はじめに

 　今回から始めた投資系のnote記事ですが、投資情報と私の投資している銘柄について書いていこうと考えており、記事がまとまり次第マガジンとして公開しますのでよろしくお願いします。今回は今話題沸騰中のレバナスについて書いていきます。「はっきり言うとレバナスはレバレッジギャンブルでFXと同じだからやめた方がいい」と筆者は考えている。

引用もとはこちらhttps://daytrader.ldblog.jp/archives/29631037.html

レバナス民退場者続出

　アメリカの利上げ問題で2022年1月20日頃ついに株価が値下げを始めた。これについて、いの一番に騒ぎ立て阿鼻叫喚の地獄を繰り広げたのはタイトル通りレバナスに群がる通称レバナス民だろう。2022年1月も終わりを告げようとしているが、彼らは生き残っただろうか？そこで、筆者は彼らの動向をネットで探ることにした。

　こちらの上記載の記事では、レバナスでマイナス457万円の損失をたたき出した欲深い俺のレバナスという人物が紹介されているが、まさにレバレッジ投信を積み立てするという誤った投資方法を行った結果がこれであろう。ちなみにこのレバナスはレバレッジファンドであり金融庁が定めている通り、つみたてＮＩＳＡで買うことができない投資信託なので、ドルコスト平均法でインデックスファンドにのみ投資していたつみたて民は難を逃れていたはずである。

レバナス民は高い利用料を払いギャンブルをしている

　今回の株価大暴落で、当然だがレバナスとかいう投機方法で大勢の人間が養分となったことによって、掲示板の方では激しい内ゲバ書き込みが行われているようである。まさに今回の暴落地獄を短い文章でまとめると「レバナスに飛びついだイナゴ一網打尽」である。

　これに対して、一網打尽にすると手数料が入らなくなるという意見もあるが、何を勘違いしているのか？レバナス購入者たちは、年利1%という高い信託報酬を支払っているので、仮に1000万円のレバナスを買ったとして、年間で10万円の信託報酬を払うことになる。楽天レバナスは、0.7%なので7万円である。つまり、レバナス民という者は、高い入場料を払ってギャンブルをするギャンブル依存症なのである。

レバナスは信託報酬が高くリアルタイム取引もできない

　記事の原文を見るとおりこのようにほかのつみたて投資を嘲笑していたレバナス民だがその立場は逆転したようである。「73: 2022/01/22(土) 08:38:13.58 ID:g2/Mogl50レバナス民あんなにイキってたのになぁ、89: 2022/01/22(土) 08:42:36.95 ID:AtZJmelI0>>73あれだけ他スレで暴れてたのにねS&P500もオルカンも死ぬんだっけ？全然下落幅違うけどなw」ちなみにこのレバナス民たちは、今後含み損を抱えて生活するわけだが、この大暴落から新たに投資を始めたレバナス民にも負けることになる。

　その理由は単純で最高値より高く買う者が現れない限り含み損が続くからである。そして、レバナスは投資信託の仕組み上の問題でリアルタイムで取引できないのがデメリットということになる。

　つまりこの積み立てをしてきた時間とお金がすべて無駄になったわけである。また、レバナスは日本で販売されている投資信託でありＥＴＦではないのでリアルタイムで取引をできず、信託報酬は1%という高額なものとなっている。そして証券会社で販売されている投資信託を買うという事は、米国のＥＴＦを直接買っているわけではないし分配金なども出ないので、レバナス民は毎年1%目減りしていく資産を指をくわえながらつみたてするか、あるいはすべて清算する方向にシフトする以外に道はないのだ。

　というように世にもおぞましい投資信託であることが今回の暴落で分かったと言えるだろう。結局「はじめに」のとおりだが、一般的にレバナスと言われている投資信託は、先ほども書いたようにリアルタイムで取引できない売買不可能な宝くじ型レバレッジ投資信託なので「はっきり言うとレバナスはレバレッジギャンブルでFXと同じだからやめた方がいい」だろう。

レバナスの償却と撤退方法

　最後にレバナスの償却方法を説明したい。筆者としては一度に全額償却するよりも、段階的にレバナスを手放していくというのを推奨している。説明は以下の図のとおりである。

　まず筆者が作成した仮のチャート図をみていただきたい。これは実際のチャートではないが、大まかな流れを説明する図である。青線の左側が、暴落前で青線の右側が暴落後の未来予想図である。

　そして、赤が陽線で紫が陰線である。つぎに左側に注目していただきたい。緑が5日移動平均線、紫が25日移動平均線、赤が200日移動平均線である。実際のレバナスにこのような移動平均線が表示されているのかは不明だが、しっかりとこのチャートの流れと移動平均線を見ないと売買のタイミングが全く分からないので、確認していただきたい。