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■ 善蔵 ㈱イマテック シニア・コンサルタント、アーキテクト 『袖縁』プロジェクトの九州地区担当 https://www.sode-en.net/ 自称:「AI時代の錬金術師」 http://i2.gmobb.jp/kawakami/

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『ZENZO』愛読者さまのコミュニティ・サロンです。 愛読者さま同士の交流の場として、また情報交換の場として、様々な企画と出会いを提供して行きます。

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マガジン

  • 『COVID-19』が教えてくれたこと

    新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は私達に多くの事実を教えてくれました。 ウイルスの本質は『情報』である、と云う事を鑑みるならば、「その意味」を私達はどの様に『理解した』のか。 新型コロナが感染症法上の五類になった今だからこそ、整理して考えてみたいと思います。

  • AI時代の錬金学Ⅲ

    【AI時代の錬金学Ⅲ】 目次 7. 再び『錬金学』とは何か? 8. ポスト資本主義と『Society5.0』 9. 『AI時代の錬金学』実践編  ~「袖縁」プロジェクトの錬金術~ むすびに

  • AI時代の錬金学Ⅱ

    【AI時代の錬金学Ⅱ】 目次 3. 第4次産業革命 4. AI時代の衝撃 5. AI時代に求められる人材 6. メタ認知とメタ思考

  • AI時代の錬金学Ⅰ

    【AI時代の錬金学】 目次 はじめに 1. 『錬金学』とは何か? 2. 資本主義と産業革命 3. 第4次産業革命

  • AI時代の錬金学 Magazine

    AI時代の錬金学 Magazine

最近の記事

(小説)俺が『錬金術師』になった時 第7話【最終回】

岸田さんは、その後独立して社員9名でソフト会社を起業していた。 資金の乏しい俺は、とにかく金をかけずに、創業する事を考えていた。 仕事の依頼はあったので、必要なのは『受注する会社組織』である。 俺は、岸田さんに『会社設立のノウハウ』を教えてもらう事にした。

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150〜
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    • (小説)俺が『錬金術師』になった時 第6話

      仙台出張から帰ってくると、俺は昔の仲間と無性に会いたくなった。 東京での仕事に、『やる気』と『気合』を失っていたのだと想う。。。 事ある毎に、飲み会を重ねる様になっていて、仲間の近況を気にしていた。

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      • (小説)俺が『錬金術師』になった時 第5話

        新しい職場での仕事は、もう8月になっていたが、データベースの移行作業で早速の問題が発生した。 工場から持ってきた磁気テーブに格納した形式では、データを再ロードする事ができないのである。 単純な作業ミスではあったが、復旧には磁気テーブに再度バックアップを取り直して来る必要があった。

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        • (小説)俺が『錬金術師』になった時 第4話

          翌朝起きると、真っ先にする事は、帰りの航空券を確保する事であった。 未だ格安航空券など無い時代である。 会社の購買部を経由して、なるべく安く手に入れる。。。この方法が一般的だったが、フリーランスになった俺には、『購買部』などそもそも無い。 この時代、『航空券をスマホでネット予約』など容易にできる事ではなかった。。。 (※そもそもインターネットが未だ無かった。。。 日本で、インターネットの普及が始まったのは、Windows95 の登場と、ほぼ同期していると考えて良い。。。 俺

        (小説)俺が『錬金術師』になった時 第7話【最終回】

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        • 『COVID-19』が教えてくれたこと
          9本
        • AI時代の錬金学Ⅲ
          4本
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        • AI時代の錬金学Ⅱ
          4本
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          4本
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        • AI時代の錬金学 Magazine
          7本
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        記事

          (小説)俺が『錬金術師』になった時 第3話

          久しぶりの東京である。 去年6月末に退職して以来なので、ほぼ1年ぶりか。。。 羽田空港には、ユーザとSE2名の3名で降り立った。 まずは挨拶という事で、これから本社の虎ノ門ビルに行く事になっていた。 東京に一番詳しいのは、3名の中では俺だったので、ナビゲータになった。 しかし実際には、それ程詳しい訳ではない。。。 取敢えず、東京駅に出れば何とかなるだろう。 まずは、羽田空港で昼食を摂って、それから行こうと言う事で、3人でラーメン店に入った。 しかし、東京のラーメンは『醤油

          (小説)俺が『錬金術師』になった時 第3話

          (小説)俺が『錬金術師』になった時 第2話

          「残業で会社に泊まり込んだ。。。」と書くと、令和の今では、『ブラック企業』の烙印を押されてしまうのかもしれないのだが、前年に東京のメーカを自己都合退職して、両親と同居を始めたばかりの俺には、この上ない、快適な職場だった。。。 何せ、東京では電車通勤に一時間はかかっていたのが、今ではマイカー通勤で、15分程度なのである。駐車場も客先の工場で、無料で確保できていた。 ※品川区の月極駐車場を借りると、俺の杉並区の、日当たり最悪の木造フロ無しアパートよりも高かった。 そうでなけれ

