るい

4歳と1歳の息子の育児中。 育児、家族、暮らし、書くこと、読書したことなど、自分の「好…

るい

4歳と1歳の息子の育児中。 育児、家族、暮らし、書くこと、読書したことなど、自分の「好き」や「自分らしさ」を宝箱に詰め込んで。 育休中の小学校教諭。          アイコンは「いとうみゆき」さんのPicrewより。

マガジン

  • 何度も読み直したい記事

    私が「スキ」だった皆様の記事から、何度も読み直したいと思ったお気に入りの記事のまとめ。 もう一度読み直したくても、なかなか探せないことが多い自分用に。

  • 「note」・「書くこと」

    「note」に関する記事や、「書くこと」に関する記事のまとめ。

  • 「本・読書」

    読んだ本のことを中心に書いた記事や、「読書」そのものについて書いた記事のまとめ。ほかのマガジンに取り入れられなかったジャンルの本に関する記事は、ここにだいたいある、かも。

  • 「子育て・育児」「母である私」

    長男と次男の成長記録や思い出に関する記事。母である自分に関する記事。ほか、子育てや育児、母親業に関する記事などをまとめてみる。

  • 「創作」「ショートショート」

    「毎週ショートショートnote」の企画に参加したときの作品。 寝る前の息子に「何かお話して」と言われて、適当にしゃべった創作話。 いずれは、オリジナルの物語を書けるようになりたい、な。

最近の記事

大型連休なんて、ない方がいいんじゃないかと。

ゴールデンウィークなんて、ない方がいいんじゃないか。 毎年この時期は、おなじような考えを浮かべながら、ソファーに沈む。 張り詰めていた緊張の糸が、ゆるんでほどけてしまったみたいだ。 いちどゆるむと、結び直すのに時間がかかる。 連休前まで保っていた気力が、ゴールデンウィーク中にじわじわと消費された。 そして、連休が明けてもまるで回復しない。 この、暑かったり寒かったりする気候のせいだろうか。 裏起毛のトレーナーを着た次の日、半袖シャツに腕を通しながら、「そりゃ体壊れるよ

    • しんどい自分の、「外側」に立つ。

      しんどいとき。 それを抱える自分を、「外側」から眺められるようになってきた。 今までだったら、のまれていた。 「しんどい、しんどい」。 「悲しい、悲しい」。 負の気持ちから、抜け出せない。 そうなると、どんどん沼にはまる。 渦中から、抜け出せなくなる。 だんだんなみだが出てきて、やみくもに助けを求め始める。  だれかに苛立ち、だれかに八つ当たり、だれかのせいにする自分を見て、わたしはダメだとひたすら責める。 そういうのから、すこし抜け出せはじめた。 おそい。 お

      • 「書きたいこと」に、おぼれています。

        「書きたいこと」が多すぎて、おぼれている。 仕上げる前に、次の記事を書こうとしてしまって、なかなか記事を完成させられない。 考えがまとまらない。 寝不足もある。 GW疲れも、五月病のせいかも。 あれも書きたい、これも書きたい。 そんな「思いつき」ばかりが、浮かんでくる。 しかし、そんな「思いつき」の断片をつなげるだけでは、ひとが読める記事にはならない。 そこから、論理的な筋書きを考えているうちに、次の「書きたい」の波がおそってくる。 手を動かして書いているのに、頭で

        • 「メールするからメールしてね」が、やめられない。

          ほぼ日刊イトイ新聞のGW恒例企画。 「メールするからメールしてね。」をごぞんじだろうか。 「メールするからメールしてね」は、指定アドレスにメールを送ると、ほぼ日スタッフから、メールが返信される企画である。 しかし、その返信は「ほんもの」ではない。 送ったメールをスタッフさんが読んでくれて、それに返事をくれるのではない。 スタッフ150名が、ひとり5通のメールを用意。そのどれかが「ランダム」で送られてくるのだ。 お返事には、150人×5通=「750通り」の文章がそんざい

        大型連休なんて、ない方がいいんじゃないかと。

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        • 何度も読み直したい記事
          61本
        • 「本・読書」
          7本
        • 「note」・「書くこと」
          37本
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          48本
        • 「創作」「ショートショート」
          16本
        • 「夫婦」
          17本

