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定着までの道のりは遠い

「これやります」と新しいことを
やろうとした時、やっている人と、
やってない人に分かれたりしませんか?
気づけば自然となくなっている。
「あれ?これまだやってるの」
ってことありませんか?

介護施設で言えば・・・
新規の利用者情報の詳細記録として、
歩行、食事、排泄、入浴などを記録する。
既存利用者の対応と共有。
夜間のトイレが間に合わないことがある。
日中入浴すると寝ている時間が多い。
仕事前後の検温なんかもそうでした。

定着させるって難しいですよね。
私の施設でも課題のひとつです。

定着させる方法、私的には・・・

確認+やさしく言い続ける+定着するまでやる+自分が率先してやる

確認
仕事中に時間を作り確認する
例:記録や人に聞く

やさしく言い続ける
やっている、やってないに関係なく
「記録書いてね〜」「書いてくれてありがと」
「昨日の人、忘れてない〜?」と言い続ける。
ここで、「なんでやってないの?」
「どうしてできないの?」と
詰めるように言わない。言われたら嫌だし、
できない時、抜ける、忘れる時はある。
やさしさ大事。

定着するまでやる
確認しつつ言い続けて言わなくなっても
できるまで優しく言う。

自分が率先してやる
口だけではなく行動で示す。
記録して「これ書いた〜、みんなも書いてね」
「こんな感でした〜」自らやった結果を、
共有する。報告する。何回もそれを続ける。
言い続けてやり続ける。

介護施設は24時間365日の交代制です。
自分ごととして考えていても、
時間が経つと忘れたりするし、
変えたことに「あたらない」時もある。

「やんないとだけど・・・自分夜勤だし」
「やろうと思ったけど、あたらなかった」
「○○さんがやってくれるからお願いしよ」
「あ、忘れてました〜!」

定着させるって「根気」がいます。
根気と短気は相性が悪い。
「できてるかな〜」
「お、よしよし、できる」
「あ、書いてないな〜しゃべるか」
「これいいね〜」
「書いてくれてありがと」
小さなことがコツコツと
定着の道のりは遠くて、長い。

近道を探りつつ、
舗装を試みつつ、
今日も優しく言い続ける。

佐藤ゆずるのTwitter

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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