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【社員インタビュー】Chief Token Economics Officer中田翔平

こんにちは!0x Consulting Group広報担当、林です。

今回は、0xC主要メンバーを紹介するコーナーです🎉
社名変更に伴い、Web3事業開発のコンサルティングを加速するための新メンバーとして、新井貴雄と中田翔平の参画も発表されました。

今回は、弊社Chief Token Economics Officer(CTEO)として活躍している中田にインタビューをしていきます🎤

中田は、Digital Sword Inc. のCEOで、DeFiとGameFiのトークンエコノミクスのシミュレーターを作成し、投資によって約3億円の利益を出した実績をもとにトークンエコノミクスアドバイザーとして活躍中!主なプロジェクトとして「NOT A HOTEL」「DM2C Studio」など多くのプロジェクトにも携わってきました。まさに日本でトークンエコノミクスを語らせると右に出るものはいないのではないか、というメンバーの一人です。

今回は、そんな中田の素顔に迫りたいと思います。

―今日はよろしくお願いします!あらためてになりますが、中田さんの経歴から教えてもらえますか?

よろしくお願いします!
たしかに、この業界に入る人って外から見るとどういう経緯か気になりますよね。

私は、新卒でソフトウェア開発会社に入社し、エンジニアとして鉄道改札機や人員管理システムの設計開発をしていました。
その後、フリーになり電気自動車の車載器のソフトウェアを開発していましたね。

―今までいろんな設計・開発をしてきたんですね。ちなみに、Web3との出会いはどんなきっかけだったんですか?

Web3へのきっかけは、2018年ですね。国産のブロックチェーンゲームであるクリプトスペルズにハマりまして。ゲーム内でレアカードを採掘しながら報酬を得ることもできたのですが、その辺りも自分で開発しながら、シルバーカードの取引所も作成したりしていました。

その時の体験だったり、NFTを絡めた経済圏のおもしろさに強く興味を惹かれて…その後、オンチェーンを活用したOTC取引開発案件に携わらせていただきました。
その中でチームメンバーに色々と教えてもらい、DeFiを中心としたトークンエコノミクスの仕組みの基礎を学びました。

そして2021年、それまで得た知見と技術をもとに、複数のDeFiやGameFiプロジェクトのトークンエコノミクスを解析し、シミュレーターを作成したんです。
結果的には、吐き出した数値のとおりに投資実行していくことで、約3億円の利益を出すことができました。

その後、これまでの活動で得た知見をベースに、トークンエコノミクスアドバイザーとしての活動を開始しました。
「Akiverse」を始めとし、「DM2C Studio」「NOT A HOTEL」「Palmu」など、GameFiに限らず幅広い分野でトークンエコノミクスアドバイザーとして活動しています。

―とんでもない利益ですね・・・(驚)ちなみに、0xCのメンバーとはどういう関わりだったんですか?

とあるイベントに参加した際に、AxieのプロプレイヤーYUUさんから新谷さん(Token Economics Director)を紹介してもらったのが最初の接点ですね。

その後、私がスピーカーをしていたAMAを細金さん(Founder)と新谷さんに聞いていただきお声がけをもらったのが0xCとの出会いです。
それからはしばらく、同業者として交流を持つようになりましたね。

―それから0xCにジョインされるわけですが、どんなきっかけがあったんですか?

外から見ていた立場でしたので、0xCという組織の中身が、あまり見えていなかったんですよ。

ただ、組織としての能力値が不明な中で、スクウェア・エニックスさんの「SYMBIOGENESIS」のような大きなインパクトのある案件にコミットしているのを見ていました。本当に凄いなと、素直に思いつつも、、不思議な気持ちでしたね(笑)

でも、ある案件で川口さん(Marketing Director)と一緒になった時に、その理由が分かった気がしました。本当に少し話しただけでも凄まじいプロ意識を感じたんですよ。

それまで細金さんと新谷さんしか知らなかったのですが、0xCの組織全体に興味が湧いてくるようになりました。

そんなときに、トークンエコノミクスアドバイザーを始めたときから交流があったATさん(Chief Business Development Officer)がジョインしたというのを聞いて、これは面白そうだと思い…(笑)

個人で活動するより、このチームで活動した方が、社会に大きな価値を出せそうだと考えてジョインしましたね。

―そんな流れがあったとは(笑)その後、実際に0xCに入ってみての印象はどうですか?

心理的安全性が高い組織ですね。本当に自分の意見をストレートに表現できるし、さらに色々な方面で優秀なメンバーが多い。

その一方でベースの仕組みで整っていない部分がありました。ベンチャーあるあるですよね。ここの改善が今進んでいるので、これからもっとメンバーが価値を出しやすい組織になっていくように思います。
情報共有や教育の仕組みも絶賛ブラッシュアップ中で、これから一気に伸びていく勢いを感じますね。

今はトークンエコノミクスの責任者と、社内ツールやデータ蓄積の仕組み作りをやっています。
これまでチームに不足していたところを補うことで、0xCメンバーの価値をより一層引き出せると思っています。

―メンバー同士の情報共有や連携といったところの課題は私も感じています。

そうですよね、急成長してきた会社にありがちではあると思いますが、ツールを含めた環境の整備が追いついていない。

でも、これだけ急拡大してきたにも関わらず、チーム全体が一丸となって同じ方向を向いていることが出来ているので、この課題の解決はそれほど困難ではないと思います。
0xCがさらに大きくなっていくには避けては通れないところですね。

―LGGから社名も変わり、0xCも転換点を迎えた時期にジョインしたというところで、ここでどんなことを実現していきたいですか?

本当に外から見ていて、0xCは日本を代表するWeb3コンサルになると思ったからジョインしました。

そして、Web3を正しく世の中に実装していくことで、必ず世界は良くなると考えていて、これらの社会実装により、一人一人の生き方や働き方が変わっていくことで実現できることは、0xCのミッションにもリンクしていると感じています。

0xCのミッション

―最後に、個人としての抱負を聞かせてください!

今ある私の知見のベースは、エンジニア時代にクリプトの先輩にご教示いただいたものや、100を超えるDeFiやGameFiに触れたことで培われたものです。
この知見を、日本を始めとした多くのWeb3にコミットするチームに共有したいと思っています。また、環境整備など、0xCの組織全体のバリューを伸ばす行動を常にとっていきたいと考えています。


中田さん、ありがとうございました!

現在のWeb3業界において、トークンエコノミクスの企画・設計を行い、実際に実装した先に、その結果を見たことのある経験者の数もまだまだ非常に少ないのが現状です。

0xCだけではなく、業界の推進に対しても課題を感じている中田だからこそ、市場の活性化のためにできることも視野に入れて、先駆者的な動きを考えているのだと感じています。

また、そんな中田が0xCに参画したことにより、私たちの環境も今までよりも、より一層強固な基盤が整いました。

今後の市場においては、日本を代表するプロジェクトやサービスの世界展開が増えてきます。そんな中で、世界を目指す体制が整うと同時に、気持ちが引き締まる毎日です。

引き続き、挑戦のレポートをさせていただきますので、ぜひお楽しみに!

また、note / X投稿にて、社内外の取り組みについてもレポートしていきますので、併せてご覧いただければ嬉しいです。

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