ラノベ界の大菩薩峠こと「とあるシリーズ」著者である鎌池先生の怪物的執筆スピードや主人公勢の殺人的スケジュールばかりネタにされるが、メチャクチャ面白くて新しい巨大なドラマでもある。

さてそんなとあるシリーズの新刊、「とある暗部の少女共棲（アイテム）」が発売中である。

とあるシリーズでは星の数ほどの難解名称を持つキャラクターが多数登場するが、俺は中でも麦野沈利が大好きだ。

マスタースパークとか爆裂魔法みたいなロマン砲付きとしてはたまらない、麦野の能力原子崩し『メルトダウナー』はもちろん大好き。

だがそれ以上に麦野沈利に惚れた。
美人だけど救いようもなくドス黒い、救い出そうと思うことすら烏滸がましいと思わせる暗部の女王。危険な美しさにすっかりやられた。

その頃読み漁っていたssで出会った「とある星座の偽善使い」シリーズに脳を焼かれたのは別のお話。

そんな麦野率いる暗部集団「アイテム」が主役の巻となれば買うしかあるめえ！

…

内容は各自読んでもらうとして、
アイテムメンバーの魅力と、構成の面白さ、戦いの熱さ、全てが良かった。
麦野推しとしては、『仲間』想いの側面と、過去がしっかりと語られていたのが最高。
そして多分、最も心を揺さぶられるのはフレンダ推しだと思う。
もうフレ/ンダなんて言えないねえ。

特典のボイスドラマの再生数が、3/24現在で1000にすら達していなかったのが悲しかったので思わず書いてしまった。
みんな読んで！！