レインボージンジャー

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レインボージンジャー

みなさんどうも!レインボージンジャー中の人です! 好きなことから、妄想、エッセイ、小説色々書いてます! 麻雀/写真/地元/アニメ/推し/音楽etc. ・INFP 目標 多趣味なポートフォリオワーカー

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  • 【小説・フィクション】スズメの巣

    Mリーグを参考に作るフィクション作品! 主人公は、プロ雀士ではなくチームスタッフ。 人間模様も描いた作品です! 不定期更新。

  • 健康麻雀・麻雀関連マガジン

    執筆した麻雀関連の記事をまとめています。 麻雀の考え方から出来たらいいなの妄想まで。 お気軽にご覧ください。

  • そーだパフェになろう。~ポートフォリオワーカー目指す日記~

    私の、ポートフォリオワーカーを目指す中での色々をつづっています。

  • 【フィクション】常連ぶらない蓮菜さん

    フィクションです。 この物語のテーマは、「常連」。 自分なりの、常連哲学を持つ高校生ギャルの蓮菜さんとイヤな常連の哲学。 喫茶店の楽しみ方を語らう。 ちょっとだけコメディです。

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スズメの巣 第1話

あらすじ 今回は、Mリーグをモチーフとした小説に挑戦します。 主人公はプロではなく、チームスタッフ。 下手な文章でありますが、お手柔らかにお願いします。 巨大エンタメ企業「JOYグランドスラム」に勤務する橋口 海。 たたき上げとエリートの両方を備え持つ橋口は、ある日社長より呼び出しが。 任されたのは団体麻雀リーグ「リーグ・ザ・スクエア」のプロ麻雀チームの運営! それも、チームのGM(ゼネラルマネージャー)を任せられることに! 麻雀ド素人の橋口は、麻雀猛者の鳳、同期でプロ雀

    • スズメの巣 第19話

      第19話 若葉マークをもって謙虚に行きましょ 布崎が控室に戻る。 「ごめんなぁ。」 「まだ、始まったばかりですし。」 「そうですよ。2着じゃないですか。」 橋口と金洗が、言葉を紡ぐ。 一方、乃木坂アイロンマレッツの控室は盛り上がっていた。 「お帰りなさい!金村さん!!」 高屋が出迎える。 「もっと取りたかったけどね。」 「スタートダッシュには申し分ないです!」 「藤坂さんどうでした?」 GM補佐の梅田が問いかける。 「文句ないです!この調子でいきましょう。」 「はい。」

      • スズメの巣 第18話

        第18話 戦の前のほら貝はなかなか鳴らないです。 出場がなかったチームは、会場に残って観戦するか解散した。 開会式から3日。 チームの初戦まで、全然気が気でなかった。 開幕戦は、横浜シティドラゴが金沢・新田で2連勝。 反面。 昨年優勝の六本木桜花隊が2連続ラスとなっている。 2日目は初のトライアングルルールが発動され大荒れだった。 ホビーウォーリアーズとパールズが1トップずつ。 特にパールズ新加入、宝田がいきなり7万点トップを獲得した。 インタビューを受けた宝田は「攻撃

        • スズメの巣 第17話

          第17話 校長の話が長いってなかなか言えません。 8時半。 橋口は、優雅に朝食を食べていた。 お台場のホテルで自腹で前乗りし、ビュッフェをたしなんでいた。 あの決起集会の後、予約していたホテルへ向かった。 あの不運な橋口が、お台場のホテル宿泊券を年末の商業施設の福引で引き当てていたのだ。 その宿泊券の期限が9月末であったこと。 そして、リーグ・ザ・スクエアのアリーナがお台場にあったから。 ちょうどいい機会だと思い宿泊を決めた。 いつもより大きめのバックは、台場駅のコインロ

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        スズメの巣 第1話

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        • 【フィクション】常連ぶらない蓮菜さん
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        記事

