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停滞期を乗り越え、念願のサブ3が達成できた理由 |ZBRCメンバーインタビュー#01

はじめまして。ゼロベースランニングクラブのコーチ、上野あしたかです。

へんなシャツ着てますがコーチです

去年の4月にスタートしたゼロベースランニングクラブですが、11月にはゼロベースランニングラボラトリー(以下ラボ)」というゼロベースランニングの考え方をベースに、ランニングにまつわる様々な仮説検証を行うためのコミュニティを新しく作り、ゼロベースランニングクラブはラボのメンバーのみが入れるランニングクラブという位置付けに変わりました。

現在、全国180名を超えるメンバーと一緒にさまざまな活動をしていますが、クローズドなコミュニティですので、外からはクラブやラボがどういった活動をしているのかわかりづらいのも事実かと思います。

そこで、クラブのメンバーにスポットを当て、メンバーへのインタビューを通してクラブやラボの活動を紹介していく企画をスタートします。

第一回目の今回は、昨年の湘南国際マラソンでサブ3達成、ハーフマラソンやトレイルレースでも好記録を連発するなど、今最もノリに乗ってるメンバーの一人である鈴木さんへのインタビューをお届けします。それではどうぞ!

初マラソンから1年で3時間9分を記録するも、その後停滞

--- 鈴木さんよろしくお願いします。さっそくですが、ランニングをはじめたきっかけから教えてください。

ダイエットと運動不足解消のために始めたのがきっかけですね。今から9年くらい前です。初めてレースに出たのは、2015年3月の横浜マラソンでした。

--- 初マラソンのタイムはどれくらいだったんですか?

ネットで3時間51分でした。これをきっかけにレースに出るようになって、その年の湘南国際マラソンは3時間25分、次の年の横浜マラソンは3時間9分というタイムでした。

--- 初マラソンからたった1年で3時間9分はすごいですね。

でもこの横浜マラソンで燃え尽きちゃたのか、それ以降は調子を崩してしまって、この年の埼玉国際は3時間31分、直後の湘南国際でも3時間35分という結果でした。次の年の埼玉国際と湘南国際でも後半に潰れてサブ3.5も達成できず。それでこのままではダメだなと...。
何かを変えようとネットで情報調べてた時に出会ったのが高岡さんの本、「ゼロベースランニング」だったんです。

停滞期に出会ったゼロベースランニング

--- ストーリーが繋がってきました(笑)「ゼロベースランニング」に出会って何か変わりました?

本に書いてある内容を参考に、フォームや身体の使い方を意識したりしました。ちょうどその頃、もっとしっかり練習に取り組みたいと思って、どこかのランニングクラブに入ろうと思っていたんです。そこで近くでやってる練習会を探してたら、たまたま新横浜公園で開催予定の高岡さんのワークショップを見つけたので参加してみることにしたんです。

--- ワークショップに参加してみてどうでしたか?

この日のワークショップは前半に動き作りのドリル、後半はランニングフォームの撮影会でした。いつもは芝の上で裸足でインターバル走をやったりするんですけど、その日は1月でちょうど雪が降った日だったので、芝生ランもできませんでした。高岡さんもその日はシューズを履いてましたね(笑)

高岡さんといえば裸足のイメージですが、ワークショップはシューズ履いて走ってもOKです

このワークショップで高岡さんに撮影してもらったランニングフォームを見た時に、自分がめちゃくちゃ踵(かかと)着地で走っていたことに気が付いたんですよね。その時の動画ありますよ、ほら。

--- ほんとだ。よく見たら腰も落ちちゃってるから、かなりブレーキがかかる走り方になっちゃってますね。

かかとが地面に突き刺さりそう

案の定、2ヶ月後の板橋Cityマラソンでは25km過ぎで膝が痛くなって大失速...。抜本的に走りを見直したいと思ってた時に、タイミングよく高岡さんからゼロベースランニングクラブ立ち上げの告知があったので、クラブに入ったというのが経緯ですね。

道場に参加するようになって走りが変わった

--- 昨年は湘南国際でサブ3達成、ハーフでもPB更新とそれまでの停滞が嘘みたいに絶好調でしたよね。好調の要因をご自身ではどう分析してますか?

