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「思考の瞬発力」を伸ばすには

「思考の瞬発力」とは

最近Twitterのタイムライン上に、「頭の良さの瞬発力」や「思考の瞬発力」等のキーワードが流れていたので、思っていることを呟いたら、少し反応があった。

僕の考える「思考の瞬発力」とは、議論のその場においてゼロベースで何かを考えることではなく、「過去に深く考えた内容(=思考の深さ)」を「如何に素早く、かつ、適切な内容を引き出せるか(=引き出しの回転力)」である。(誰かの書籍に書いてあった内容を孫引きしていると思う。)

「思考の瞬発力」を伸ばすには("思考の深さ"の場合)

では、「思考の瞬発力」を伸ばすには、どうすればよいのか?まず、「思考の深さ」と「引き出しの回転力」、どちらを優先的に訓練すべきか?個人的には、「思考の深さ」が重要な要素になると考えている。「引き出しの回転力」も大切だが、そもそも引き出す対象(過去の思考)がなければ意味をなさない。

では、「思考の深さ」はどのように訓練すべきか?ポイントは、①視点の幅広さ、②三手の読み、③読みの速度の3つだと考えている。

ポイント①:視点の幅広さ

まず、①視点の幅広さ、これは、議論の対象となる事象に対して、様々な角度、立場から考えられるか?ということ。
(視点の幅広さを意識する上で、以下のようなExerciseはよくある)

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