればよくて完璧じゃなくてもいいです。

自分なりの介護士の在り方を考えるといいかもしれません。

これからも介護にまつわる記事を投稿しますのでよかったらご覧なってください。


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