川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家

川口市出身の川口と申します。 大学卒業後リサイクル工場に従事。転職を繰り返し、2023…

川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家

川口市出身の川口と申します。 大学卒業後リサイクル工場に従事。転職を繰り返し、2023年2月からライターへ転身。 読書は毎日欠かさず継続、神保町にて読書会『東京読書倶楽部』を主催。 「誰かの心に言葉を届ける人」になるためにnoteを毎日更新しております。

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東京読書倶楽部

川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 毎回読書会の報告や宣伝を行っていますが、そもそも東京読書倶楽部ではどんな読書会を行っているのか気になる方も多いと思われます。 本記事では、東京読書倶楽部ってどんな読書会なのか紹介していきます! 東京読書倶楽部とは東京読書倶楽部は、日本最大の古書店街である神保町にて、ほぼ毎週読書会を開催しております。2022年2月に第1回を開催して以来、主催者一人で2年ほど続けております。 その本が面白いのは、 その人の人生経験が その本を面白く

    • 読書は場所を選ばない

      川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 先日の東京読書倶楽部の読書会にて、どこで本を読むのが最高かという話になった。カフェに行くとか、お風呂に浸かりながらとか、何だかんだ自室が一番捗るなど、様々であった。 読書は場所を選ばない。場所を選ばないからこそ、読書するのに最適な場所を探そうとする人は多い。 例えば「読書 喫茶店 都内」や「ゆっくり読書ができるカフェ」など、一度は検索した人も多いのではなかろうか。 最近はブックカフェや読書に特化した喫茶店もあって、都会の喧騒から

      • 不定期開催の文学×ボードゲーム会。読書好きが集まるボードゲーム会だからこそ、合間に読書や作品トークで花開く。 『みんなで本をもちよって』の"こんな件名のメールは絶対に開くな"に対し、「わたしは秘密道具を持っているの」(凍りのくじら) が個人的最優秀賞です(笑)

        • 読書記録「世界でいちばん透きとおった物語」

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、杉井光さんの「世界でいちばん透きとおった物語」新潮社 (2023) です! ・あらすじ 藤阪燈真は幼い頃の病気の後遺症で、本を読むのが困難だった。電子書籍では問題ないのだが、紙の本を読むと文字がチラついて苦痛なのだと。 燈真はいわゆる愛人の子だった。校閲者の母 恵美と有名推理小説家の父 宮内彰吾(松方朋泰)。母が堕胎の提案を拒み、生まれたのが僕だ。 その母も僕が18歳の頃に交通事故で亡くなり、その2年後に宮内彰吾

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          読書記録「太陽のパスタ、豆のスープ」

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、宮下奈都さんの「太陽のパスタ、豆のスープ」集英社 (2013) です! ・あらすじ 嫌な話は食事の「後」に話してと言ったはずなのに。結婚式直前に婚約破棄を言い渡された明日羽は、失意のどん底に落ちていった。 何が悪かったのかは分からない。だけど譲さんは、私とは結婚できないのだという。本当に悪いと思っているとも。 実家で意気消沈していた明日羽に、叔母の六花さんが提案したのは「ドリフターズ・リスト」を書くこと。 こん

          読書記録「太陽のパスタ、豆のスープ」

          雨の日に本がお得になる書店もあったな

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 夕方から雨が降りそうで降らない天気。結局傘は持っていかなかったため、このまま雨に打たれず帰宅したい。 いや、雨に濡れること自体はそこまで嫌ではない。靴下が濡れるまではわりと元気だけれども、本が濡れるのだけは避けたい。 雨と言えば、今は潰れてしまったけれども、通っていた大学の近くの書店さんが、雨の日割りをやっていたのをふと思い出した。 当時は大学の生協で買えたのもあったし、通学路からは少し離れていたため、あまり訪れることはなかった

          雨の日に本がお得になる書店もあったな

          連休明けは無理せず

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 連休明けの出勤にしては、普段と変わらぬ調子で仕事ができた方。ちょいと起床に時間は掛かったが、それほど生活リズムは崩れていなかったのでひと安心。 連休中もnoteは更新していたし、何だかんだ書くことが好きで、Webライターの仕事を続けているのもあってか、明日から仕事かと落ち込むこともなかった。 かれこれ5年くらい前になるが、現場作業員時代の頃は、連休最終日は結構落ち込んでいた記憶がある。 夜は全然寝れず、明日は早番だから始発の電車

          読書記録「天国の本屋」

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、松久淳さん+田中渉さんの「天国の本屋」新潮社 (2000) です! ・あらすじ 夢を見ていた。小さな男の子が、病室で横になっている老婆の隣で絵本を朗読してる。たどたどしい声ではあるが、老婆だけでなく、同室の患者や看護婦さん、医者までが男の子の朗読に聞き入っていた。 22歳のさとしは深夜のコンビニにて、これまでの人生で最も大きなため息をついた。かれこれ20社ほど就職面接を受けているが、秋も終わりの時期にもかかわらず、

