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「ヘルパーで得られるスキルは何?」介護歴13年のヘルパーがズバリお答えします!

ヘルパーは個人の能力が育ちます

私は介護施設の介護士で12年、ヘルパーを1年近く経験しています。

ヘルパーをやって思うことは介護施設で経験できなかったことがありました。

介護施設と訪問介護を経験した私がヘルパーをやってみてよかったことをいくつか紹介しようと思い記事を投稿しました。

よかったらご覧なってください。

ワンツーマンでサービスを提供する

お客様とワンツーマンでサービス提供が基本になります。

介護施設だと複数人の利用者様にサービス提供するのでワンツーマンで介護することはできません。

訪問介護は他の同僚や利用者様がいないので他人の目を気にせず仕事ができます。

お客様と関係性ができたらこれ以上に楽しく仕事できることはないです。

一人だけで訪問するので緊急時の対応や要望を聞くなどといった対応をしなければいけないこともあります。

なので訪問介護は個人の能力を求められる事が多いです。

ご家族様と一緒に介護する

訪問介護はお客様の家族様と一緒に介護することもあります。

介護施設では職員間の連携が基本なので訪問介護みたいにご家族様と介護はやらないです。

ご家族様と介護することは初めのうちは緊張はしますがお互い慣れると一緒に介護している感があるので楽しさがあります。

訪問介護でしかご家族様と一緒に介護しないので貴重な経験です。

仕事の幅は個人の能力次第

訪問介護は
①身体介助…介護保険の決まったルールでトイレ介助、移乗介助などのお客様に触れる身体介助
②生活援助…介護保険の決まったルールで掃除、買い物代行、調理などのお客様に触れない介助やサービス
③自費サービス…介護保険がない身体介助、生活援助

の3つが仕事内容です。

介護施設で働いていた人にとっては身体介助が得意な人はいるかもしれませんが生活援助もできるようにならないといけません。

決まった時間内で成果を出すことが求められます。

お客様とうまくいかないと出禁になるかもしれません。

なので
・生活援助、身体介助が苦でない
・時間内でテキパキこなす器用さ
・お客様と仲良くできるコミュニケーション力

が必要です。

仕事の幅は個人の能力次第と考えてもいいかもしれません。

通所サービスの中継や通院介助をする

・ショートステイ、デイサービスを利用している
・透析や通院で行かれている
お客様をヘルパーが送り出し、迎え入れすることもあります。

・お客様を車椅子に乗せたまま階段昇降
・階段の上り下り、歩行時ふらつきないように体を支える
・更衣介助、排泄介助も含めて送り出し、迎え入れ

事が大体です。

介護施設では学べない身体介助を学ぶことができます。

在宅介護の状況を知れること

お客様が施設へ入居する時にアセスメントシートを見ることはできても
「お客様がなんで施設にいるのか?」
「お客様が在宅でいる状況がイメージが湧かない」

という人がいるかもしれません。

在宅にいる状況を見てお客様を見る目は大分変わると思います。

ご家族様と一緒に住んで環境が整っているお宅は少なく、老老介護のお宅、独居で認知症があるお客様のお宅に行く事が多めです。

お客様とご家族様の苦悩や相談を受けて在宅介護の難しさ、介護施設の重要さに気づきがありました。

訪問介護は数少ない在宅サービスなので訪問介護の経験は活かせる事が多めかもしれません。

まとめ

ヘルパーは個人の能力が求められる事が多いので人によっては厳しいと思う人もいるかもしれません。

どこで働いて行くか迷ったら訪問介護、介護施設で働くメリットと比べて働くことをお勧めします。

これからも介護にまつわる話題を更新しますのでよかったらご覧なってください。


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