今日、事務所の移転を行います。さて、今の事務所、2年前に移ってきたばかりなのですがねぇ。

　移転計画自体はかれこれ2か月前の6月に上がった話でしたが、親会社を含めて具体的な動きが出てきたのが1月前、引っ越し準備を始めたのは今週に入ってからというハードスケジュールの中、明日本番を迎えます。

　さて、私は総務担当として事業会社と同居するグループ会社全体の段取りを押し付け....任されることとなり（同居する会社は3社あるの何故か自分だけ）その最中、親会社の会計監査の延長のため法人税の確定申告作業を遅れさせられ、とにかく親会社の意向に散々振り回されてきました。

　親会社の総務も経理も時期が違えどともに旧知の元上司という事で頼まれやすいこともあり、無駄に仕事を抱え込むことになりました。

　親会社の都合に振り回されている中、今の上司は私の仕事に興味が無いらしく「残業が多すぎる」「派遣社員を遊ばせてるのでは？」「効率化できてない」と言いたい放題、移転に関する相談すれば「的の外れた持論を展開し無駄な仕事を増やす」ので話をしたくなくなり、仕方なく担当者レベルで物事を進めればどこから聞き出したのか「勝手に決めるな」という。

　人として諦めた瞬間でしたね。

　そんな感じで始めは独りで作業を始めたのですが、周辺から手伝ってくれるひとも少しずつ現われ、（といっても直属の社員と派遣スタッフさんだ家ですけど）何とか明日の搬入出を待つのみとなりました。

　ここまで長々と書いてきましたが、引っ越しはそれぞれの人間性がよく現れます。勢いに任せて積極的に動く人、冷静に粛々と作業を進める人、我関せず、文句ばかりで足を引っ張る人。
　私は総務・経理・業務といった書類を多く扱う部署なので早めに書類の梱包作業を始めたのですが、自分の周辺のスタッフには日頃から声掛けをしていたおかげか、思っていた以上に積極的に手伝ってくれました。これは感謝しかないです。ただ後先考えず荷造りをしていたのでなんどかひやひやしましたが。
　私の直属の派遣社員は落ち着いたタイプで一つ一つ確認しながら動いてくれるので安心して見ていられました。これは信頼が上がったケース。

　逆に反対のカスタマー部署の社員は我れ関せずでこちらが作業を始めて騒がしくなっても興味なし…あなた方も引っ越すんですけど…
　上司に至っては「（アホ過ぎて聞き流してたので思い出せない）」という的外れな追及をねちねちと繰り返す始末。あんまり無視してたらキレられましたが敢えて退きませんでした。

　今回の一連で信頼できる人と信用ならない人がはっきりと仕分けできました。上司は論外。

　そんなわけで、前回の移転時は途中で担当社員が名辞めました。

　今回、私は最後までやり遂げました。そしてこの会社の質を身をもって理解しました。

　今年中に退職することをあらためて決意しました。