突然なのですが、ぬいぐるみ好きですか？笑
私はぬいぐるみが好きすぎて、(ふわふわもちもちしたやつが特にいい)大量のぬいぐるみと寝ています。ベッドの半分ほど占拠されてまして…

それくらいぬいぐるみが好きなのですが、どのぬいぐるみとの出会いにも実はドラマがあって。
多いなと思っても減らす気になれないです。

基本的にぬいぐるみにも魂が宿っていると思っています。ちなみに、処分する時にはちゃんと供養しないといけないらしいですよ。(呪いの人形とかになって帰ってきたら恐ろしいじゃないですか。)

今日はその中でも、オレンジ色のカピバラさんについて。

このカピバラさん、クレーンゲームでとりました。まぁまぁ大きいやつです。

私がまだ小学生だったある日、妹と祖父母でゲームセンターのあるショッピングモールでご飯を食べに行きました。その後ゲームセンターでゲームしてきていいよーと言われ祖父と妹とゲームセンターへ。普段は太鼓の達人とかで遊んでたのですが、妹がカピバラさんが欲しいとなり、クレーンゲームをやることにしました。

そもそも、クレーンゲームは確率機がほとんどなので、攻略法知らないと、確実に取れるという時までアームガバガバになります。一定額までお金を払わないと、その確定で取れる時ってのは来ないんですね。

ただ前の人がいい所で諦めてくれたんでしょうね。2回目にして確定が来るわけですよ。そのおかげで妹はカピバラさんをGETしました。

それを見ると私も欲しいわけです。でもお分かりの通り、もう確定が来てしまったので、次の確定が来るのは随分先。500円分やって取れずに諦めました。

お姉ちゃんとしての意地もあったので、いいよーいらないよみたいなこと言ってその日は帰ったと思います。

その日の夜になって、やっぱりどうしても欲しいわけです。妹がカピバラさんをもふもふしてるのが羨ましくて泣けちゃうわけです。(まだ小学生ですから)

次の日、妹が遊びに行って家にいませんでした。祖母も体操教室に行っていて祖父母宅にいませんでした。あまりにカピバラさんが欲しかった私は祖父に頼みこみます。みんなに内緒でカピバラさん取りに行きたいと。

祖父は優しい人でした。
つれていってくれたんですね。
千円以上かかりました。でも取れるまでやらしてくれました。妹とは色違いのカピバラさん。本当に嬉しかったです。

今そのカピバラさんと一緒に寝ています。
その思い出と一緒に寝ています。

祖父が大好きでした。
もちろん、祖母も大好きでした。
父方の祖父母なのですが、友達と遊びにいくことを差し置いて、祖父母と遊んでいましたね。

お盆になると思い出します。
祖母は高校二年生の時に
祖父は高校三年生の時に。
私にとってははやすぎる別れでした。