G-dark/本好きの頭の中

おすすめの本をなるべく簡潔に約1300冊ご紹介しています📖ジャンル不問。ほぼ毎日更新。…

G-dark/本好きの頭の中

おすすめの本をなるべく簡潔に約1300冊ご紹介しています📖ジャンル不問。ほぼ毎日更新。全記事無料。記事を読んでくださった方が「この本面白そう!」と惹かれて書店や図書館に行くきっかけとなるnoteが目標です。Amazonアソシエイト等の収益で本を買い、読書感想文を書き続けています✍️

記事一覧

エクスナレッジ『だらだら動物図鑑 だらけた一日をすごしたい、あなたへ』

 「あ〜、も〜、な〜んにも考えたくない」  とアクビしているかのように、存分にぐうたらしている動物たちの写真集。  小さな岩を枕にして居眠りをしているミナミアフ…

著…井越和子『フラワーアレンジはじめてBOOK 花1本から、ひとりですぐにスタートできる』

 タイトルに「はじめて」とある通り、初心者向け。  だからこそ、奇抜な作品がなく、長く活用出来る本だと思います。  また、全ての項目についてカラー写真で教えてく…

元気そうで嬉しいです😊

 これまでYさんとわたしの出勤時間と通勤経路は、ほぼ同じでした。  ただし、Yさんは徒歩で、わたしは自家用車での通勤。  だから、通勤途中にわたしがYさんへ話しか…

著…大平一枝『注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ」行が苦手な君に』

 「カフェで働きたい」という夢があった。  スムーズに言葉が出ないから「接客は無理だ」と諦めようとした。  でも、話すことは苦手だけれど大好きなので、諦めたくな…

ある休日の読書スケジュール

 昨日、ある方から「G-darkさんは普段どんなタイムスケジュールで本を読んでいるのですか? どうやったらそんなに毎日本が読めるのか不思議で仕方がないから教えて欲しい…

著…あべとしゆき『水彩画 光のアンサンブル 〜あべとしゆきテクニックノート〜』

 野の花、森、山脈、川…。  そうした自然を優しい光の加減で繊細に描き、見る人の心を和ませてくれる、あべさんの水彩画。  これは、あべさんがどのように作品を描い…

著…堀辰雄 絵…ねこ助『鼠』

 暗闇の底で優しい光に手を伸ばしているかのような気分に浸らせてくれる小説です。  読むと泣きたくなります。  まるで綺麗で悲しい悪夢を見ているみたいで…。  ※…

著…譽田亜紀子 監修…武藤康弘 イラスト…スソ アキコ『知られざる縄文ライフ』

 読者の興味を引く文章やユーモラスなイラストのおかげで、漫画のような感覚で楽しく読める本。  我々は品物や遺跡等から「縄文時代の人たちはこういう暮らしをしていた…

作…松田もとこ 絵…狩野富貴子『おばあちゃんはかぐやひめ』

 さきちゃんという小さな女の子がおじいちゃんとおばあちゃんちに泊まりこんで、たけのこ掘りのお手伝いをする…という絵本。  優しいタッチの絵と文章に癒されます。 …

著…笠原巖『あなたの指先、変形していませんか? 指先が変形して痛い「へバーデン結節」の予防と治し方』

 「へバーデン結節ってどんな病気なのかな?」と興味を持ち始めたばかりの方に入門書としておすすめの本。  残念ながら、タイトルにあるような「治し方」は特に載ってい…

著…加藤ゑみ子『淑女に見える気品のルール』

 「気品がある人」と「気品がない人」。  これは、前者を目指すためにはどのようなことを心がければ良いのかまとめた本。  高価な物を身につけようというではなく、美…

監修…ミッシェル・ホームサービス『ぐうたらさんでもすぐできる! プロの凄腕お掃除コツとワザ』

 お掃除って、特に取り掛かるまでがしんどいですよね。  これは、そんなお掃除のハードルを下げてくれる本。  P10に掲載されている、「各部屋に専用の掃除道具をカゴ…

