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【女性の悩み】慣れない土地での生理との過ごし方

メルボルンに引っ越してからというもの、毎月のように友達が遊びに来る。こんなに毎月誰かしらが来るのって気をつかうわ・・・とHP消耗中。それもそのはず、今月も来てしまったよ生理くん。それでもって、私、久々にこの恒例イベントに振り回され気味

私は毎月生理が来る度に、驚くほど体調に影響が出る。毎日の生活と少し違う事をすると、周期も乱れやすかったりするから面倒くさい。それが普通だと思って過ごしていたが、数年前、人によって生理が全然違うものだと気づいた。

時はオンライン飲み会の流行りが過ぎ去った頃、幼馴染達との電話で、私が腹痛のあまり仕事に行けなかったという話をした。そこで、2人に

「え、つら。そんなに痛いの!?」

と、驚かれたのだ。びっくりなのは、私だ。2人そろって、「ちょっと眠くなったり、だるい〜ってのはあるけど、痛みとかはあんまり・・・」って、なんだそれ。選ばれた人間すぎて羨ましい。

ちなみに私は、基本的に腹痛と頭痛と睡魔が一緒にやってくる。先日は全く起きていることができず、朝8時ぐらいに起きてから家事などをして、お昼ご飯を食べて1時ぐらいから6時まで爆睡した。無職で助かった。

他にも、大体夜になると体温が上がって眠いのに寝つけなかったり、微熱が出たり、色々重なりやすい。「不健康な暮らしをしているんじゃないの?」と、言われそうだが、言わせてもらう。多分・・・してない 笑

普段は、朝日と共に起きて、週1〜2で運動して、野菜を食べて、夜も12時までには寝る、結構ヘルシーな生活な気がする。

そんな重症じゃないけど、重め・辛め生理と生きている私の生理との付き合い方について少し紹介。海外だと、特に生理用品とかPMSとか困る事が多い。私も年齢もあると思うけど、アジアにいた頃より困る事が増えた。

例えば、生理用品。私はこっちのものも試したりしたけど、やっぱり高いけど日本のナプキンじゃないと落ち着かない。自分の愛用しているブランドがあったんだけど、一回別のにしたら肌がかぶれてしまった。運が悪かっただけだろうけど、それからは長年使っているブランドに切り替えた。

日本のナプキンはふわふわ肌に優しいものが多いのに、海外のはそうでもない(私の経験上)。思い返せば、学生の時に同級生が「生理きちゃった〜、ナプキンある?」とあたふたしているところに、予備の日本のナプキンをあげたら「どこの?すっごい柔らかいね!」と言われたことがあった。

ちなみに、英語で生理は period(ピリオド)。ナプキンは pad (パッド)。タンポンはそのままtampon (タンポン)。もし、外出中に生理になってしまった時に友達にナプキンがあるか聞きたい時は

「 do you have a pad? I just got my period 」
(ナプキンある?生理来ちゃったの)

と言えば、大丈夫。あと忘れちゃいけない、生理痛はperiod cramps (ピリオド・クランプ)

あと私は数年前から命の母を飲みはじめた。「なんかすごいイライラする」という私に、母が日本から送ってくれたのだ。美和子ちゃんの魔法の薬みたいな気休めかもしれないけど、自分で「今日は飲んだから大丈夫だ」と思える。

頭痛薬も、基本的には日本の頭痛薬。外出中やストックがない時は、こっちの薬を飲んだりもするが、頭痛薬は日本のものにこだわってしまう。風邪薬はこっちのでも抵抗ないのに、なんでだろう?

一番困ったのが、ニュージーランドのアパートで浴槽がなかった時。元々、冷え性・生理不順だったのにシャワーだけの生活で「ストレス+寒さ」のダブルパンチ。自分で大きめの桶を買ったり、小さい子供用のプールを買って足だけでも!と、足湯で温めて冬をしのいだ湯たんぽも大活躍した。

香港では「生理中、〇〇したら駄目よ!」というアドバイスをもらうことが多かった。漢方の影響だろう。実際、私の母も昔、肌が荒れた時に漢方薬で治していた。鹿の角やら蝉のからが並んだお店に足を運んで、調合された薬できれいに治っていたので、我が家では昔から「お医者さんがダメなら漢方」

私が膝を大怪我した時も、最終的に漢方に頼って完治させた。母と私で「亀仙人のところに行こう」と、まるで悟空のような言いぶりでこじんまりとした漢方治療のお店に通った。

香港育ちの影響で、生理中に亀ゼリー(アジア系スーパーに売ってる)を食べることも多い。生理不順や冷え性にいいらしい。彼とお付き合いしてからは、彼のお母さんから「イーッヘイ(体に熱がこもっている状態(?))の時は、これを飲みなさい」と漢方ジュースみたいなのをもらったりと、その国ならではの生理対策がおもしろい。

先日友達と話してて、全女性に聞かせてあげたい応援メッセージをもらったので、ネガモン発生中の人にはぜひ自分に言われていると思って聞いてほしい。

「女性は仕事もバリバリして、家のこともして、かわいいが基本みたいな感じでハードル高い!しかも、生理との共存ってすごいことだよ!」

その通りだ。

すごいことなのだ。

だから、その数日間ぐらい最愛のペットを甘やかすぐらい自分を甘やかしていいと思う。ナプキンもふわふわで、なんちゃってスパで足湯して、甘いもの食べて、大きな毛布にくるまりながらラブコメ観て泣いていい。

私なりの対策

私がおすすめの漫画「メンタル強め美女白川さん」の主人公が、とっても疲れた時は何もせずゴロゴロする「猫になる日」を自分にプレゼントしている。

私も白川さんにならって、「今日は猫の日だから、眠くてもしょうがない。」と、5時間の昼寝も見逃すことにする。





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