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B'zの35周年記念ライブに行ってきました

noteにも時折書かせてもらってますが、僕はB'zファン歴25年目。
今33歳なので、人生の人生の約3/4をB'zと共に歩んできたことになります。

とはいえ、僕はうすーく長ーくファンをやっているので。
実は、単独ライブに行くのは5年振りでした。
B'zのステージ自体は2021年のテレ朝ドリームフェスティバルで観ているので、彼らの音楽を生で聴くのは約2年振り。
僕は味の素スタジアムの初日、8/19(土)の公演に参加してきました。

今回の「STARS」は、B'zの35周年を記念したライブツアー。
しかもコロナ禍で禁止されていた声出しが解禁されて以降、初のスタジアム公演ということで。
テンションは上がりつつ、心のどこかで「声出せてた時ってどんな感じで盛り上がってたっけ?」という変な感じの不安に襲われたりもしました。笑

当日は15時過ぎに会場IN。
まずは装備固めということで、ツアーグッズ購入へ。
37℃の炎天下、長蛇の列でどうなることかと思いましたが1時間弱でグッズをGET。
朝から昼にかけてグッズを買った人の中には、2時間以上並んだという人もいたようですが。
メモリアルプレート(公演日程・場所とシリアルナンバーが入った記念プレート)以外は売り切れもなく、Tシャツやタオルだけを買う分には夕方で全然問題なかったです。

しかし、好きなアーティストのセンスにとやかく言いたくないのですが今回のグッズは本当ダサい。
2015年の「EPIC NIGHT」、2019年の「Whole Lotta NEW LOVE」のグッズは結構良かったんですけどね。

16時30分には席に到着し、開演時間までゆっくり待機。
席はステージ中央、スタンド最上段側。
正直、クソ遠かったですね。
松本さんはギター持ってたので視認できたんですけど、稲葉さんはマイクしか持ってないから全然わかんなくて…走ってる時だけは分かったんですけどね。
まあ、中央からステージが見えて演出はしっかり見れたことだけは救いかな。

公演はやや押し気味の18時10分頃にスタート。
まあ、入場にも時間がかかるので多少遅れることは折り込み済みですが。
ちなみに、この時間でも結構な数のお客さんが必死に席を探していて驚きました。
君たち、コンサート観に来たんじゃないの?

ここからはネタバレ全開でいきますので、これから「STARS」に参戦する予定でネタバレがイヤな人がいたらブラウザバックを。


まず、ド頭の一曲目。
「LOVE PHANTOM」からスタート

もう一回言います。
一曲目、「LOVE PHANTOM」からスタート
これ、盛り上がらない訳ないですよね?笑

そもそも、この1曲目に入る前の演出が素晴らしくてですね。
オープニング映像が流れるんですが、B'zのこれまでの作品に登場したビジュアルをストーリー仕立てにしたものだったんですよ。
これがね、ファン歴が長い人からするともう興奮しちゃって。笑
アルバムのジャケットに登場したイラストとか、PVに登場した街並みとか、歴代のライブのオープニング映像とか。
それらが、すごく綺麗な一本のムービーにまとまってましたね。

そんな映像を流されて、観客の気持ちを上げて上げての「LOVE PHANTOM」のイントロですよ。サイコー過ぎですよ。
ホールツアーから間が空いて体調もうまく調整出来たのか、稲葉さんの調子も良好。
これまで、20・30周年の1曲目は有名曲(前者は「BAD COMMUNICATION」、後者は「ultra soul」)、15周年・25周年の1曲目は新曲という法則があったんですけども。今回、それを鮮やかな形で崩してきましたね。

ちなみに稲葉さん、相変わらず変な衣装着てましたね。なんか、虹色のスーツみたいな…笑
あんなもん稲葉さんしか着れないだろ。

2曲目は「FIREBALL」
意外に思えたんですが、ライブの2曲目に合ってましたね。
序盤から超絶シャウト&TAKのギターを堪能出来て絶頂。
しかしながら、この辺から「あれ、これPleasureツアーだよな?」と懐疑的になる僕。「FIREBALL」ってPleasureツアーのスタジアム公演では過去1回(しかも発売年の97年)しか歌ってなかったような…

ここで、恒例のオープニングMC。
しかしながら、僕の席からはかなり聞こえづらい。笑
やっぱ、スタジアムの音響問題っていうのはいかんとも解決しがたいもんがありますね。

ようこそのMCから、3曲目は「RUN」
これまで序盤ではあまり披露されることがなかったこの曲ですが、勢いあるので中々良いですね。

4曲目は90年の楽曲をリボーンさせた「星降る夜に騒ごう」
5・6曲目は「恋心」「イチブトゼンブ」を畳み掛けるように披露。
「イチブトゼンブ」は、マンネリ防止か1番をバラードバージョンで披露。
スタジアム公演ではボーカルの声が風向きによって埋まりがちなので、アカペラは歌声が聴きやすかった。稲葉氏の圧倒的な歌唱力が堪能出来て良かったです。

