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キャリアの新たな旅。成功する転職のポイントと戦略~その2~

いつも読んでいただきありがとうございます。
相澤圭です。
この記事は
・キャリアをこれからつけていきたいがどうつけてよいかわからない
・転職初めてで怖い
・新しくチャレンジしたい
方が1歩踏み出す力になればと思い書いています。


経歴

2014年4月 株式会社大和冷機工業に入社
2015年8月 株式会社大和冷機工業を退職し転職
2015年9月~研究開発
2017年 無職 ※アルバイト
2019年 営業事務
2019年 PMO ※個人事業主
2021年 ITのPMO ※個人事業主
2022年 PMO ※個人事業主
2023年 PMO/PL ※個人事業主

前回は1社目について書きましたので本日は2015年9月~研究開発のところの話を書きます。

どこに目を向けるか

1社目を終えて転職だとなりましたが、
・やったことがない
・何から始めていいかわからない
・学歴ない
・経験ない
というないものだらけ。今思えばないから力をつけるチャンスだったと思いますが、当時はそうは思えませんでした。
学生時代がんばって実績になるようなものを作ってきた方はぜひそれを使って頑張っていただければと思います。

出典:ワンピース60巻

私はワンピースのこのシーンを見ると泣いてしまうのですが、ないものばかりだった私にとっては励みになる言葉です。

私の場合、社会人の友人がいたのでたくさんお力をお借りしました。

転職は手段であって目的ではない

転職をするまでの時間は人生を考える良い転換期であると私は思います。
前職がよかった、悪かったなどいろいろあると思いますが、人生の再スタートを切る前に今後どうなっていきたいのかを考えたのがよかったです。
働いていて忙しくしていると考える時間はなかなかとりづらいですから。

今後どうしようかと考えた時、頭の中を紙に書きだしてみて下記のことが出てきました。
・営業はやりたくない
・自分に使える時間が欲しい
・使えるお金が欲しい
・もっと力をつけたい(文句を言われない程度に)
・いい人に恵まれたい(上司や友人、仲間)
・頼られる自分になりたい
・地元には帰りたくない
・親に仕送りしたい
が出てきました。
そうなるためには、、、と考えた時に、今の延長には理想はないと思うようになりました。
とはいえ、今は幸い25歳でまだまだいくらでも変えられると思いましたが、答えはでなかったので最初は社会人経験を積もうと思い、派遣で働くことを決めました。働くと同時に自分を磨く努力もしました。

何をやろうかの前に私にはそもそも選択できる余地がなく、消去法で営業以外、学生時代していた化学の研究職に就きました。

化学の研究職についてみて

未経験で化学の研究職についてみて順調に物事は進みました。3年かけて技術も取得して単価も上げ、時間はほぼほぼ残業なしの状況でした。
仕事とプライベートの両立がしたいと思っていた通りのものが手に入り最高と思ったのですが、28歳になった時にふと将来のことが気になりました。
もし今のまま進んだとして、独り身なら何とかやっていけるけど結婚したら養っていけるだろうか、、、

そんな中、時給2000円の仕事へ行ったときに初めての出張で報連相を怠ってしまったがゆえに、契約打ち切りになってしまったのです。
報連相って本当に大事なんだと学んだいい経験です。

やってしまったものはもうしょうがないのでまた同条件で探していたのですが、派遣会社からの連絡が途絶えてしまい、フリーターになってしまいました。
プライドが高かったため今よりも時給が下がるのは嫌だなと思い、同条件で探しつづけ結局はバイト生活に。

人生で何度か目の大ピンチです。

大事にしたいもの

そんな時に私を支えてくれていたのは、書き出した理想と友人の力です。
将来こうするんだという理想があったからこそ乗り越えることができました。
私の場合は2人いて1人は当時好きだった方で、
・この子と一緒にいたいな
・かっこ悪いのは見せたくない(かっこいい自分でいたい)
・頼られたい
と思っていたので、だったらまずは今よりもよくしたいと支えになりました。今でも会うたびに感謝を伝えるくらい私の中では大きな存在でした。
結果その女の子は静岡の地元で結婚してしまったのはショックでしたが(笑)

もう1人は今でも仲良くしているのですが、ともに苦楽を乗り越えてきています。面談が久々に決まって準備していた時に、黒いリクルートスーツが緑になっていることに気づきました。スーツにカビが生えていたのです。
4年間スーツを着ることもなく放置していたので当然の結果です。買うお金がないので、どうしようと悩んでいた時に友人がスーツ、ワイシャツ、革靴の一式を貸してくれました。

私の人生の師がおっしゃっていたことで私も大事にしているのが「してあげたことはごみ箱へ、してもらったことは鉄の金庫に」という言葉があります。
この言葉が頭をよぎり、持つべきは心から信頼できる友人だなと思い、何があっても彼の力になろうと決めました。
結果また仕事に就くことができ、彼のために新しいスーツをプレゼントしました。今でもあのうれしそうな顔は忘れません。

まとめ

20代の方は自分が思っている以上に今選択できる選択肢が少ない方も多いと思います。その選択肢の中から選ぶしかないのですが、だとしたらその選択の先には何が待っているのでしょうか?
私は確かに失敗を何度もしています。それはそうです。やったことがないのだから。
ただ確実に将来こうなりたいなと思ってそのためにひたむきに努力してきました。
まだまだ、理想からは遠いですが大事にしたいものにも気づくことができ、確実に近づいています。
転職を考えている方は是非一度将来どんな大人になっていたいかを考えてみてはいかがでしょうか?

次回は、事務職に就いたときの話をしますのでお楽しみに。

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