人気なものにはたとえ気になっても飛びつけない天邪鬼体質であるがゆえ、「チョコまみれ」及び「チョコだらけ」シリーズは遠目から見てきた。

でもさ……あの子たち、めちゃくちゃ美味しいね（食べたらしい）。

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とは言ってもやはり自ら買ったわけではなく、帰省した際に母が自分が食べるついでにくれたのだった。流れるような動きでこちらに袋を差し出すのはさすがといったところである。

全国発売順としてはカントリーマアムの「まみれ」が先らしい。しかし私はホームパイの「だらけ」を数か月前にやはり実家でいただき、そして今回やっと「まみれ」を食した。その結果、こりゃ流行るはずだわと大きく頷いたのである（もう発売から3年以上経ってるよ）。

どちらも商品名に恥じぬチョコの纏いっぷりで、ホームパイのサクサクやカントリーマアムのしっとりのどちらとも非常にマッチしていた。ちなみに母は「だらけ」のほうが好きなようで、私は甲乙つけがたいながらも僅差で「まみれ」かもしれないと思っている。

そもそもカントリーマアムが好きというのもある。どんどん小さくなっていく姿を見ていくうち、これ以上ショックを受けたくないがために手に取れなくなっているという複雑な心情も絡んできている可能性もなくはない。

しかし、ぶ厚くも柔らかなチョコとしっとり生地の境目が良い意味で曖昧になり、リッチさと背徳感が増している感じがしてすごく好みだったのだ。

サイズはおそらく現在のカントリーマアムよりも小さいと思うのだけど（さすがにそうだよね？）、物足りなさは全くなかった。とは言っても美味しいから1個と言わず何個も食べたいのが正直なところ。実際、勧められるまま残っていた3個のうち2個食べちゃったし（勧めかたもさりげなきことこの上なし）。

ちなみに今回いただいたのは期間限定フレーバーだったのだけど、これは安くなっていたのをたまたま発見したからなのだそう。幸運な偶然の出会いをおすそ分けしてもらい、ハッピーな1日となりましたとさ。