三十歳で子宮筋腫になった話~退院後の生活編~
こちらの記事では退院後の生活について書いて行こうと思います。
まず、退院してから2週間後に経過観察で受診します。
そこでどれくらい回復しているのか見ます。
それまでは入浴はシャワーのみ。
運動は散歩とか軽い運動だけ。
性生活は禁止。
なんぼか制限がある中で生活していきます。
さて、退院したといえ病人は病人。
こんな状態で生活をしてます。
【大変だったこと】
・体力がゴミ
→1番ネックなのがこれ。
家事ひとつしただけで寝てしまうほど疲れてしまいます。
余程体力がないんでしょうね。
めっっちゃ寝てます。
昼寝とかめちゃくちゃしているのに、夜の10時くらいには眠くなりますし……1日の半分くらいは寝て過ごしているような気がします。
体力がないと困ることがもう一つ。
書けない。
常に疲れているので、こういうエッセイならまだしも、普通の小説の執筆が完全に止まってます。
あと、腹圧がかかるので長時間椅子に座っていられないのも難点です。
何もできないので某スイカちゃんみたいに「お役に立てないんだよ……」とへこむ毎日です。
・腹圧をかけられない
→「何をするにも腹圧ってかかってたんだなー」と感じる毎日。
起き上がり、立ちあがりは勿論のこと。
座ったり、料理することだって、家事のひとつひとつに腹筋を使います。
ということでできる家事が限られてきます。
洗濯物を干したり、畳んだりとかね。
あと、これ……トイレ掃除きついですわ。
腹圧をかけられないと、トイレも一苦労です。
特に固形物を出す時。
入院中でもそうだったのですが、ふんばれないのがここまで大変だったとは……
ということで重力に身を任せる(?)ので用を足すのにめちゃくちゃ時間がかかるようになりました。
深夜に腹痛で起きて30分座っても固形物出ないとかね。つらっ。
・毎日の散歩
→「1日5000歩」を目標に頑張ってます。
これやらないとマジで腸が動かないんですよ。
あと、落ちた筋力を取り戻すためにも少しずつ動いてます。
頑張れ、私のマッスルメモリー。
さて、散歩と言えば準備しておいてよかったと思ったウェポンが一つ。
杖。
いや、マジでこれ大事。
一度卵巣腫瘍で入院していた友達の付き合いで散歩の付き合いをしたことをがあったんですけど、その時に彼女が杖がないとしんどそうだったんですよね。
それを見ていたので、予め実家から持ってきてました。
私が持っていたのはノルディックウォーキング用の2本杖。
父親がこれのインストラクターなんですよ。
これがあれば歩くのも多少は楽ですし、腕の力も使って歩くので普通のウォーキングより運動量が20%増しになるらしいです。
姿勢も良くなりますしね。
見た目はちょっと目立ちますが、背に腹は代えられぬ、です。
あと、坂道や階段の昇り降り、そして立ち上がりがめちゃくちゃ楽になります。
いやー、子供の時からこの杖を見てきたはずなんですけどね……この効力を実感する日が来るとは。
リハビリに持ってこいでした。
ただ、やはり体力の低下は致命的で、5000歩歩いたあとしばらく使い物にならなくなります……
めっちゃ休み休み歩いているのに……悲しい……
・体重の増加。
→ざっと1~2kgくらい。
幻想を抱いてましたよね……入院したら痩せるとか。
まあ、病院食カロリー高いのに運動してませんからね。
摂取カロリー>消費カロリーの状態なんですよ。
それに加えて固形物の排泄ができない。
そら太るわ。
もうここは割り切るしかなさそうです……腹腔鏡手術の影響でお腹もポンポコリンですしね。
ということで、散歩を頑張る毎日です。
でも、散歩ができない日はどうするのか……私、見つけてしまいました。
「リングフィットアドベンチャー」でなんちゃって強歩ができることにwww
できるのはギミックが少ない序盤のステージか平野のステージですね。
走れないので使えるコースはめちゃくちゃ限られているのですが、なんとかできます。
その代わり、根気が凄くいります……なんせ全然進まないんですから。
けれども、その場で足踏みするだけでも結構な運動量になりますよ。
「カスタム」で「ランニング」を組み合わせてトライしてみてください。
にしても腹腔鏡手術でこれだから、開腹手術だったらどうなっていたのか……
不安は残りますよね。なんせこれで出産時ほぼ帝王切開ですから。
こんなボロボロな状態で子育てするのか……全国の母ちゃんたちに敬礼。
こうやって休養しているうちに治っていくと思っていたのですが、ここで想定外のことが起こります。
次回、退院後に地獄を見た話。
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