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シン・短歌レッス133
王朝百首
三十六歌仙だからそれなりの歌人なのだろう。初めて知った名前だけど。勅撰和歌集に九十首入っている。恋歌に命をかけたとかある。赤衛門の父であるという。忍恋の歌合で壬生忠見に勝っている。それで相手の壬生忠見は病死したとか。そのぐらいに歌合は真剣勝負の場だったという。
ちっとも忍恋でないではないかと思うが。泡沫に消えるどころかますます渦巻く恋心の王朝男歌という。侍だからか?
この調子だとな
シン・短歌レッス130
王朝百首
寂蓮法師は西行の友達だったか?
時代的には新古今集だから重なるので、辻邦生『西行花伝』でも登場人物として出てきたからだろう。
寂蓮じゃなかったな。寂然、寂念兄弟だった。間際らしいが鎌倉時代の僧侶というから、すでに春の繁栄は過ぎて暮れゆく春の情景なのだろう。
西行「僧形論」
吉本隆明『西行論』から「僧形論」。
西行の説話集『撰集抄』は今日では贋作とされているのだが、その西行像に
シン・短歌レッス128
王朝百首
塚本邦雄『王朝百首』をまた借りてきたので、再開。藤原秀能も初めて聞くような名前である。藤原家はみんな一緒のような気がしてくるが。
新古今和歌集で出てきていた。全く覚えてなかった。
『新古今集』の春歌上で後鳥羽院が選定したが、藤原定家は凡作とけなしていたとか。山辺赤人の歌と比較されたようだ。
濃い授業があった。このぐらいやってくれれば和歌も覚えるかも。
藤原定家と後鳥羽院の仲違い