おあとがよろしいようで
あるコンテストに応募したところ、なんと受かった。というか表彰された。
最優秀賞だった。ビビった。
一丁前に詳細は伏せるが、実は結構このジャンルでは表彰を受けている。
んで、賞品や賞金を地味にいただいている。ありがてえ。
これで生きていける。ってほどの稼ぎではないけれど、自分の中ではなかなかの生きるモチベーションになっている。これは一種の承認欲求なのだろうか。自分のクリエイティブを認めてもらえるってことがここまで嬉しいとは思わなんだ。
人によって褒められたいポイントは違うだろう。
見た目を褒められたい人、声を褒められたい人、仕事を褒められたい人、様々。
私は「発想」を褒められたい。見た目も悪く体力もない、性格もこれと言っていいわけではないと思う。そんな私のたった一つのよりどころ「発想」。と言っても別に秀でたものではない。そんなこと、自分が一番よくわかっている。今回のも完全なるラッキーパンチだっただろうが。もしくは応募総数2通だったか、どっちか。
でも嬉しかったなあ。表彰の知らせを受けたとき、空がいつもより青く感じたし、次の日の朝のコーヒーがなんだかちょっと甘かった。
こうやって1日ずつを穏やかに生きていくうちに、いつの間にか人生が終わっていくといいなと思う。
ちなみに、賞品が今日家に到着する予定だったので帰宅してから届けてもらうように事前に時間を設定した。予定通り早めに帰宅しわくわくしながら全裸で待機していたのだが、一向に届かない。
風邪ひくぞ、どうする。
と震えながら悩んでいたらメールが。
「不在のお知らせ」
おいほんとかよ!ピンポン絶対鳴ってないのに!絶対届けに来てないって!
ワクワクしすぎてチャイムを聞き逃したのかもしれませんが、何が何やらわからないショックで、私はしばらく服を着ることができずにいた。
明日でもいいけれど、この気持ちを明日まで持ち越すことはできない。わくわくで心臓爆発しそう。ダメ元で連絡してみたところ「了解です!持っていきます!」と5分くらいで持ってきてくれた。
「本当にチャイム鳴らした?ていうかなんでそんなにすぐ来るの?待ってたん?」と言いかけたところをギリギリでこらえ笑顔で受け取りました。ありがとうヤマト。
そんなヤマトとかけまして、zarinamoとときます。
その心はどちらも
ハッソウがすばらしいでしょう。
えへ。
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