          スズメの巣 第16話

          第16話 腹が減っては戦はできぬは当たり前です。 焼き肉店で肉と米にがっつく女子がいる。 橋口と金洗だ。 「チームミーティングも終わったし、あと少しで開幕だよ。長かった~。」 「まぁね。とりあえずは一安心ね。」 「そういえば、愛田さん今日残業するって言ってたよね。」 「確かに何してんだろ。まぁ。明日聞けばいいかな?」 「そうだねぇ。まずは肉を取ろう!すみませーん!」 この女子会は22時過ぎまで続いた。 翌日。 橋口がオフィスに出勤すると、まだだれも来ていない。ただ一人だっ

          スズメの巣 第16話

          【創作大賞について】私が小説「スズメの巣」を創作大賞から辞退したワケ。

          私は、意気揚々と小説「スズメの巣」を創作大賞に応募しました。 けれども、応募を取りやめました。 ただ、公開は続けるつもりです。 見て頂けると嬉しいです! 今回そうなった理由を、ちょっと綴らせてください。 長い作品だからこそ、焦ってしまった この「スズメの巣」という小説は、全40話で構成しています。 現在第15話まで、更新しています。 (2024年4月30日現在) その公開作業を進めていく中で、早く見てほしい!という承認欲求や焦りが出てきてしまいました。 それで、モヤ

          【創作大賞について】私が小説「スズメの巣」を創作大賞から辞退したワケ。

          スズメの巣 第15話

          第15話 みんな集まれー 神田の路地裏。 少しディープなスポットにある雑居ビル。 その3階の雀荘に愛田はいた。 なぜか、3者面談になっていた。 「この子は、本当にいい子でね~。」 「そうですか・・・。」 「社長ちょっと・・・。」 困惑している女性こそ、沖村凛である。 彼女が勤務しているチェーン店で、話したいといわれ訪ねた。 「どうも、愛田と申しますが。沖村さんはご在席でしょうか?」 「沖村さんですね。少々お待ちください。」 男性の店員が、応対して下さった。 そこから待つ

          スズメの巣 第15話

          スズメの巣 第14話

          第14話 うちはうちでよそもよそで 怒涛の出来事が過ぎた。 激震の翌日10時30分ごろ。 橋口は、JOYグランドスラムの運営する個室カフェにいた。 パソコンで資料とかを確認してる中で、ふすまが開いた。 「失礼します。お連れ様でございます。」 「あぁ。ありがとうございます。」 すると、あの美少女がやってきた。 「あの・・・お久しぶりです。」 「お久しぶりです。じゃあこちらに。」 「失礼します。」 橋口は、心中でこう思った。 「やっぱかわいい。」と。 「飲み物はどうなさい

          スズメの巣 第14話

          スズメの巣 第13話

          第13話 ビックリって突然やってきます 交渉から休日をはさみ4日後の10時前。 「おっはよーございます!!」 金洗は、夏なのにテンションがとてつもなく高い。 「さくちゃん。おはよう。」 「あれ、うーみんだけ?」 「いいや。愛田さんは来てるよ。私の1時間ぐらい前に。」 「えっ!?早くない?」 「暑いからって早く来てるんだって。」 「へぇぇ。すごいね。私早起きできないからなぁ。」 「激しく同意。」 「そういえば、愛田さんは?」 「沖村さんから連絡があって、今日程を調整してるらし

          スズメの巣 第13話

          スズメの巣 第12話

          第12話 あなたが欲しいんです。 暑い夏が続く中で、会社に出勤するのも一苦労だった。 冷たい麦茶のペットボトルを1リットル。 コンビニで買った。 暑さでぐだっとしながら、橋口はオフィスに入った。 「おはよーございまーす。」 「おう。おはようさん。」 「愛田さん、早いですね。」 「資料を作り直してたんだ。あと、熱くなるって予報に出てたからな。早めに来たんだ。」 「なるほど。」 感心しながら、自分の席に着いた。 「そういえば、太平さんっていつ交渉する予定だ?」 愛田が問いか