        記事

          バカみたいなこと、笑って話そうよ。

          朝起きると、長男が教えてくれた。 「今日ね、ふとんとまくらが逃げてたよ」 いつも夫と二人で、寝ている長男。 朝起きると、ベッドの上から、布団も枕も落ちてしまっていたようだ。 暑かったのか、寝相のせいか。 次男とともに別室で寝ているわたしには、そのようすを見ることはできない。 わたしは、ふふふと笑って、長男に聞いた。 「そうなん?どうやって逃げたんやろね」 すると、長男は考える。 そして、 「目があるねん」と言い出した。 「まくらには、横に目があるねん。 それで

          バカみたいなこと、笑って話そうよ。

          「お父さんのふしぎな歯ブラシ」。

          タロウくんの歯ブラシは、どこにでもある普通の歯ブラシです。 でも、お父さんに磨いてもらうときだけ、不思議なことが起こります。 磨くたびに、味が変わるのです。 お父さんが楽しい気分のときには、歯みがきは甘くなります。 とろけるような甘い香りが、口いっぱいに広がります。 まるで、美味しいジュースを飲んでるみたい。 だけど、お父さんが疲れているときは、苦くなります。 仕事が大変で疲れているときは、サイアクです。 苦くてまずくて、薬みたいな味が口の中に広がります。おえ。 タロ

          「お父さんのふしぎな歯ブラシ」。

          ほぼ日のGW企画『メールするからメールしてね』。 メールをすると、スタッフさんからお返事がきます。750通りからランダムで。 何通送ってもいいそうで、3通送りました。 知らない人から、とりとめもない話が送られてきて、なんだか楽しい。 https://www.1101.com/ohenji2024/#mail-buttons

          ほぼ日のGW企画『メールするからメールしてね』。 メールをすると、スタッフさんからお返事がきます。750通りからランダムで。 何通送ってもいいそうで、3通送りました。 知らない人から、とりとめもない話が送られてきて、なんだか楽しい。 https://www.1101.com/ohenji2024/#mail-buttons

          トラネキサム酸笑顔【毎週ショートショートnote】

          ロボットは、今日も主人のために働く。 困ったことは、すぐに脳内で検索をかけ、問題解決。 「体がかゆい」 主人の言葉を聞いて、ロボはすぐに検索をかけた。 体の痒み 薬 「トラネキサム酸」を含む薬が、蕁麻疹に効くと出た。 薬箱の薬を塗ると、主人の痒みはおさまった。 また別の日。 「喉が痛い」 寝込む主人の言葉を聞いて、ロボはすぐに検索をかけた。 喉の痛み 薬 するとまたもや「トラネキサム酸」。 ロボは薬箱から、薬を取り出した。 主人に薬を手渡しながら、ロボは脳内

          トラネキサム酸笑顔【毎週ショートショートnote】

          夫婦の「愛」が冷めたあと、どんな関係を目指そうか。

          パートナーとの「愛」が冷めたら? 今週の珈琲次郎さんの企画テーマは、なかなかシビアだ。 しかし、夫婦ならだれもが直面する。 見て見ぬふりはできない問題。 「愛」は、3年で冷めるとよく言われる。 わたしはそれを、ひしひしと感じる。 付き合いたての頃、頭のてっぺんから足の先までツヤツヤに輝いていた「恋」するわたし。 あの日のわたしは、もういない。 夫のことは、好きだ。愛している。 でも、間違いなくあの頃よりも、冷めている。 子どもができてからは、尚更だ。 夫を「第一優

          夫婦の「愛」が冷めたあと、どんな関係を目指そうか。

          ほんとにただの、4月の「日記」。

          4月1日(月) 暑い 暑い。長男の要望で、言われるがままに遠い公園に来たものの、まぁ暑い。夏だ、夏。 この前までダウン着てたのに。今日は半袖で行けた気がする。 こうなると、そばかすの悪化や日焼け、髪の痛みなどがこわい。対策不足だ。せめて帽子を。衣替えもまだなので、せめて子どもたちのだけでも出しておかねば。 あわただしい季節の移り変わりに、体も心もぜんぜんついてこない。 4月2日(火) 鼻水 次男は風邪だろうか。鼻水が出るので、おとなしめに過ごす。 次男はいつも鼻水が出て

