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思考の癖と体調不良

思考の癖を治すのはなかなか難しい。
ネガティブとかポジティブとかも幼少期から続けてきた思考の癖だと思う。

私は家庭環境もあってか、感情を抑え込む癖がついている。

悲しい・苦しい・辛い・苛立ち、これら全てを出すことは醜いと幼少期に思ってしまった。

その代わり、楽しいとか面白いという感情は誰も傷つけないので、「笑う」という感情にはストッパーを付けなかった。

だからゲラになったのだろう。

けど他の感情を抑え過ぎているあまり、怒りとか悲しみの時にも「笑い」が出ることがある。

そのせいで、よく大人にヘラヘラするなと怒られるし、馬鹿にしてる?と言われることもある。

「笑い」以外の感情の出し方がすこぶる下手くそだ。



この感情を抑え込む癖の何が怖いかと言うと、「苦しい」とかも無視するが故に、自分の限界が分からない。

吐きまくって、下痢しまくって、何も食べれなくなって、笑うことさえできなくなって、電車で無意識に涙が溢れていて、動けないほどの体調不良が来て、やっと限界が来ているのかもと思う。

けど普段から負の感情に向き合わなすぎて、ストレスが何なのかも分からなくなってしまっている。

自分が何にストレスを感じるのかさっぱり分からない。
どこからがストレスになるかも分からない。


だが最近は自分の感情に向き合うようになったので、そこまで落ちこぼれることも無くなったな〜と高を括っていたが、ひらいめぐみさんの「転職ばっかりうまくなる」を読んでまだまだ自分を労われていない事に気がついた。

ひらいめぐみさんは心より身体から先に不調がくる体質みたいで、働きやすい会社だと思っているし辞めたいとは思っていなくても、嘔吐が続いていた。

そこを読んで気がついた。

そういえば前職で働いていた時、よく吐いていたな…と。

朝から妙な気持ち悪さのまま、休むのもめんどくさいので吐き気を必死に抑えながら電車に乗って会社に向かう。

電車の揺れもあってか、駅のトイレで吐いたり、会社のトイレで吐いてから、何事もなかったかのように「おはようございます」と出社する日々を繰り返していた。

それも毎日とかではなく、何週間に1,2回ぐらいだったし、吐いてしまえばこっちのものだったので、大丈夫だろうと余裕をぶっこいていた。

実際、前職はシフトの自由は効くし、残業なんてものはないし、私は1時間に1回ぐらいはトイレに行ってぼーっとしてたぐらいには自由だったしやる事もなかった。

そんな、まあまあ自由な所でストレスを感じる訳ないだろう。
これでストレス感じてたらどこの会社も無理やん。と、いつも通り、吐くのは「低気圧のせい」「夏場やから」と適当な言い訳でやり過ごしていた。

けど今思えば、やることが無さ過ぎるが故の自分の存在意義とか、一緒に働く人とどうも合わない感じとか、オフィスの空気感とか、結局そういう部分で最後は限界が来て辞めた訳だ。

そんなレベルのストレスで吐いていたのかもしれない。

ひらいめぐみさんも、働きやすい会社だった訳だが、結果胃カメラするほどの嘔吐を繰り返していたのならば可能性は無きにしも非ずだろう。

現に、前職を辞めるちょっと前から嘔吐も吐き気もない。

どこでストレスを感じるかも人それぞれだし、そのストレスでどれだけ心や身体に不調をきたすかも人それぞれなのだろう。

なにかちょっとした不調や違和感があっても、どうしても負の感情を抑え込むことに慣れすぎて、そっちの方が楽だし無視してしまう。


1週間ぐらい前から舌が痛い。
小さな口内炎がぷつぷつとできている。

これも何か身体からのサインなのだろうか。

そう思って、ちょっと散歩してみた。
今日は風が強い。

風に煽られて、行きたい場所とは逆方向にものすごいスピードで戻されるカモメたちを嘲笑ってすぐ帰った。

申し訳程度にビタミンのジュースを飲みながらこれを書いている。

年末年始はどうせ就活もできないし、これを機にチェスでも再開しよう。

うるさい脳みそを黙らせるには丁度いい。

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