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言霊について思いを馳せてみる 後編

※ワードプレスからの引っ越し記事ですので、時節は合っていないかも知れません。。。

みなさん、こんにちは!

タカミチです。

昨日のブログ「言霊について思いを馳せてみる 前編」にて、人間が現実界に修行に来る理由、、それは「魂を成長させ、言霊力を上げて宇宙に良い影響を与える」ことが目的という旨を書きました。

心(魂)の神格が高ければ高い程、言葉に宿る言霊も強くなります。

そうした人の言葉は、現実界にとても強い作用を引き起こすわけですね。空海や安倍晴明などの大霊能師のように。

そして、その最強の言霊使いは、国魂であられる天皇陛下ということになります。

天皇陛下は宮中祭祀にて、国民の安寧を祈り続けて来られましたが、約2600年も皇統が続くという奇蹟的なことを実現してきた背景には、その言霊力があったからなのかもしれません。

その一方で、一般人がその言霊力を最強にする手段としては、真我に目覚めるという方法があると考えます。

その真我に目覚める方法をいろいろ考えるわけですが、「心(真我)と自我」のキャッチボールを繰り返すことだと感じます。

常に「考えているのは誰か?」という問いを心(魂)に発し続け、「そもそも、自我が考えているわけでは無い」という自覚を促すのです。

自我はあくまでフィルターであり、心本来は真我であると気づかせ、自我フィルターを時間をかけて削っていくイメージです。

両者でカーブやフォークボールなどを交えた、様々なキャッチボールを繰り返す中で、心(魂)を覆うフィルターが剥がれてきて、真我が表れてくるのだと感じます。

インドの聖者、ラマナ=マハルシが「私は誰か?」という問いを重ねて真我に目覚めた仕組みは、こういう事ではないかと思った次第です。

この真我の覚醒を促す自己への問いかけは、人生を安心した豊かなものにするためにも大いに役立ちます。

何か嫌な事があれば「それは本当に嫌なことか?」「嫌だと感じているのは誰か?」と冷静に自己を見つめ、嫌だと感じているのは未熟な自我であって、真我そのものは常に安定しているという自覚を強めるのです。

あらゆる恐怖・不安を創り出しているのは自分自身(自我)だということですね。

「恐怖・不安という実態は無い」と自覚できれば、そこに恐怖・不安はないのです。

では”真我に目覚める”とはどういう状態か?と考えると、心が内在の神様と完全に融合し、現実界において”生き神”を体現した状態だと考えます。

霊界では魂と神が融合することは出来ませんので、この現実界だけで起こる非常に特異な状態です。

”神人”とも表現されますが、「現実界における神の代行者・代弁者」とも言えるかも知れません。

真我に目覚めて神人になる目的は、言うまでもなく「宇宙や人類を助けるため」です。

そして、神人には「なりたい!」と思ってなるようなものでもないでしょう。

そういう人は、気の遠くなるほど長い時間の中で輪廻転生を繰り返し、魂が深い神縁を持つようになり”なるべくしてなった”人だろうと感じます。

その人にとっては、もはや使命だったのです。

ただ、1900年代初頭に活躍したロシアの神秘家・グルジェフは、一般人も霊界に参入する方法をワークとして確立しました。”グルジェフワーク”と呼ばれています。

霊界参入の過程は、真我の覚醒を促すのに強い影響を与えると感じます。

この辺りは、またおいおい機会があれば書きたいと思います。

いつもあなたの心に、太陽が在る事を祈りつつ。。

お読みいただき、ありがとうございます😊

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