          ほんとにただの、4月の「日記」。

          文章の「書き方」なんて、習わなかったというひとへ。

          「文章の書き方なんて、いちども習ったことないよなあ」とおもった方。 古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読んでほしい。 『嫌われる勇気』でおなじみ古賀史健さん。 古賀さんも、人生でいちども「文章の授業」を受けた記憶がないという。 学校の作文は、書き方指導にはほど遠いし、国語の授業は作品の読解に重きが置かれているように感じられたという。 (ほんとうは、そんなことはないのだが。でも分かる。) でも、「書く」というのは「考える」ことだ。 つまり、「書く技術

          文章の「書き方」なんて、習わなかったというひとへ。

          自分だけとどめず、「投稿」するのはなぜか。

          古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読んだ。 その中で、論理的に書くことの大切さが解かれていた。 きちんと筋が通るよう、いちど図や簡単な手書きで自分の考えを整理してから、記事を書き始めるのが良いそうだ。 書く前に筋書きをつくるのは、毎回やったりやらなかったりだったが。 本書を読んで以降、あらためて真剣に取り組み始めた。 書きたいことについて考えながら、自分と向き合って、思案する。 つまりこうかな、いや、だからこうかな、と手を動かす。 そうしていると、

          自分だけとどめず、「投稿」するのはなぜか。

          「ま、いっか」ができる人に。

          「ま、いっか」って、できない子なんです。 とあるお母さんがおっしゃった。 教師一年目の、懇談でのことである。 まあ、いっか。 まあ、良いか。 まあ、いいかあ。 書き方ひとつで、なんだかニュアンスがやや変わる気がしてくるが、そのお母さんは「ま、いっか」と言っていた気がする。 そのお母さんいわく、娘は真面目で融通が効かなくて。 大してできるわけでもないのに、完璧主義で。 しかもそれを、人にも押しつけるんです。 もー、困ってますほんと。 わたしに似て、頑固でねえ、おほほ。

          「ま、いっか」ができる人に。

          雪解けアルペジオ【毎週ショートショートnote】

          奏でられるアルペジオを聴きながら、玲奈は外を見つめた。 寒い冬が終わる。 雪が溶けたら、いよいよ卒業だ。 玲奈が県外の高校に行くと決めた時、一番寂しがったのは、隣のさくらだ。 幼馴染のさくらとは、ずっと同じフォークソング部だった。 二人の間には、いつもギターがあった。 「うちの高校、フォークソング部あるかな」 玲奈がつぶやくと、アルペジオがぴたり止まった。 「ないなら、作りなよ。」 __だから、ギターやめないでね。 さくらとの約束を思い出しながら、玲奈は川沿いを

          雪解けアルペジオ【毎週ショートショートnote】

          春ギター【毎週ショートショートnote】

          店先で、ひときわ目立つ桃色ボディ。 桜のあしらわれたそのアコギは、「春ギター 格安」のポップが添えられていた。 安っぽい、おもちゃみたい。 でもなぜか、惹かれてしまった。 ゆみこの小遣いで買えるほどの値段だった。 河川敷で鳴らしてみる。 案外いい音だ。 調子に乗って、一曲演奏。 晴天の下、単独ライブだ。 川むこうの桜に流され、「桜ソング」をかき鳴らす。 定番の「さくら」に、ちょっと古いやつだって。 思わず、歌も口ずさむ。 フォークソング部は、廃部だ。 先輩の卒業で、部

          春ギター【毎週ショートショートnote】

          お風呂で、飛んだり跳ねたりおどったり。

          最近、子どもたちとお風呂に入る。 夫の帰りが遅いので、長男次男とわたしの3人風呂だ。 ワンオペ風呂というのは大変で。 自分は果たして髪や体を洗ったのだろうか、とたびたび記憶を失う。 でも、いっしょに風呂に入ると、お風呂でしか見られない子どもの成長や言動があって、それはそれで、けっこうおもしろい。 長男は、顔に水がかかるのをものすごく嫌う。 ちびっと飛び散った湯が顔につくと、即座にタオルタオル。 タオルがなければ、手でこする。 濡れた手で拭うと、余計に顔が濡れてしまう。

          お風呂で、飛んだり跳ねたりおどったり。