7曲目はPleasureツアーではお馴染み「NATIVE DANCE」
8曲目は「もう一度キスしたかった」。ここで、やや地味に思えた背後の巨大スクリーンから街並みのセットが登場。これ、すごかったですね。ライティングも相まって綺麗でした。

9曲目「Calling」、10曲目「太陽のKomachi Angel」は声出しが解禁されこそ真価を発揮する楽曲。コーレスが楽しかったなあ。

11曲目「LADY NAVIGATION」はライブでの披露自体が10年振り。懐かしい。

映像を挟んでの12曲目「BIG」は、衝撃の選曲。
相当なファンじゃないと知らないですよこれ。
学生時代よく聴いていたので、懐かしかったなー。

13曲目の「JAP THE RIPPER」もライブでは久々の披露。
周囲のヘビーなファンは歓喜してましたが、曲自体を知らない人も多いように感じました。

14曲目の「YES YES YES」については、正直「?」っていう。笑
曲の好き嫌いはともかくとして、Pleasureツアーでやるような曲か?っていうのはあって。
まあ、B'z側としてはどうしてもライブでやりたかったんでしょうけども。
スタンドの観客の反応は微妙だった気がします。アリーナは盛り上がってたのかな?

15曲目、「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
今打っても長い曲名。
久々の披露だった曲ですが、神々しいイントロに合わせたモニターの演出も含めてかなり盛り上がってました。
ここから、少し弛緩していた勢いが戻るリスタート感がありました。

16曲目「ultra soul」は、2番終了後にワンコーラス「BAD COMMUNICATION」を挟むという組曲形式で披露。
そこから17曲目「IT'S SHOWTIME!!」までの盛り上がりと勢いは半端じゃなかった。照明と映像もカッコ良かったですね。

18曲目「君の中で踊りたい」は、実はB'zの2枚目のシングル表題曲。
昔はアレンジが軽いのと歌詞のダサさで若干敬遠してましたが、今聴き直すとメロディがキャッチ―で良いです。

本編ラストは近年の代表曲とも言えるポジションに上り詰めた「兵、走る」。前半の合唱パート含め、会場が一つになっていました。


アンコール待ちの間は絶え間なくウェーブが起こっていて、非常にいい雰囲気でしたね。

再登場した二人は衣装もチェンジ。
稲葉さんは全身真っ白の仙人コーデ。しかし、こちらは中々スタイリッシュでしたね。
TAKはシンプルにツアーT。アンコールは二人ともこれぐらいの衣装で良いと思うんですけども。

アンコール明けはMCから新曲「STARS」
ファンや関わった人が星に見えた、それを曲にしたっていうコンセプトと合唱パートが記念ツアーにマッチ。
観客にスマホライトを掲げさせる演出も美しかった。
ただ、公園開始前に「携帯の電源をお切りください」っていうアナウンス流れてなかったっけ?とは思いましたが。笑

最後はお馴染み「Pleasure 2023 ~人生の快楽~」
これは本当、僕の人生のテーマソングと言っても良いぐらいのお気に入りの曲で。
これを聴く度に、もうちょっと人生頑張ろうって思えるんですよね。

稲葉さんも松本さんも端から端までステージを走っていて、感動しましたね。この二人、足すと120歳超えている訳で。
彼らが第一線で汗流しながら頑張っているのに、まだ30歳そこそこの僕が何かを諦める訳にはいかない。

B'zのふたりの魅力って、必死に努力する姿を押しつけがましくなくファンに見せてくれることだと思っていて。
頑張っている人の姿って、本当人の心を打つんですよね。
二人の姿を見て、また明日からも頑張ろうと思えました。

一方で、久々に参加したPleasureツアーでもっとメジャー曲いっぱい聴きたかったよ!っていう思いもありまして。笑
「ZERO」とか「さまよえる蒼い弾丸」楽しみにしてたのになーとか、みんなで合唱したいなら「YES YES YES」じゃなくて「裸足の女神」で良くない?とかも思っちゃって。笑
セトリに関しては歴が長くて濃いファンであればあるほど満足度が高いものでしたけども、ライト層には優しくないものだったなーと。
僕はファン歴に比してライブの参戦回数が少ないので、もうちょい王道の曲聴きたかったですね。

あと、やっぱ音響は気になりました。
大きな会場ではある程度仕方ない問題ではあるんですけど、過去に行った日産スタジアムの公演と比べても味スタは更に音が悪い気がしました。
やっぱもっと小さい箱で演奏をしっかり聴きたいなー。
ファンクラブ入り直して、ホールツアー応募しようかな…

最後色々愚痴も言いましたけど、基本すごく楽しいライブでした。
ただ、思ったよりライト層には寄せていない内容なので初参戦の方は注意した方が良いかと思います。

ちなみに、ライブ後の飛田給駅への移動は中々大変でした。暑いし進み悪いし…なんだかんだで駅には30分ぐらいで着いたし、電車にはあっさり乗れたんですけどね。
グッズ待機列が覚悟よりかなり早く進んだので、ライブ中で一番辛かったのはここだったかも。笑

またツアーがあったら行きたいと思います。
B'zの二人の年齢を考えても、パワフルなステージが観れるのはあと数年でしょうからね。

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