          なにもしないでいること──ただ歩きながら、きこえない音に耳をすまし、なにも思いわずらったりしないこと。そのたいせつさをみくびってはいけません。 A・A・ミルン 原案「クマのプーさん エチケット・ブック」筑摩書房 (2012) より

          なにもしないでいること──ただ歩きながら、きこえない音に耳をすまし、なにも思いわずらったりしないこと。そのたいせつさをみくびってはいけません。 A・A・ミルン 原案「クマのプーさん エチケット・ブック」筑摩書房 (2012) より

          読書記録「シアター!2」

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、有川浩さんの「シアター!2」アスキーメディアワークス (2009) です! ・あらすじ 春川巧が立ち上げた劇団「シアターフラッグ」は、存続の危機に立たされている。 兄の春川司が借金の肩代わりの条件として提示したのは、「2年以内に劇団の収益だけで300万円を返済すること。それができないならば、劇団をたため」と。 返済期間1回目の公演「掃きだめトレジャー」は、最終日のトラブルにより3万円の収益で幕引き。残り297万円

          どうしても読めない本はあるさ

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 四連休初日。午前中に友人とカタンをやって以降、もうスケジュールが真っ白の人。 でも、無理して出掛けようとすると、ただただ歩き回って終わる傾向がある。それなら、コンビニでちょっと高いお菓子買って、珈琲淹れて部屋で本を読み耽るのも悪くない。 今更ながら、本を沢山持っていって読書合宿ってもありだなと思う。今年の夏の京都は、そういう時間にしよう。 それはさておき、大抵の本は最後まで読みきることを目指して本を紐解いてはいるが、時折早い段階

          どうしても読めない本はあるさ

          本とビールとハンバーガー

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! GW中日の平日は有休を使わず、カレンダー通りに働いていた人。noteを投稿して本を読む以外、大して予定がない。 1週間近く休んだとて、どうせ時間を持て余すだろう。ならば働いていた方が有意義だと思ってしまう。これは病気かもな。 まぁ明日からは四連休だ。こういう日の夜は、映画でも観ながらお酒を飲むのに限る。 たまにはテイクアウトで晩飯を用意しようと思い、いくつか候補が出た中で、お肉が食べたいという声からハンバーガーにする。 以前n

          本とビールとハンバーガー

          読書記録「シアター!」

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 今回読んだのは、有川浩さんの「シアター!」アスキー・メディアワークス (2009) です! ・あらすじ 春川兄弟の父は劇団の役者だった。役者と言っても小劇団の無名な役者であって、日銭をアルバイトで稼ぐような有り様だった。 兄・春川司にとって、父は叶わぬ夢を追い続けた駄目な男という印象だった。役者なんて安定しない仕事は、目指すべきではないと。 逆に、弟・春川巧にとって父は、当時イジメられっ子だった自分が、自己実現できる場所を教えて

          4月27日 読書会報告

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 2024年4月27日の夜に開催した、東京読書倶楽部の読書会の報告です! この日は新規の方が3名、リピーターが6名の合計10名でお酒を飲みながら読書会、その名もBOOK & BOOZE! 同じ本を読んでも感想や考え方は異なる。逆に今まで知らなかった世界を知り、再読のきっかけになるのも読書会の楽しみなり。 紹介して頂いた本冬木糸一「『これから何が起こるのか』を知るための教養 SF超入門」ダイヤモンド社 古典から近代のSF作品56冊

          三連休の最後は、文京区は不忍ブックストリートの一箱古本市を歩き回る。一箱という制限の中で何を売るか、店主(箱主)ごとに色やテーマが違って面白い。巡っている間、たまたま隣の人が絶賛していたのもあって、安野光雅訳の「小さな家のローラ」を購入。またしても、積読は増えるばかりである。

          三連休の最後は、文京区は不忍ブックストリートの一箱古本市を歩き回る。一箱という制限の中で何を売るか、店主(箱主)ごとに色やテーマが違って面白い。巡っている間、たまたま隣の人が絶賛していたのもあって、安野光雅訳の「小さな家のローラ」を購入。またしても、積読は増えるばかりである。

          自称読書家 花を愛でる

          川口市出身の自称読書家 川口竜也です! 大型連休にも関わらず、何も予定を立てていない人。旅行に行くわけでも、友人からBBQに誘われることもなく、自称読書家は静かに生きている。 でも折角のいい天気。ちょこっと自転車でひとっ走りしたい気分。 そうだ、前々からお花を飾りたかったんだと思い、最寄りの園芸センターにぷらっとお出掛けしようと決める。 地元で造園が盛んだったのもあってか、お花や植物には馴染みがある。母もベランダでお花を育てていたからか、花があることに違和があまりない