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子どもの自己肯定感

日々自己肯定感について書いたり検索しまくっていると、サイトの広告もそっち方面で攻めてくるようになりました。
そこで「ん?」と引っかかったテーマがあったので書いてみたいと思います。

『自己肯定感を高める子育て』
書籍のオススメで上がってくるこの手の本。
読んではいないのですが、概要から伝わる部分はあります。
・怒らないで褒める
・子どもの存在を認める声掛け
・可能性を引き出す
などが共通のポイントでしょうか。

それも理解できる部分もあります。
でも、それらは親が子どもの自己肯定感を高められるという前提に成り立つ論理で、そして子どもは自己肯定感が低いという出発点になっている…。
ここに違和感を感じました。

前の記事にも書いたように、私の捉えている本質的な自己肯定感には無邪気さがあります。それは幼い子どもからも感じます。究極的には赤ちゃんが自己肯定感のかたまりのような存在にも思ったりします。
その状態が出発点で、そこから成長するにつれ家庭や学校や社会という枠に合わせなければ生きていけないしがらみが自己肯定感を徐々に失わせているのではないかと、そう思えてなりません。

私は二児の母でもあります。長女がまだ幼いころは私もちゃんとしなきゃ症候群にかかっており、まさに「あなたの自己肯定感は私が高めるわよ」的な斜め上からの育て方をしていました。そして自分が苦しくなっていました。
そこから、少しずつ自分の内側と向き合い、
お母さんは自分が一番大好き
お母さんは自分の心に素直でありたい
お母さんは好きなこと楽しいことをたくさんしていたい

というように自分の自己肯定感に意識を向け、子どもは子どもで自由に学んだらいいし、お母さんのようになりたいと思ったら勝手にマネするだろう、といい意味で放置できるようになりました。そうすると子どもの問題だと思っていた行動も全く気にならなくなり、むしろ子どもを信頼することができて関係性が愛の方向に深まった実感があります。

オススメ本の中に、お母さんの自己肯定感を高める、というものがありました。これは私と同じ見解なんだろうなーと思います。
逆にお受験のための、子どもの自己肯定感の上げ方なるものも。。。
まあ、捉え方はさまざまですからね。ツッコミたくなるのでスルーして今回はここまでとします。

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