          (小説)俺が『錬金術師』になった時 第2話

          (小説)俺が『錬金術師』になった時 第1話

          その時、俺の作ったプログラムは、3ヶ月先までの在庫推移を、正確に表にしてくれるものであった。 2023年の今にして思えば、EXCELなどの表計算ソフトで簡単にできてしまうものだったが、未だ記憶装置が非常に高価で、ディスクの入出力でロスしてしまう時間が非常に大きい時代であった事が、俺を『錬金術師』にしたのだった。 要は、言うなれば、仮想データベースを簡易に作ったのだった。 このプログラムのお陰で、従来計算に丸1日掛かって、ほぼ業務での実用を諦めていた処理を、俄然、お昼休み

          (小説)俺が『錬金術師』になった時 第1話

          やっと来た!『アフターコロナ時代』

          昨年はオミクロン株の流行拡大等々で、筆者自身が新型コロナに感染してしまい、とても『アフターコロナ時代』とは言えなかったので、とうとう一本も原稿を公開しなかったのですが、5月8日から新型コロナの5類変更方針が発表されて、いよいよ『アフターコロナ時代』の到来を予感させる社会情勢になったので、恐れずに原稿執筆を続けられる状況になりました。 但し、高齢者や基礎疾患をお持ちの方の死亡者数は、増えている様子なので、私自身も含め、該当者は充分に留意して頂きたいと思っています。 昨年はそ

          やっと来た!『アフターコロナ時代』

          いつ来るの?『アフターコロナ時代』

          前回の記事で筆者が『アフターコロナ時代』のキーワードを使用したので、読者の方から『アフターコロナ時代』と『ポストコロナ時代』の違いについて、ご質問を頂きました。 筆者は単に、キーワード検索で抽出した言葉を拾い出しただけだったのですが、『意味』を尋ねられると、改めて「はた」と考え込んでしまいます。。 色々と調べては見たのですが、結局『post~』はラテン語に由来するらしいとだけ理解しただけで、『意味的な違い』まではよく解りませんでした。。 最近では『ポストコロナ時代』の使わ

          いつ来るの?『アフターコロナ時代』

          『アフターコロナ時代』の処世術?

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          『アフターコロナ時代』の処世術?

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          【コメント】脳内を地図化したい:多次元の世界が「知」のあり方を変える

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          専門家やマスコミが陥り易い罠?

          皆さんは、日常、テレビのニュース番組は見ておられるでしょうか? 筆者の世代では、毎日、新聞で世の中の動きを知っておく事が、社会人としての常識とされていましたが、残業が無く、自宅でテレビを見る時間がある時には、テレビのニュース番組を見る事が私の習慣でした。 時代が変わって、新聞も電子版をインターネットで見る様になり、テレビのニュース番組も録画しておけば、いつでも見られる時代になりました。 こんにちでは、YouTubeがメインで、あまりテレビを見ない若者が増えている様子です

          専門家やマスコミが陥り易い罠?

          『デジタル人民元』の野望とは?

          世界中で話題になっていた中国の『デジタル人民元』の実証実験が終了しました。 特段の問題が検出されていなければ、来年早々に運用が開始される事と思います。 日本国内では、中国の意図に恐恐としていて、「デジタル人民元の真の目的は何か?」と云った経済記事が大変多く見られます。 さらには、習近平国家主席が、中国の電子決済サービス最大手「アリペイ」を運営するアント・グループの株式新規上場延期を指示した事で、増々中国の意図に関する憶測が拡がりを見せています。 勿論、中国経済は各国の経済

          『デジタル人民元』の野望とは?

          デジタル人民元とアリババの今後

          今週、私にとって衝撃的だったニュースが2つありました。 前回は、そのひとつめの日本のニュースとして、『慶応義塾大学の個人情報不正流出事件』について書きました。 今回は、ふたつめの中国での出来事です。 これは、『アフターコロナの時代の世界経済の行方』を左右するかもしれない、そんな大事件なのです。 ■中国アントの上場中止、習近平氏が決定 WSJ報道 2020/11/13 6:47 (2020/11/13 7:27更新)日本経済新聞 電子版 さらに、日本経済新聞社は、中国当

          デジタル人民元とアリババの今後

          慶応義塾大学の個人情報不正流出事件について考えた事

          今週、私にとって衝撃的だったニュースが2つありました。 それはアメリカのニュースではなく、日本と、そしてもう一つは、中国での出来事です。 ひとつめの日本のニュースで、私にとって衝撃的だった事件は、慶応義塾大学で起こった個人情報流出事件です。 「不正アクセスによる個人情報流出事件」などは、銀行口座の預金まで盗難されてしまう、昨今のインターネット環境では、特段目新しい事ではないと思われるかもしれません。 私にとっての問題は、それが慶応義塾大学のサーバーで起こった事件である事

          慶応義塾大学の個人情報不正流出事件について考えた事

          『COVID-19』が教えてくれたこと (最終回)

          今回は、いよいよ最終回です! これまで、私たちは『COVID-19との闘いに打ち克つ』事を目指して、ワクチン開発や人体の免疫システム、さらにはウイルスの戦略やそれに対抗する指定感染症制度の問題点等々、様々な話題について考えてきました。 しかし、とどのつまりは、『感染症に打ち克つ』とは第5回で書いた通り、私たち人間が『集団免疫』を獲得する事なのです。 そして第5回の記事では、ワクチンに頼らなくても『集団免疫』は獲得可能である事を示しました。 要は「死亡者、重症者を極力出さない

          『COVID-19』が教えてくれたこと (最終回)