見出し画像

【ハロウィンフェス予算会議🎃】


11月8日水曜日に開催される3-1ハロウィンフェス。

学年PTAであり、保護者参加型である。

夏祭りの子供たちの笑顔。
夏祭りの様子を家庭でうれしそうに話す子供たちの様子。

これらを見て、保護者の方々から「秋祭をぜひ学年PTAで保護者参加型でやるのはいかがでしょうか?」とご提案があった次第である。

そんなこんなで、今日はそれぞれのブースの準備がスタートした。

その前に、また面白い話があって、図工のカラーセロハンを使った作品(光を照らすときれいな色になる)を、そのまま作っただけで終わるのはもったいないともったいないなと思ったので、『光る作品展』を開催しようとなっていた。

1室を借りて、暗幕で真っ暗にする。

電球を作品の中にそれぞれ入れて、光を照らす。

真っ暗な部屋に、子供たちが作った作品から、色とりどりの光が灯る空間を作る。

そんなプロジェクトがスタートしていた。

子供たちとハロウィンフェスの話と、図工の作品の締め切りの話、なんかをしていると、子供たちから「ハロウィンフェスの時に、隣の教室で同時に光る作品展のブースがあると良いんじゃないか?」というような提案があった。

まぁ、そちらのるよね!!

こんなあぁ、コラボは大好きだ!!

どうせ光る作品展を作るなら、おうちの人に見てもらいたい。

しかもハロウィンフェス会場での演出が加わった場面で、1室が光る作品展になっていたらとても幻想的だと思った。

その辺を上手にコラボさせようっていう子供のアイディアには、やっぱり頭が上がらない。

そんなこんなでハロウィンフェス、光る作品展の準備が始まった。

光作品展では、それぞれの作品を仕上げることが起こる。

ハロウィンフェスではとても大事な会議に移った。

とっても大事な会議とは、つまり予算会議である。

クラス通金ピースではなく、「円」である。

学年PTAにはしっかりと予算が確保されてあって、学年PTA費として活用することができる。

学年PTAの内容はそれぞれなので、工作を親子でにする学年では工作費に使ったり、何かスポーツのイベントをする場合は、その際に道具等の準備に充てるのであろう。

予算は1人300円。

うちのクラスは25人なので7500円を学年PTA子としてして活用することができる。

ずばり

7500円の使い道をどうする?

子供たちに投げかけた。

こんな機会本当にあるのか?と思うほど、僕はワクワクしていた。

だって、実際の予算、実際のお金の使い道を、自分たちで考える経験なんて、子供のうちにそうなかなかできないと思うからだ。

何か商品を作るにしても、何か商売をするにしても、予算というものは絶対に関わってくる問題だ。

予算の問題を抜きにして何かを提供する事は難しい。

でもその予算の使い方を学ぶ授業は学校ではないんだ。

だからこそこういったチャンスを逃さずに、予算の使い道を子供たちで検討させるという経験を僕はプレゼントできたかと思うと、勝手に嬉しかった。

どこにお金をかけるのか、どこにお金をかけない方が良いのか、そんなこと頭を悩ませる経験こそが、何よりの学びだと思う。

子供たちと話していると1人300円ずつ分けると考えと、各ブースごとに7500円を均等に分け合おうという考えの2パターンが出た。

どんなふうに折り合いをつけるのか見ていると、1人に300円を分け分けていく場合、例えば、ブースを2人で運営する際、600円しか予算がなくなる。

逆に10人が集まったブースを運営する場合には、そこに一気に3000円が集まってしまう。

そうなるとブースごとに規模感の差が出てしまうことを子供たちが問題視した。そんなこんなで、各ブースごとに7500円を均等に割っていくと言う方法で折り合いがついた。

すると一気に、ホワイトボードに計算をし始める子どもたち。

7500円で、8チームだから、、、。

と、わり算をしていく。

算数を通して学んでいるのだ。

そして、各ブース900円で、300円余るよー!!

余ったぶんは会場の飾りまわそー!!と声が聞こえてきた。

各ブースでは、

折り紙と割り箸は持ってきて飾りの風船にお金をかけよ!!

これ900円で足りる??

などと予算の使い道を検討。

なんとも豊かな時間だ。

まさに自分たちで作り上げている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?