Sさん用の10冊選書です

 先日、10冊選書の記事を載せたところ、「わたしも選書して欲しい」と言ってくださった方がいました。  (お名前を出して良いか許可を頂いていないので、ひとまずイニ…

小学5年生の男の子のリクエストで10冊選書をしました

 わたしがたまに利用する図書館で時々見かける親子連れ。  綺麗なママと、小学5年生の男の子。  図書館近くのカフェでわたしがこの親子に席を譲って以来、図書館内で…

著…司馬遼太郎『二十一世紀に生きる君たちへ』

 二十一世紀を前に亡くなった司馬遼太郎さんから未来を生きる子どもたちへのメッセージを綴った本。  まるで遺言書のような一冊。  子ども向けの本ではありますが、是…

著…斎藤庸裕『大谷翔平語録』

 著者が2018年から大谷翔平選手に行ってきた取材記録をまとめた本。  いくつもの言葉にハッとさせられて、読む度に身を引き締められます。  カラー写真も沢山載っ…

エクスナレッジ『だらだら動物図鑑 だらけた一日をすごしたい、あなたへ』

エクスナレッジ『だらだら動物図鑑 だらけた一日をすごしたい、あなたへ』

 「あ〜、も〜、な〜んにも考えたくない」

 とアクビしているかのように、存分にぐうたらしている動物たちの写真集。

 小さな岩を枕にして居眠りをしているミナミアフリカオットセイ。

 木の上でだら〜んとうつ伏せ寝をしているヒョウ。

 大開脚して、肩肘をついて、目を閉じているフクロテナガザル。

 木のベンチの上でスヤスヤ寝ているガラパゴスアシカ。

 大あくびしているアルパカ。

 どの動物も

もっとみる
著…井越和子『フラワーアレンジはじめてBOOK 花1本から、ひとりですぐにスタートできる』

著…井越和子『フラワーアレンジはじめてBOOK 花1本から、ひとりですぐにスタートできる』

 タイトルに「はじめて」とある通り、初心者向け。

 だからこそ、奇抜な作品がなく、長く活用出来る本だと思います。

 また、全ての項目についてカラー写真で教えてくれるので分かりやすいです。

 主に、

 ●花の鮮度の良し悪しの見分け方

 ●傷んだ部分の取り除き方

 ●葉や茎を使った花留め方法

 ●主役として使える花材

 ●高さや流れを出す花材

 といったことが掲載されています。

 

もっとみる
元気そうで嬉しいです😊

元気そうで嬉しいです😊

 これまでYさんとわたしの出勤時間と通勤経路は、ほぼ同じでした。

 ただし、Yさんは徒歩で、わたしは自家用車での通勤。

 だから、通勤途中にわたしがYさんへ話しかけたことは一度もないのですが(もし車を停めて話しかけたりしたら怖いですからね)、それでも、たまにYさんの後ろ姿をお見かけするだけでも幸せでした。

 「あっ、Yさんが今日も元気そうに歩いている✨ 良かった〜😄」

 と。

 たまに

もっとみる
著…大平一枝『注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ」行が苦手な君に』

著…大平一枝『注文に時間がかかるカフェ たとえば「あ」行が苦手な君に』

 「カフェで働きたい」という夢があった。

 スムーズに言葉が出ないから「接客は無理だ」と諦めようとした。

 でも、話すことは苦手だけれど大好きなので、諦めたくなかった。

 自分のような思いを他の吃音を持つ若者たちにはさせたくなかった…。

 これは、発起人のそうした気持ちから生まれた「注文に時間がかかるカフェ」についての本。

 当事者やその家族の本音も紹介されています。

 今の世の中には

もっとみる
ある休日の読書スケジュール

ある休日の読書スケジュール

 昨日、ある方から「G-darkさんは普段どんなタイムスケジュールで本を読んでいるのですか? どうやったらそんなに毎日本が読めるのか不思議で仕方がないから教えて欲しいです」とご質問を頂きました。

 そこで、この記事では、昨日のわたしの1日の流れをご紹介してみようと思います。

 具体的なイメージが伝わりやすいように、読書以外のあれやこれやも載せてみました。

 一般人のタイムスケジュールではあり

もっとみる
著…あべとしゆき『水彩画 光のアンサンブル 〜あべとしゆきテクニックノート〜』

著…あべとしゆき『水彩画 光のアンサンブル 〜あべとしゆきテクニックノート〜』

 野の花、森、山脈、川…。

 そうした自然を優しい光の加減で繊細に描き、見る人の心を和ませてくれる、あべさんの水彩画。

 これは、あべさんがどのように作品を描いているのか紹介している本。

 ●筆使い
 ●マスキング技法
 ●リフティング技法

 といったテクニックを丁寧に説明してくれるだけでなく、なんとYouTubeの解説動画ページに繋がるQRコードまで数多く付いています。

 わたしはつい

もっとみる
著…堀辰雄 絵…ねこ助『鼠』

著…堀辰雄 絵…ねこ助『鼠』

 暗闇の底で優しい光に手を伸ばしているかのような気分に浸らせてくれる小説です。

 読むと泣きたくなります。

 まるで綺麗で悲しい悪夢を見ているみたいで…。

 ※注意
 以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。

 子ども時代に、

 「秘密基地」

 「隠れ家」

 といったものに惹かれた方は多いのではないでしょうか?

