見出し画像

魔法少女になりました⁉~あれ?買い物ですか⁉~

エマ

私はエマ!魔法少女!今日は同じ魔法少女のRこと相内さんと一緒にショッピングモールに来ている。
「内来さん?こんなに人が多いなんて聞いていないんだけど?」
こっちが相内さん!
「お腹が痛くなってきた・・・・・・。帰ってもいい?」
と相内さん。
「ダメ!今日は服を買いに来たんだよ?楽しまなきゃ!」
と私が言うと、相内さんは
「じゃあもう買いに行くよ。」
と言って進んでいこうとした。相内さんは途中で立ち止まってしまったからだ。
「迷子?」
と相内さんは道の端に座っている少女に話しかけた。
「う、うん・・・・・・。」
とその少女。
「名前は?」
と相内さんが聞くと、その少女は
「私、すず・・・・・・。」
と自己紹介をした。
「すずちゃん、どうしたい?」
と相内さんは聞いた。すずちゃんは
「あっちにお母さん、いる・・・・・・。」
と言った。相内さんはすずちゃんの行った方向に向かっていった。私も相内さんとすずちゃんについて行った。

「ねぇ、本当にこっちにお母さんいるの?すずちゃん。」
と相内さんは不安そうに聞いた。
「え?お母さんはいないよ。でもお姉ちゃん、ここにいるよ?敵。助けて!」
とすずちゃんは言った。
「ひゃあ⁉」
と私は驚いて悲鳴を上げた。だってそこに居たのは、背の高い男の人だった。その人は、私たちに攻撃しようとした。なので私と相内さんは変身をして、攻撃を始めようとした。
「必殺!炎の雨!」
と私。でもその男の人は軽く炎の雨が降っている雲を握りつぶした。相内さん・・・・・・あ、魔法少女の間はRだった。Rは
「魔法の弓よ、今こそ狙いを定める時!いけ!ユニコーンの矢!」
と言った。それと同時に敵に矢が飛んで行った。そして、
「あ~、何回言っても恥ずかしいわ。」
と苦笑いをして言った。でも男の人は矢が刺さったにもかかわらず、言った。
「俺を倒そうなんて351年早い。」
と。何でそんな中途半端な数字なの⁉すずちゃんは
「じゃあ、私が相手でも?」
と聞いた。男の人は
「あ?この俺、ブラック・ローラー・エッジにガキが勝てるとでも?冗談きついぞ。」
と言った。名前ダサくない?そしたらすずちゃんは言った。
「ふん、そういったこと、後悔することね。私は普通の子供なんかじゃないから。」
そしてすずちゃんはローラーに突進していった。
「ダメ!すずちゃん!」
と私は思って目を瞑った。そして、恐る恐る目を開けると、すずちゃんは男の人を座らせていた。
「すず・・・・・・ちゃん?」
すずちゃんはさっきとは全く違う姿になっていた。すずちゃんの周りだけ、雪が降っていた。

すずちゃん

茶色の髪が白っぽい色に。黒の瞳が青色に。そして、謎の傘を持っていた。そしてすずちゃんはローラーの首の前に傘を突き付けた。
「私が普通の子供に見えた?そうじゃないんだよね~。」
とあはっと笑うすずちゃん。
「おじさん、悪いことしたから、とりあえず、マスコットランドに追放だね。良かったね、おじさん?じゃあこれでも飲んで、小っちゃくなってね~。後は転送するだけか。」
とすずちゃん。
「すずちゃん?貴女、何者なの?」
とR。
「私?さ~ね~。」
と他人事のようにすずちゃんは言った。
「後で説明するから、おじさんを片付けてくる。」
なんだったんだろう。夢・・・・・・なのかな?

すず?ちゃん

「私はね~。ちびっこ魔法少女。お姉ちゃんたちは普通の魔法少女でしょ?ちびっこ魔法少女はね、一人で戦ったらダメなんだ。だからね、人間界の偵察に来たら、おじさんが居たから、お姉ちゃんたちを呼んだんだ~。嘘ついてごめんね~。あとぉ~、私はすずじゃないよ?」
とすずちゃんかも怪しくなったすず?ちゃん。
「え⁈じゃあ誰なの?」
と私が聞くと、すず?ちゃんは
「私は音羽(おとは)。音ちゃんって呼んでね~。」
と言った。音ちゃん・・・・・・?何で名前を偽ったんだろう?
「音ちゃん、貴女のパートナーは誰なの?」
と相内さん(魔法少女じゃなくなった)。
「私の?出ておいで、エリア。」
と音ちゃん。音ちゃんのパートナーはエリアと言うらしい。
「は~い。こんにちは。エリア・アソリン・ルアー・フィーアです。音ちゃんのパートナーやってます。」
とエリア。
「どこ出身なの?エリアって。」
と相内さんは聞いた。
「ミニミニランドです。」
とエリア。
「そっか。」
と相内さんは言った。
「わたくし、シズクと申します。リオのパートナーです。エリアさん、貴女、家はあるんですか?」
と相内さんのパートナーのシズク。
「家?そんなもの、とうの昔になくなりました!」
と元気よくエリア。
「貴女、今度マスコットランドに来なさい。」
とシズク。
「え、あ、はい・・・・・・?」
と戸惑った様子でエリアは言った。
「あの、音ちゃんのお母さんやお父さんは?」
と私が言うと、音ちゃんは
「あ、お母さん待たしてた!じゃ~ね~。エリアは話しといていいから!」
と言って迷子センターへ向かった。え?私と相内さんが首をかしげていると、残っていたエリアが
「あ、音ちゃんのお母さんは大の方向音痴で迷子センターにしょっちゅういくんです。さっきも流れていたでしょう?迷子のアナウンス。あれが音ちゃんのお母さんのお知らせです。」
う~ん。方向音痴のお母さんとしっかり者の娘か~。
「あ、集合がかかったみたいです。シズクさん、ルオさん、行きましょう!」
とエリアは言って去っていった。
「あ、待って~。」
とルオ。
「待ちなさい!王女様命令なのですわよ!」
とシズク。
「行っちゃったねえ。」
と私は言った。相内さんは
「うん。行っちゃったねぇ。後、リオって呼んでいいよ。」
と言ってくれた。
「じゃあ、リオち!」
と私。
「え?リオち?誰それ!(どこかで聞いたことあるような・・・・・・)」
とリオち。
「リオちは相内さんだよ?」
と私がクスクス笑いながら言うと、リオちは
「え~!なんで~?」
と言った。
「それは内緒。」
と答えた?リオち・・・・・・。この呼び方、初めてじゃないみたい。なんでだろう?











これは、ノンさん達とのコラボの前の事です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?