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コーンは中庸なのか否かという話(ではない)


先日、ソフトクリームを食べたのだが(牛乳みが強くて美味しかった)、『今回もだったな』と、心の中で溜息をつくようなことがあった。




それは、

「コーンとカップ、どちらになさいますか?」


と聞かれ、咄嗟にカップを選択してしまうこと。


いや、嘘。咄嗟ではなく、たいていの場合は「えっ」だとか「あっ」などと呟いた後、2~3秒固まり、やや焦りながら「カップで」と言うのである。




どちらも用意しているお店は少なくない。しかし、カップ等の記載が無いお店の場合、コーンが全てだと思ってしまい、味を選び終えた安心感も相まってびっくりすることになるのだ。


ここでおや? と思うかもしれない。コーンが全てなら、迷わずコーンにすれば良いではないか、と。私もそう思う。しかし、しっかり悩んで、結局カップになるのだった。




一応、理由はある。落下する危険性を下げられるとか、台の上に置くことができるとか、カロリーが気になるとか……。しかし、冒頭で溜息をついているように、ちょっと納得がいっていないのも正直なところ。もちろん、心の底からカップにしたいときもあるが、コーンにしようと気合を入れたのに、店員さんからの問いかけ1つで意思を曲げてしまう意志の弱さ(と、ある面での意志の強さ)は何とかならないものだろうか。




ちなみに、コーンがワッフルコーンである場合、かつ、それを目当てで食べに行く場合だと、コーンチャレンジは成功する。理由は単純で、ワッフルコーンが好きだから。あのザクカリ食感と、香ばしさがたまらない。コンビニのワッフルコーンアイスも、定期的に食べたくなってしまうスイーツの1つである。


本当は前半の条件のみで通過したかったが、心の準備を念のため追加しておいた。ワッフルコーンは、コーンよりも貴重で崇高(?)な存在なので、その場のノリで選べる技量は、私にはまだ無いのだ……!




コーン or ワッフルコーン or カップ? と聞かれた日には、5秒くらい考えてしまうかもしれない。いや、待てよ。もしかしたらこのパターンはノーマルコーンチャンスかもしれない。


大方の予想としては、安定のカップとなる。しかし、ワッフルコーンとカップの間をとってノーマルコーンにするという折衷案を取る可能性も開けてきたのだ。いつも心に中庸を、がモットーの私なので(そうなのか?)、これは期待しても良さそうだ。しかし、ノーマルコーンがワッフルコーンとカップのどちらにも偏りのない、中正なものかと言われると……うーむ……



あーだこーだ書いているうちに思いがけず哲学も引っ張り出してきてしまったが、常に使える1番の解決法は『カップも常に想定しておく』である。このことに気づけたので、今後はいつも心にカップを住まわせようと思います。





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