 この小説の主人公もまだ幼く、そして、隠れ家と秘密を

もっとみる
著…譽田亜紀子 監修…武藤康弘 イラスト…スソ アキコ『知られざる縄文ライフ』

著…譽田亜紀子 監修…武藤康弘 イラスト…スソ アキコ『知られざる縄文ライフ』

 読者の興味を引く文章やユーモラスなイラストのおかげで、漫画のような感覚で楽しく読める本。

 我々は品物や遺跡等から「縄文時代の人たちはこういう暮らしをしていた…のかな?」と想像するしかなく、実際どうだったのかは現代人には分かりません。

 しかし、その「想像する」過程が面白いです。

 この本では、

 ●縄文人はどこからやって来たか
 ●1日のタイムスケジュール
 ●ファッション
 ●子育て

もっとみる
作…松田もとこ 絵…狩野富貴子『おばあちゃんはかぐやひめ』

作…松田もとこ 絵…狩野富貴子『おばあちゃんはかぐやひめ』

 さきちゃんという小さな女の子がおじいちゃんとおばあちゃんちに泊まりこんで、たけのこ掘りのお手伝いをする…という絵本。

 優しいタッチの絵と文章に癒されます。

 ※注意
 以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。

 竹林って、手入れをしないとすぐ広がってしまうんですよね。

 でも、年配の方にはなかなかきつい作業。

 だから毎年お父さん・お母さん・さきちゃんがおじいちゃん

もっとみる
著…笠原巖『あなたの指先、変形していませんか? 指先が変形して痛い「へバーデン結節」の予防と治し方』

著…笠原巖『あなたの指先、変形していませんか? 指先が変形して痛い「へバーデン結節」の予防と治し方』

 「へバーデン結節ってどんな病気なのかな?」と興味を持ち始めたばかりの方に入門書としておすすめの本。

 残念ながら、タイトルにあるような「治し方」は特に載っていませんが、病気の概要が分かりやすく説明されています。

 この本によると、「へバーデン結節」は40歳以降の女性が発症することが多く、60歳以降の女性4人のうち1人がかかると言われるのだそうです。

 手の第一関節に太くなる・曲がるといった

もっとみる
著…加藤ゑみ子『淑女に見える気品のルール』

著…加藤ゑみ子『淑女に見える気品のルール』

 「気品がある人」と「気品がない人」。

 これは、前者を目指すためにはどのようなことを心がければ良いのかまとめた本。

 高価な物を身につけようというではなく、美しい「心」の持ちようについて書かれています。

 たとえば、

 ●不満顔は小市民の証。物事を自己中心的に考えるのではなく、相手の視点で考える。小さなことは聞き流す。

 といった精神性の他に、

 ●背中に天使の羽を生やしているつもり

もっとみる
監修…ミッシェル・ホームサービス『ぐうたらさんでもすぐできる! プロの凄腕お掃除コツとワザ』

監修…ミッシェル・ホームサービス『ぐうたらさんでもすぐできる! プロの凄腕お掃除コツとワザ』

 お掃除って、特に取り掛かるまでがしんどいですよね。

 これは、そんなお掃除のハードルを下げてくれる本。

 P10に掲載されている、「各部屋に専用の掃除道具をカゴなどに入れて置いておく」というアイディアがわたしには早速参考になりました。

 部屋別に置いておけば、「どの場所を掃除する時にどの掃除道具がぴったりなの?」といちいち迷わなくて良いですよね。

 この方法の場合、

 ●トイレセット

もっとみる
Sさん用の10冊選書です

Sさん用の10冊選書です

 先日、10冊選書の記事を載せたところ、「わたしも選書して欲しい」と言ってくださった方がいました。
 (お名前を出して良いか許可を頂いていないので、ひとまずイニシャルのみ書いておきます。Sさんです)

 その方と直接お会いしたことはないのですが、noteから伝わってくるその方の人柄のイメージから、わたしが「この方にこの本をおすすめしたいな」と直感で思った本を10冊を選んでみました。

 いかがでし

もっとみる
小学5年生の男の子のリクエストで10冊選書をしました

小学5年生の男の子のリクエストで10冊選書をしました

 わたしがたまに利用する図書館で時々見かける親子連れ。

 綺麗なママと、小学5年生の男の子。

 図書館近くのカフェでわたしがこの親子に席を譲って以来、図書館内でばったり会うと、向こうから小声で世間話をしに来てくれる間柄になりました。

 ママさんとはLINEを交換。

 実は、今から1か月ほど前、ふいにママさんから「〇〇(男の子の名前)がおすすめの本を教えて欲しいそうです」とLINEを頂いたの

もっとみる
著…司馬遼太郎『二十一世紀に生きる君たちへ』

著…司馬遼太郎『二十一世紀に生きる君たちへ』

 二十一世紀を前に亡くなった司馬遼太郎さんから未来を生きる子どもたちへのメッセージを綴った本。

 まるで遺言書のような一冊。

 子ども向けの本ではありますが、是非大人にも読んでいただきたいです。

 さて、この本に書かれているのは、主に以下のようなこと。

 ●他人がどんな気持ちでいるのか想像しよう

 ●自分より他人を救うことを優先しよう

 ●先人がどんなことをしてくれたのか学び、それを後

もっとみる
著…斎藤庸裕『大谷翔平語録』

著…斎藤庸裕『大谷翔平語録』

 著者が2018年から大谷翔平選手に行ってきた取材記録をまとめた本。

 いくつもの言葉にハッとさせられて、読む度に身を引き締められます。

 カラー写真も沢山載っているので、眺めているだけでも楽しい一冊。

 倦まず弛まず。

 自分の軸をしっかり持ちながらも、柔軟に変化を加えていく…。

 大谷選手のどの言葉にも「野球が好き」という素直な気持ちが溢れています。

 野球少年がそのまま大人になっ

もっとみる