疲れる休み方・元気になる休み方
新年度が始まって4週間ほど経ちましたね。
平日勤務の人は週末の休みにホッと一息ついている頃でしょうか?
もちろん土日に働いている人もたくさんいると思いますが、今日は休みの日の過ごし方について話をしたいと思います。
楽しいこともストレスがかかる
新社会人の方は特にそうだと思いますが、毎日の仕事はとてもストレスのかかる状態です。そんな毎日がすぎてようやく来た休みの日、みなさんはどのように過ごしていますか?
いろんな過ごし方があると思います。
どんな過ごし方でもいいのですが、ここでとても大切なことがあります。
それは、
心からリラックスすること
仕事じゃなくて遊びに行っているから大丈夫!と思われるかもしれません。ですが、案外遊んでいても心からリラックスできていないことがあるんです。
少し古い文献にはなりますが、ライフイベントのストレス点数というものがあるので、ちょっと上から見ていってください。
いかがでしょうか?
大きいストレスの中に、親しい人との別れがあるのは想像つくと思いますが、結婚や引っ越し、昇進やレクリエーションの増加など一見楽しいように思えることもストレス点数が大きいのです。
つまり、
楽しければストレス解消になるとは限らない
のです。
楽しいことでも負荷が大きすぎると体調に悪影響を及ぼします。
大事なのは、
どれだけ心からリラックスできているか
なのです。
リラックスは20秒でもいい
この本の著者ジム・レーヤーさんは、数々のスポーツ選手のメンタルコーチを経験してきて、試合に勝つ選手には共通する特徴があると書いていました。
それは、
リラックス状態に入るのが上手い
ことです。
オリンピックやプロの試合など、極限のプレッシャーがかかる時、身体はとても大きなストレスにさらされています。いくらプロの選手といえども、そんな極限のストレスに長時間耐えられる人はいないのです。
では、一流選手たちはどうしているのでしょうか?
この極限のストレス状態を感じない瞬間、つまりリラックス状態をこまめに取れるのだそうです。
たとえばテニス選手は長ければ3時間にも及ぶ試合も、隙間時間があります。プレーとプレーの間の20秒やコートチェンジの90秒。
このたった数十秒の時間にどれだけ深いリラックス状態でいられるか
が、鍵になっていたのです。
つまり、集中とリラックスを上手に切り替えることが大切なのです。
休みの日は普段通りに過ごそう
さて、話を休みの日の過ごし方に戻します。
プロの選手のように数十秒単位で集中とリラックスを繰り返す必要はありませんが、休みの日にどれだけリラックスでいられるかは同じです。
もちろん楽しいことをしてはいけないわけではありませんが、仕事モードをオフにしてのんびりする時間も大切にしてください。
新社会人のみなさまは新しく知り合った同期とより仲を深めるために
一緒の時間を過ごすこともあるかもしれません。
ですが、まだ関係性が浅い状態では気を遣うことも多く、リラックスしきれないことも多いです。
可能であれば、できるだけ自分らしくいられる時間の過ごし方をしてみて下さい。
よく会っている友達とご飯に行ったり、普段一緒にいる家族や恋人との時間を作ったり、安心できる人と過ごすのがオススメです。
運動や遊びに関しても同じです。
気晴らしに滅多にいかない場所に遊びに行くよりも、普段の生活と大きく変わらないことをする方がリラックス状態になれるのです。
スポーツ選手が試合の前に、いつも聞いている好きな音楽を聴くのも、普段と同じことだと安心しやすいからなのです。
皆さんも、疲れた時は普段と同じような一日を過ごしてみて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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