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徒然もの草 〜その11〜

ここの所、北海道の中でも格段に雪の少ない地方である我が街で大雪の降り続く日々が続いているが、皆様はいかがお過ごしであろうか。
能登半島地震から早2週間が経つが、状況があからさまになってきて各メディアで報じられているように、地域限定とはいえ被害甚大であった事が痛々しくてならない。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げる。

我が家ではねこ達がのんびりと過ごし、平和な日々であるが、ちょっと暖房設備の不調が気掛かりである。エコジョーズというシステムがついた給湯暖房器を使っているのだが、最大のメリットである暖房で燃焼しながら発電して売電する機能が壊れてしまったのだ。
暖房機能には問題ないとはいえ、売電できないとなると、電気代の請求書が怖い。
良いよなーねこは。何にも考えずにぬくぬくとおとうしゃんの敷いてくれた毛布(しかも床暖の上)でコロコロしてる。実に平和だ。

その壊れた暖房機器だが、都市ガスを燃料とするものである。導入したのは昨年の春だ。
それまでは灯油式給湯暖房器を使っていた。
ところがだ。かつての灯油式給湯暖房器はその前の年の秋に壊れている。すぐにでも新しい機器に買い換えたかったのだが、当時は半導体不足によって家電機器などの納期が遅れるなどの要因で我が家もその影響を受けることとなった。そしてやっとの思いで入手したのが冬を越して春だったということなのだ。

その半導体市場であるが、ここのところ状況が改善し、今年の4月〜6月には需要が好転するという。まだまだ白物家電の購入など考えている我が家にとってありがたい報である。

需要好転の中身は、生成AI(人工知能)向けデータセンターや電気自動車(EV)向け半導体などの牽引により、半導体大手が増産に向かうということにあるという。
半導体市場は3〜4年のサイクルで周期的に好不況を繰り返す(シリコンサイクル)というのだが、その好転により世界景気全体の底上げにも繋がるそうだ。
確かに、日本の株式においても米半導体市場の数値次第で値嵩株などが大きく左右されるのは、毎日拝見している。
今拝見している記事が締めくくるところによると、産業のコメである半導体は世界景気の先行指標となり、需給の改善が幅広い企業にも波及するとのこと。
ただし、世界経済の歯車が狂えば一転して需給が緩み供給過剰になる可能性もあると示唆している。

ああ、確かに暖房機器を買い替えた際に当時はウォシュレットも買い換えたのだが、納期は確かに遅く、「暖房機器だけじゃなく、ウォシュレットも半導体の影響下にあるのー?!」と驚いたものだ。
身近にあるものは意外なところで何かしらの経済に関わっていることを改めて実感するに至る。

さて、ここまでで今回のところは筆を置こうと思う。
久しぶりに書き終えた後は紫煙でも燻らせながらしばしの休息をとろう。


それでは、またの機会に!


__________ 続く。To be continued next story.



お借りした記事は下記の日経新聞の記事である。皆様におかれましては是非ご一読されたい。



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