【エッセイ】お台場に行こうと考える昼下がり。

「お台場夏のイベント。お台場冒険王がスタートしました!」
昼前のニュースでそう言っていた。

お台場かぁ。
また行きたいなと考えた。
というか東京自体、あまり行けてなかったと思う。
今年こそは、用事じゃなく遊びで行く。
覚悟を決めた。

私は、コロナ前まで年1回、1人でお台場に行っていた。
なぜ、1人だったのか?
正解は、簡単。
恋人はもちろんのこと、友達もいなかったからだ。
ハハハ。
笑うなら笑ってくれ。

コロナ禍になってあまりお台場に行けなかった。
行くにしても、今年はリベンジも兼ねている。

それはそうと、お台場で私が必ずやることがある。

お台場の写真を撮りまくること。
某テレビ局のイベントに参加する。
そして、お台場海浜公園でとある曲を聴くのだ。

これらが、私のお台場ルーティンだ。
ソロ活ならではの、楽しみ方だ。

その中で、一番の楽しみがある。
それが、先述したお台場海浜公園でとある曲を聴くこと。
私にとってこれがお台場に行くメインイベントと言っても過言ではない。

夕方近くの時間。
ベンチに座るなり、どっかに寄りかかるなり何も考えずにボーっとする。
その中で、この曲を聞くとなんかジーンとくるのだ。
私の過去の写真小説でもこのシーンを描いた。
つまり、実体験を再構成した。
その小説は、下のリンクから小説に飛べる。


その曲というのが、乃木坂46の『ひと夏の長さより』という曲だ。
この曲は、2017年のリリース。
(今回は、きちんと調べた。)

ただ、これは「逃げ水」というシングル曲の中の1曲。
つまり、表題曲ではなくカップリング曲なのだ。
まずは、聞いてみてほしい。

この曲と初めて会ったのが、2017年の『お台場みんなの夢大陸2017』に行った時のコト。
乃木坂46のファンになる前の話だ。

どこもかしこもこの曲が流れていた。
開幕特番でも歌っていたのを覚えていた。
サブリミナル的に頭に刷り込まれていたのだろう。
普通なら何度も聞くと飽きてしまったりするが、それがなかった。
むしろいい曲だと感じたのだ。

それから年が明け、2018年に私は、乃木坂46のファンになった。
(もしかしたら、乃木坂46のファンになる兆候はあったのかもしれないが。)
すると、この曲の存在を思い出した。
歌詞を聞けば、またいいのだ。
この曲のトリコになった。

それからというもの。
お台場に来たら、この曲を聞かないと。
そうなったのだ。

とはいえ、今年の夏はお台場に行く。
どんなプランで行くか。
考えれば考えるほど楽しみだ。








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