禅月一宏

ストーリーを書いて、誰かを推す人。二児のパパ。子どもが新しいことに挑戦する度、なぜか置…

禅月一宏

ストーリーを書いて、誰かを推す人。二児のパパ。子どもが新しいことに挑戦する度、なぜか置いてかれている気がして、新しいことを始めようとする人。シナリオライター。コピーライター。ゼンさん。もしくは、イッコウちゃんって呼ばれているおじさん。

最近の記事

敏感だし。聞こえているし。違うし。

僕は喫煙者ではないが、禁煙に成功した人は、人一倍タバコの匂いに敏感になるとか。 父は、 「私は、禁煙しないことを一生誓います」 と、男らしい覚悟を高らかに宣言していたが、 基本的な人生の作戦が 「命を大事に!」 な人なので、数年前に、最もニコチン濃度?の低い電子タバコに切り替えた。 電子タバコでも十分、屁臭い匂いがするのだが、 巻きタバコよりは、全然、それ自体の匂いも。匂い移りも気にならない。 でも、一応、電子とはいえ、タバコはタバコ。 匂いはするのだ。 だが、

    • 安いクセして。

      卵が先か。鶏が先か。という話を聞いたことは? あるけど、興味がない?  うん。君(妻)なら、そう言うと思っていたよ。 実は、どうも最近の研究によると、どちらが先かは、すでに判明しているようだ。 だから、何なん? とでも言いたげな顔をしているね。 うん。君が言いたいこともわからないくはない。 要は、起源や始まりが、『どちらから』だったか、わからなくなってしまう事など無数にあるということが、僕は言いたいのだよ。 そして、それは往々にして日常に潜んでいる割に、意識をしな

      • 7/5(火) 著者への直接質問 無料?!

        「多分だけどさ」 と妻の背中に話しかける。 愛に溢れた、どこか疲れたような冷ややかな妻の視線が僕に突き刺さる。 「これ、僕のために書かれた本だと思うんだよね」 ノートパソコンを指し、僕は一人頷く。 「ほら、直接さ、 鼻毛出てるよ。とか、 チャック全開で勇ましいですね、とか言い難いからさ。きっと、気を遣って下さって・・・」 画面を覗き込んだ妻は、咳払いを一つすると、僕の話を強引に遮った。 「あの 神田昌典さんが、 公然と 【友人にして手強いライバル】と認める

        • ここだけの話、

          全てが思うほど、うまくはいかないみたいだ。 だが、おしいことは割と多い。 なーんて思う今日この頃。 「父さんのかたきっ!!」 と、三十数年生きた人生の中で言ったことはないが、 娘が、牛乳をこぼし、息子がそれを拭いた時、 「それ・・・ 父さんのしたぎっ!!」 と、叫んだことはある。 「先にシャワー浴びてこいよ・・・」 なーんてカッコ良く決めたことはないが、 「先にシャワー暴れてるよ」 と、娘に告げられ、暴れるシャワーヘッドを全裸で止めたことはある。 「今日は、い

        敏感だし。聞こえているし。違うし。

          カミナリ

          「これに行きます」と娘が決定事項を口にする。 娘が手にしていたのは、ハウジングセンターの広告だった。 『出張ワンワン動物園・お散歩体験』と書かれている広告を眺め、僕は小さく頷いた。 娘は、動物が好きだ。 眺める分には。 リードがピンっと張るぐらいの距離感を保てる関係性を築けるのなら、将来的に家族としてペットを迎え入れることも可能だろう。 リードが緩む瞬間、主人公のボディブローで身体が「く」の字に曲がる雑魚キャラぐらい、娘の腰は引ける。 「前世、エビ?」と妻がボソリと

          カミナリ

          三木、シュワ、フワ。

          「どう?」 僕は妻に尋ねる。 先に子どもと夕食を食べていた妻は、僕を一瞥した後でそっと箸を置く。 「いくつに見えますか?  猫派?犬派?  に次ぐ ・・・・・・ 三大どうでもいい質問だな」 と、妻は、上半身裸でモストマスキュラーポーズ(ボディービルダーのマッチョポーズと思って頂ければ正解)をするパパへ息を漏らす。 おそらく、ここで妻六級ぐらいの素人なら、そそくさとパジャマを着て大人しく席についてしまうだろう。 残念! んんなぁーんセンスッ!! 妻二段の僕

          三木、シュワ、フワ。

          どうして、2週間も更新をしないのか。

          「さっ、サボったなぁ!!」 と、稲中卓球部の、どこかの回でそんな話があったのを思い出す。 思い描いた理想の自分になるために、努力しなかった自分が目の前に現れ、泣きながら非難する。 そして、『今』にいる自分が、 「現実は、厳しいんだよっ!!」 と『過去』の自分に対して、逆ギレに近い、言い訳をする。 あえて、言おう。 「現実は、厳しいんだよっ!!!」 ・・・・・。 ・・・厳しいのだ。 市内から市内の引越しなど、余裕だと思っていた。 物を整理し、いらない物を捨

          どうして、2週間も更新をしないのか。

          いよいよ・・・思い込み。

          思ってたのと違う。 なーんてことは、しょっちゅうある。 だから、大人になってくると、無意識に期待しすぎない癖なんかが、ついてしまう。 はじめから、思っていたことのスケールを小さくしておければ、改めてその物事に出会った時に、ガッカリというダメージが少なくて済む。 そもそも、だ。 「なんで、パパ、おへそが、おでこにないの?」 (参照:絵本・いいからいいから) と娘の(若干ズレている)理想のパパ像と現実がかけ離れているように、なぜ万物が、自分の理想、『こうあるべき』というも

          いよいよ・・・思い込み。

          ギラギラしながら、ブログを書いてみては どうでしょう?

