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『習慣』のご紹介。

誰にでも習慣はある。

朝起きて、歯を磨く。
だが、人によってそのタイミングは様々だろう。
起床すぐの人もいれば、朝食をとった後で磨く人もいる。両方のタイミングで磨く人もいれば、磨かないという人もいるだろう。

うちには、寝る前、絵本を読む習慣がある。
週末、市の絵本図書館に出向きそれぞれ好みの絵本を選ぶ。
その量は20冊近くにも及び、重量は毎回相当なものだ。
その絵本を無造作に2冊選び、寝る前に読む。
読む当番は、妻。時々、パパそして娘だ。
絵本を選ぶ権利は妻にあり、
気のせいだが。

(きっと、本当に気のせいで、気のせいに決まっているのだが・・・)

基本的に僕が選んだ絵本が読まれることはない。

子どもが、まだ
「パパ、クッサい・・・」
と言わなかった頃。
お気に入りは

「ちびゴリラのちびちび」

という絵本だった。

どれだけ、あなたを愛しているか。
を伝えるのに適した絵本だ。

「パパは、今でも娘と息子が大好きです」

と付け加え、毎回チューをし続けると、、、

息子「チューすんなよっ!!」

娘「・・・どうせ、チューすんでしょ?」

と、父とのスキンシップを(そうでない時も)超警戒する子に育ってくれる。

子どもが、まだ
「パパ、そんなとこにも毛生えてんの?」
と変な動物を見る様に、マジマジとオッサンと言う生き物を観察しなかった頃。
お気に入りは

「たまごのはなし」

という絵本だった。

思っているだけでは伝わらないこと。
好きや、嫌いなんて、人によって(各々の、たまごやマシュマロ)違ってて、いい。
なーんてことを学ぶのに適した絵本だ。

この本が好き、と何度か読み続け、

僕「これ、美味しいよ。食べてみて」
と、おかずの一品を勧めると、

息子「決めつけないで!」

娘「・・・決めつけないでよ」

と、父にNOと言える日本人に育つ。

子どもが、
「えっ、パパも行くの?」
と、一緒に出かけることに、驚きと微かな戸惑いを覚えているように感じる・・・・・・今日、この頃。
お気に入りは、

「それしかないわけないでしょう」

という絵本だ。

大人が提示する選択肢以外にも、選択肢は無数にある。
自分で考え、決めてみたら?
なーんてことを伝えている絵本。

この本いいね、と何度か読み続け、

僕「パン、ごはん?」
と、朝ごはんに何を食べるか尋ねると、

娘&息子「ほかにも、あるでしょ!!!」

と、『北の国から』で、じゅんとほたるの食べるラーメンを取り上げられそうになった、ゴローさんぐらいの勢いでキレてくれる。

・・・・・・いや、それ以外、ないんよ。

そう、思っていると、

妻「じゃあ、アレ作るか」

と、そそくさとビターな板チョコを湯煎し、大麦のグラノーラを混ぜ合わせ、チョコフレークを作る。

あるんかーいっ!!

と、ツッコむ前に、チョコフレークが盛り付けられた皿は二つ。

・・・・・・。

いや、

ないんかあぁぁぁーいっ!!!!

基本的に、朝は『お味噌汁』
コレが僕の習慣。
でも、たまにはチョコフレークを食べても、

それはそれで、
まあ、

・・・いいじゃん。

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