コーチの私より速くなってしまった鈴木さん

クラブに入ってからは、月1回の道場(室内での動き作りプログラム)と週末の練習会にはほぼ毎週参加するようにしました。中でも、道場に行くようになって走り方は変わったと思いますね。走り終わった後のダメージが少なくなりました。シューズのアウトソールの減り方を比べてみても違いはあきらかです。あと、レース直前に道場に参加したのはかなり効果があったと個人的には感じています。直前に道場で動き作りをやることで、レース中にそれらの動きがしっかりと意識できるんです。

道場ではすこし奇抜なこともやります

あと、クラブにはトレイルランナーも多く在籍していて、彼らの影響でトレイルを走るようになったのも大きかったと思います。30kmのショートレースやメンバーが企画したトレイルの走行会に参加して、定期的に負荷の高いトレーニングを積めたのも良かったですね。

--- クラブではメンバーが企画した練習会やイベントが毎週のように開催されています。鈴木さんも積極的にいろいろなイベントに参加されていますよね。

トレイルの走行会の他にも、土曜の早朝にやってる東戸塚グループランにも毎週参加してます。だれかが「やりたい!」って手をあげて、それに賛同したメンバーが集まって、各地でいろんなイベントが開催されてるのもこのクラブの面白いところですよね。僕も6月に神奈川の森林公園でファルトレクのイベントをやろうと企画しています。

--- それはすごく楽しみです。クラブに入る前と、入った後ではランニングの楽しみ方も変わりましたか?

かなり変わりましたね。クラブに入る前は一匹オオカミスタイルでいつも一人で走ってましたから(笑)でもクラブに入ってメンバーのみんなと走るようになってからは、メンバーがやってる練習方法を取り入れてみたり、トレイルランにも挑戦したり、日々いろんな刺激をもらえるので楽しいですね。

東戸塚グループラン名物の階段ダッシュ

右向け右で同じことをやらないのがラボの面白いところ

--- 去年の11月には「ゼロベースランニングラボラトリー」という、仮説検証を通してランニングをアップデートするためのコミュニティができました。ここまでのラボの活動を振り返ってみてどうですか?

ラボのFacebookグループでは、毎朝朝刊という形で高岡さんからランニングをアップデートするためのヒントになりそうな情報がシェアされるんですけど、高岡さんからの情報って割と感覚的なものもあったりするんです。その情報をメンバーがそれぞれに解釈をして、検証して、結果をみんなでシェアする。ランニングクラブってコーチからの指示で全員が同じことに取り組むイメージだったんですが、 ラボやクラブでの高岡さんってあくまでもきっかけをくれるだけで、取捨選択するはメンバーの自由、全員が右向け右で同じことをやらないのが、逆にすごく良いなと思っています。

--- ラボでは、鈴木さんや一部のメンバーが以前から取り組んでいた「鼻呼吸」がメンバーの間で話題になって、ラボに持ち込んでみんなで仮説検証しましたよね。

鼻呼吸の検証は盛り上がりましたね。しかもみんなで仮説検証するので、検証結果が出てくるまでのスピードも早いし、いろんな検証事例が出てくるんですよね。

鈴木さんが読んでいたこの本がきっかけで鼻呼吸の検証が始まりました

--- 走りというのは、例えば年齢によっても変わってくるものだと思います。だからこそ走り方に正解というのはなくて、自分で仮説検証しながら、走りをアップデートしていくことが大事ですよね。

高岡さん自身もランナーなので、自分で検証した情報を共有してくれるので説得力があるんですよね。その情報をヒントにメンバーがそれぞれのやり方や解釈で自分の走りをアップデートしていく場、そのキッカケを与えてもらえる場というのがラボなのかなと。
レースでタイムを縮めるだけだったら、もしかしたら他にもっと良いクラブはあるのかもしれませんが、僕はクラブやラボのこの「余白」がすごく好きなんですよね。

--- 鈴木さんは今年、ウルトラマラソンやミドルレンジのトレイルランニングレースにも挑戦されるとのことで、これからの活躍にも期待しています。ありがとうございました!

ゼロベースランニングラボラトリーでは、一緒に走りをアップデートしてくれるメンバーを募集しています。詳細はこちらをチェックしてください!


インタビュー  :  上野あしたか
編集 : 竹原博之

上野あしたか(上野陽貴)
1993年大阪生まれ。 セントラル接骨院東戸塚店院長、ゼロベースランニングクラブコーチ。
 学生時代に裸足ランニングと出会い身体の動かし方をより深く考えるように。
■ 2019年板橋CITYマラソン 2時間59分59秒
■ 2019年ハセツネ30K 3時間16分13秒

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