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巌流島の戦いの真相。

京都・阿弥陀寺にある信長公のお墓を訪れたのが2年前。「本能寺の変の学術論文が書けました」とご報告したらお墓がキラキラと黄金に輝いたのですが、それ以来、信長公が守ってくれている感覚があります。そう言えばウチの父は岐阜出身で、家紋も織田家に近い木瓜紋なんですよね~。

「人間50年、化天のうちを比らぶれば~」と『敦盛』にあるように、僕も50歳になりまして。北野武監督の『首』もどうやら間違っているようなので、いよいよ自分で映画の原作となる長編小説を紡ぐ事にしました。

んで、いつもの様に主人公を渓流釣りが趣味の会社員佐々木さんに決めたら、後はキャラが勝手に動き出してくれるので超楽チン♪
洞窟で獣達の集会に紛れ込み、化け狸金長の弟子・羽黒親分と会話を交わした後は、親分の術で洞窟が巌流島へと早変わり。「ほうほう、そう来ますか」と笑ってしまいました。

巌流島が出て来たので物語を一旦止めて、ネットで巌流島の戦いの情報を調べてみます。なるほど元々は二刀流の宮本武蔵と巌流の佐々木小次郎の弟子達が揉めて、島で一対一の決闘をする事になったのね。だけど武蔵の弟子達が島へ渡ったのを目撃した地元の人達が「不利だから行くな」と小次郎を止めた。だけど「約束だから」と小次郎は島へ向かったのか。それだけ情報があれば充分。

過去の映像を探して観る事が出来る僕の特殊能力「Movies」を使って、決闘の様子をバッチリ見せて貰いました。

武蔵が櫂を削ったのは作り話で、普通に木刀持ってます。小次郎が燕返しを繰り出した所を、刀で受けた武蔵が刀身を滑らせて鍔で弾き、態勢が崩れた小次郎のみぞおちを木刀で突いて、くの字になった所を後頭部を刀の柄でぶっ叩いて気絶させて勝負有り!

確かに武蔵強い。元々弟子達の揉め事がエスカレートした勝負だから、武蔵は小次郎の命を取るつもりは無かった。だから気絶させたのですが、武蔵の知らない所で弟子達がコッソリ舟で島を渡っていて、意識が戻った小次郎を殺してしまった。「後で自分が勝ったと吹聴されたら困るから」らしいけど、後々小次郎の弟子達が激怒して武蔵の命を狙うようになります。地元の人達は小次郎に感服して「巌流島」と呼ぶようになりました。

うーむ、武蔵はちゃんと一対一で殺さずに勝ってるし、小次郎を殺した弟子達が悪いよなぁ。武蔵が巌流島の戦いについて言及しなかったのは、生かしたのに小次郎が死んで、後味が悪かったからなんですね。

ちなみにこの「Movies」は未解決事件にも使えるのですが、自分ルールで禁止しています。マジでロクな事が無いのよ。




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