安楽死の選択肢がない日本でどこからどこまでが延命治療だったのか私にはわからない。そして父がどこまでの治療を望んでいたのかも私にはわからない。主治医が延命について高齢の耳の悪い父に向かって、心底、理解できるように話していた感覚はない。命の終え方は永久に人間の課題なのだろうと感じる。
死後の世界への憧れは、世代を問わず有ると思う。現代なら天国ではなく転生。能力次第で逆転できる人生のリベンジ願望。現実が辛い故。頑張って生きたご褒美である極楽へ行くのではなく。 プロローグ|国は安楽死を認めたけど異世界に転生するっぽい https://note.com/hino_kageri/n/n09a5d45863a1