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生成AI時代の組織を考える:仕事を管理するために、人が人を管理する組織の役割はほぼ消滅する

こんにちは。『あの人がいた時は、何か楽しかったね。』と言ってもらえるような存在になりたい、OZ-WARASHIです。

仕事(業務)が円滑に進むように、組織が生まれ、業務はそのほとんどが人間が行うものであるため、その人を適切に動かすために、また人が必要で、その人たちを管理職と呼んで‥。

という連鎖で、きっと組織は生まれたんだと思います。そこには規則や権限が定められ、これに違反すると罰則が加えられる。それだけでも足りなくて、日々人々を管理し監視する管理職という別の人が必要になった。

そこに、上司部下が生まれた。そして、その管理職を更に監督するために
上級の管理職が生まれた。

その後、テクノロジーの進歩によって、かなりな業務が人の手を介さずに実施でき、チェック機能の大半も人が行う以上に、AIが行うなどの環境が整ってきた。

では、組織の役割とは何なのか?上司の役割とは何なのか?その位置づけが揺れています。

そんな中、強烈な人手不足社会、人材供給不足社会が到来しました。

ますます、「組織は一体何のために」「上司は一体何のために」という課題や疑問が満ちてきます。

そんな中、既存の組織を維持して、その下での目標を管理して成果を出すという動きもまた、高まってきています。つまり、人による組織の再興です。

その一方で、個人は(近い将来のビジネスプロセスの大変革:人によらない業務プロセス)によって、自らのキャリアデザインを再構築しようという動きが止まらず、今後もこの流れは一層強くなるでしょう。

この、人が管理する領域がほぼ無くなった状態に到達するまでの時間が、どのくらいかかるのか、ここに早く到達した組織と、まだまだ人による管理を継続する組織と、大きく二分されてしばらく続くのかも知れません。

人による管理には、元々限界やリスクもあり、そこに上司部下の指揮命令系統を加味すると、更にそのリスクは増幅される可能性もあります(組織的不正など)。

一日も早く、人による人の管理が不要な業務プロセスの拡がりが望まれます。


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