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悪い癖を善に変えて行くための鉄則ルール

※ワードプレスからの引っ越し記事です。2023年3月8日公開。

みなさん、こんにちは!
タカミチです。

人は困難に直面した時、その問題を克服するまでの過程で、自分の中の”魔”に翻弄されることになります。

ここでいう”魔”とは、「自分はダメな奴だ」「放棄して遊びたい」「この問題はそもそもアイツが悪い」など、困難の克服を妨げる邪念のことです。

度重なる輪廻転生を繰り返す中で、魂に"性(サガ)"としてこの邪念の癖がついてしまうと言われています。

今生の人生で試されていることのひとつは、この悪いサガを治して多くの困難を克服し、悪縁を昇華することなのでしょう。

今回は己の中の悪いサガを上手く活用し、「人間万事塞翁が馬」の思考を使って困難を克服する方法をご紹介したいと思います。

”魔”に働いてもらって人間的に成長する

”魔”や”邪”というと歓迎されないものの代表だと思いますが、人生においてこれらが無ければ成長できません。

これらは、例え真理を悟って完全に覚醒し、究極の善になっても完全には無くならないものでしょう。

なぜなら、老子が見抜いた万物の法則「二元論(陰陽思想)」において、陽(善)の中にも必ず陰(悪)があるからです。

「光があれば影がある」「男があれば女がある」「美があれば醜がある」など、相反する属性がひとつの事象に二律背反として存在するからこそ万物は成り立つのです。

仮に己の中の悪を全て排除することに成功して善のみになってしまったら、悪を理解することが出来なくなるので悪と衝突し、破滅に向かうでしょう。原理主義を絶対善とし、他を排斥する宗教戦争が良い例です。

この前提の上で”魔”の中にも「人間万事塞翁が馬」の芽が潜んでいることを説明したいと思います。

※ここまで書いて、パソコンの電源が無くなり、さらにスマホの電池もゼロのため、しかたないので何気なく「日月神示」を開きました。

すると、開いたページに以下の内容が書かれてありました。

第二十六巻”黒鉄の巻”、第十七帖
「智の中に悪を取り入れるゆとりの出来んようではマコト成就せんぞ」

「日月神示」とは面白いもので、動かされるように開いた時に、その時に知りたい事の答えがズバリ書かれてあるという事が結構あります。

これは惟神(カンナガラ)による、内在神様のお導きだろうと感じます。

ちなみに、「日月神示」は真理を正しく学ぶための最高の参考書のひとつなので、読まれてみる事をおススメします。

話を戻して、前述のひつくの神様(国常立太神様=地球神)のご助言からも、やはり悪を排除しようと躍起になるのではなく、悪に働いて貰って成長に繋げる心の余裕が大切だと分りました。

悪を断罪し、排除する姿勢は厳しい戒律を生み、人を生かすのではなく殺す方向に進む考え方です。
一部の宗教を見れば明らかですが、それではいつまで経っても成長せず、逆に荒廃する一方でしょう。

まずは、「自分の悪(嫌な部分)も成長には欠かせない要素なんだ」と強く認識して、自信を失わないように努める事が大切だと感じます。

「己の中にこの悪があるからこそ、未来の自分はより大きくなっているんだ」という、悪が転じて未来の善に変わるという”人間万事塞翁が馬”を実現する決意を持ち続けます。

”転んでもただでは起きぬ”の精神とも言えるでしょう。

ここで重要なのは、悪に心が引っ張られるのに対し、最大限争う姿勢は崩さないことです。
悪を抱き参らせるのが目的ですから、悪に抱き参らせられたら元も子もありません。

一挙に悪を克服してしまおうとはせず、ステップアップ方式で悪を小さくし、呑み込んでいくことが重要だと感じます。

例えば、勉強を始めると漫画が読みたくなる悪癖があるなら、「問題をここまで解いたら1巻だけ読んでもいい」という様な自分ルールを作りましょう。

そのルールに慣れてきたら、解く問題を増やしたり、3話だけにするなど、ルールを強化していき悪癖を小さくしていきます。

最終的に悪癖を消滅させる必要はなく、上手く付き合える範囲に留められれば問題ないでしょう。
ストレスなく悪癖と付き合えるようになれば、それは“悪を抱き参らせた”と言っても良いと思います。

この考え方を人生の基礎に置いておくと、悪の芽を大きくさせることなく、いつも精神を安定させやすくなるでしょう。
少しでも、参考になりましたら嬉しいです

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