          コピーライター。シナリオライター。 と、書いてはいるが、それ以外の仕事もしている。 (LPの文章作成・執筆代行・youtubeシナリオ作成などなど。 また仕事に関する投稿や募集は別の記事で。 もし、気になった場合はコメントをいただけると幸い・・・です。 イマ、ギラギラシテマスカラ。ヤルキアルヨ笑) そして、僕には上司=主任がいる。 こんな、ご時世なので、当然、予期せぬ流行り病で欠員が出て、他の人が穴埋めをする。なーんてこともある。 4月に入り、主任はお子さんの体調が優

          ギラギラしながら、ブログを書いてみては どうでしょう?

          スーツのせい?

          始まりがあれば、終わりがある。 スタートしたのだから、ゴールがある。 それが、自分の望んだ形のゴールかは、・・・また別の話だ。 いつの間にか、子どもは成長している。 抱きしめた時の頭の高さや、 抱っこした時の重さもそうだが、 その考え方や、想像力。言葉に驚かさせることが多い。 「ほら、見て」 と娘が、壁に貼られた身長計の前に立つ。 「これ、なんて意味?」 風呂場の前に貼られた身長計には、120cm以上の異性の入浴は禁止と書かれていた。 「じゃあ、もうすぐ、一緒には入れ

          スーツのせい?

          なんで、私が押し入れに。

          それは、土曜日のことだ。 「ママも髪切ったよ。昨日ね」 恐ろしい言葉を息子が口にする。 妻抜きで訪れた実家で、遠慮などあるはずもなく、早々に二本飲んだはずのビールの酔いは、彼方へと消え去り、 冷たい汗が僕の背中を伝う。 二日前。 確かに、娘と息子は髪を切った。 「また、髪切りに行くの」 と、二人は、しっかりと事前報告をし、 見た目にもわかる変化をし、 髪を切った後も、 「髪切ったの!」 と事後報告まで済ませてくれる。 待ってくれ。 ・・・妻も、髪を切った、 だと?

          なんで、私が押し入れに。

          『習慣』のご紹介。

          誰にでも習慣はある。 朝起きて、歯を磨く。 だが、人によってそのタイミングは様々だろう。 起床すぐの人もいれば、朝食をとった後で磨く人もいる。両方のタイミングで磨く人もいれば、磨かないという人もいるだろう。 うちには、寝る前、絵本を読む習慣がある。 週末、市の絵本図書館に出向きそれぞれ好みの絵本を選ぶ。 その量は20冊近くにも及び、重量は毎回相当なものだ。 その絵本を無造作に2冊選び、寝る前に読む。 読む当番は、妻。時々、パパそして娘だ。 絵本を選ぶ権利は妻にあり、 気の

          『習慣』のご紹介。

          さあ、変化の4月。そろそろ笑おう。

          noteを見ていて、目についた #はたらいて笑顔になれた瞬間 という応募タグ。 200%主催者の意図することから、ズレているが書く気が起きたなら、止めることはできない。 4月の職場は、きっと、どこもピリピリしている。 少なくとも、うちの職場はそうだ。 言葉自体は、穏やかなワードが並んでいるけれど、 端々に棘のあるイントネーションが含まれてたりする。 新人さんは緊張しているし、 ベテランは通常業務に加え、移動で抜けた人材のカバーや、引き継ぎ、教育などなど。 何度目かの4

          さあ、変化の4月。そろそろ笑おう。

          ケントが苦手なものは、なんでしょう?

          どうでも良いカミングアウトをされることがしばしばある。 「おれって、たまごキャラじゃん」 と友人に言われたのは、高校生の頃。 100%純粋な気持ちで、 「・・・いや、知らんがな」 と思わせてもらえた、淡い初体験の記憶が懐かしい。 4月は、どうもこの、どうでも良いカミングアウトに出くわす確率が高い。 「私、最初にダメだと思ったら、もう、ずっとダメなのよ」 「・・・いや、知らんがな」 とは、納税の義務を果たす程度の大人にはなったので、直接口に出すことはないが、 「

          ケントが苦手なものは、なんでしょう?

          もし、捨てることに迷うなら。

          イベントがある。 息子の誕生日、それと引っ越しだ。 と言っても、5月だから、一ヶ月も先なのだけれど、 子どもにとっての一ヶ月は、すでにもう「明日」や「すぐ近くにある未来」でしかなく、 過去のことは全て「昨日」もしくは、「赤ちゃんの時」でしかない。 息子は3歳で、(うちの息子なので)未来のことを全て「明日」と言い、 過去の事を全て「昨日」「赤ちゃんの時」と言う。 あまりにも、堂々と、 「昨日さあー」 と、今回の引っ越しを決める要因となった、自宅の天井が水害で落ちた話など

          もし、捨てることに迷うなら。

          4月に『ブログ』。その理由は・・・

          息子が幼稚園に入る。 娘はもう、年長さんだ。 気が付けば、二人とも大きくなった。 毎日触れているのに、 「いつの間に」と、一緒に過ごした大切な時間を意識していないと、 すぐに見落としてしまうモノだから、とても不思議だ。 とても有難いことに、 首が座り、寝返りを打ち、ハイハイをして、歩き、走り、ジャンプし、 風呂上がりには、プロレスラーのように二人でパンツを顔に被り、 ばあばの畑に行ってはキンカン実をもぎ取っては両頬に頬張り、 仕事に行く、じいじを見つけては先回りして

          4月に『ブログ』。その理由は・・・