          スズメの巣 第12話

          スズメの巣 第11話

          第11話 ダイヤモンドは磨かないと 「最終指名のお時間です。この選択で来シーズンのチームが出そろう形ですね。」 「そうです!どうなるんですかね!」 「さあそれでは、全チーム揃いました。発表に移ります。」 「はじめに、海王ゴールドバンディッツ。4巡目希望・・・。」 「戸部 新菜 プロ競技麻雀協会」 「元選手か。」 「この人は注意すべきだな。」 「続きまして、大阪ラフミカエルズ。4巡目希望・・・。」 「岡田 瑞音 全日本麻雀連盟。」 「家族共演か。」 「もしかして・・・。」

          スズメの巣 第11話

          スズメの巣 第10話

          第10話 いざ参らん。 夜景がきれいに見えるようになってきたが、橋口たちはそれには気づかないほど集中していた。 土井が話し出す。 「それでは、後半戦。第3巡指名に移ります。選手氏名と団体名を記入してください。」 「取れるのかなぁ・・・。」 「大丈夫だよ!うーみん!」 「そうだよね!ありがとう。」 北条が話し出す。 「それでは、お名前出そろいました。指名選手発表に移ります。」 「最初に、海王ゴールドバンディッツ 3巡目希望・・・。」 「榊 愛斗 全日本麻雀連盟。」

          スズメの巣 第10話

          スズメの巣 第9話

          第9話 絶望の先にある2ミリの希望 ペンを執った橋口は、名前を書き終えた。 「もうお書きの方もいらっしゃいますが、パールズとダイヤモンズ以外は2巡目指名をお願いします。」 「どうしましょう。3巡目以降怪しいです。」 「まぁ。なんとかなるだろ。まずは、2巡目だ。」 「そうですね。」 橋口が不安になる中、土井が話し始めた。 「さぁ選手出そろいました。では、2巡目指名です。」 「海王ゴールドバンディッツ 2巡目指名・・・。」 「安面 龍(やすも りゅう) 雀士協会」 「

          スズメの巣 第9話

          スズメの巣 第8話

          第8話 取るか取られるか 7月16日。 とある一流ホテルの宴会場の前で橋口は緊張していた。 「これはデジャヴか?」 鳳が思わず突っ込んだ。 「仕方ないでしょう!生配信もあるんですから。」 橋口は、緊張でおかしくなりそうだった。 「まぁ、そうだけどねぇ。」 「うーみんなら大丈夫じゃない?」 「ありがと。さくちゃん。」 愛田は目をキラキラしていた。 「ここでやるんだぁ!ドラフト会議久々だなー!」 「なんであんなワクワクしてるんですか。珍しいですよね。」 「あぁ。ありゃリーグ・

          スズメの巣 第8話

          スズメの巣 第7話

          第7話 姫たちのロワイヤル 「では、私金洗から報告させていただきます。」 「よろしく!」 「私は、全日本から2人と面談してきました。」 「自団体から出したいのはわかるが、忖度はダメだぞ。」 「さすがにわかってます。入って1人です。」 「なんで1人なんだ。」 「いろんな団体から入れるというのはチームの方針ですから。」 「ならいいわ。」 鳳がおどけた。 「まず1人目は、水名紗香ちゃんといいます。ずばり私の後輩です。」 「後輩ちゃんか。この会社の?」 「いえ。高校時代です。プロ

          スズメの巣 第7話

          スズメの巣 第6話

          第6話 世代を超えた関係 「では、報告に入るねぇ。」 2番手は鳳。 「自分はね競技麻雀協会のレジェンド豹田さんだね。」 「あのですか!?」 愛田は、ひどく驚いていた。 「そんなすごい人なんですか?」 「馬鹿言いなさい!昭和の名雀士だ。「圧倒的剛腕」全日本の豪田代表。「猛攻女王」雀士協会の森野由美さん。電現麻雀連盟の名誉顧問で初代代表の「昭和のデジタル将軍」三沢さんの4人で四天王と呼ばれた方だしなぁ。」 「たしかに。すごいですね。」 豹田 英司 プロ歴55年。御年73。 プ

          スズメの巣 第6話