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会社の価値

〝何のためにか〟よりもむしろ、
〝どのようにか〟という行動にこそ、会社の価値はある。
 
〝何のためにか〟は、美辞麗句のように聞こえるかもしれない。
しかし目的とは、そもそも美辞麗句である。

その美辞麗句をどのように実行し実現するのかにこそ、
 会社の価値があり、真の価値(真価)といえる。
 
理想を理想で終わらせない、理想を現実化する行動力が、
 その会社にしかない真の価値。

その新しい会社の価値をどのように評価するのかという評価方法が、
 次の課題になる。
 
目標に対する評価では、
 〝何をしたか〟という売上高/利益/キャッシュフローなどの
 客観的な情報を評価する。

対して目的に対する評価は、
 〝どのような行動をしてきたか〟という主体性などの
 主観的な情報を評価することになる。
 
このように、何に対して評価するかが変わると、
 評価するモノサシを取り替える必要がある。

評価する対象が変わるのに、
 同じモノサシを使って測ることには無理がある。
 
今までは、自社を評価するときは、
 他社も使っているどこにでもある標準的なモノサシでもって、
 客観的に相対評価してきた。

しかしこれからは、自社専用のモノサシ(非売品)をつくって、
 そのモノサシを使った主観的な絶対評価が必要になってくる。

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