Momo|桃花舞台

中村桃子|ライター・構成作家|酒場や場所話 &日常コラム連載中|noteでも1日1エッ…

Momo|桃花舞台

中村桃子|ライター・構成作家|酒場や場所話 &日常コラム連載中|noteでも1日1エッセイ|ストリップ🦋♥|旅芝居・大衆演劇|本屋始めました|人間に興味、劇場が愛しい|プロフィールや連載まとめはリンクから|原稿やお仕事の御依頼はDMまたはメッセージからお待ちしています!

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    新選組烈士伝(縄田一男編・角川文庫・2003)

    お好きな方も多いでしょう新選組モノです わたしは最後の『薄野心中 新選組最後の人』が読みたくて手に入れました、そうです斎藤一先生の話です お好きな方もそうでない方も時代モノファンもそうでない方も、ちょっとレアな1冊ですので、是非に。
    400円
    本屋・桃花舞台
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    人間標本(湊かなえ・角川書店・2023)

    グロ耐性のない方はご注意下さいね “イヤミス”の女王、湊かなえさんの新作は タイトルそのままの「!」な話。 蝶のように標本にする、人間を そのことに魅せられた父子を中心とした美と人間の業の物語 いかがです?
    700円
    本屋・桃花舞台
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    400円
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    人間標本(湊かなえ・角川書店・2023)

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    700円
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    サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う(鈴木智彦・小学館・2018)

    大ファンのライター鈴木智彦氏による1冊 取材力、対象との向き合い方、 落とし込み方、書かれ方、出し方、大ファンなんです 一気読み!
    650円
    本屋・桃花舞台
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【素敵なWebマガジンに寄稿】 舞台と、目の前のあなたへ、の話

素敵なウェブマガジンに寄稿させていただきました。 ALOHADESIGNさんによる『Stay Salty』vol.33の巻頭PEOPLE です。 クリックしていただくと、 トップページの次にミラーボールの写真、ココです。 寄稿エッセイのタイトル&わたしの名前が出ますので よければ「VIEW PEOPLE」のボタンをクリックして下さい。 「これまでの活動や経緯や、現在の日々に思うことなど、そしてこれからの想いを交えて、エッセイとして語っていただけたら」 「さまざまな活動を

    • 杜子春

      コンビニのレジ前に列が出来たのは 先頭の客が食べ物だの日用品だのをカゴいっぱいに買っていたからだ。 わたしは列に並ぶのが好きじゃない。 元来のイラチ、あ、大阪弁で言うせっかちとか気短だ。 「コンビニでそんなめっちゃ買うのん、めっちゃ〝貴族〟やん」 穏やかではない気分になってしまう。 わたしの前に並んでいたのはお年を召した方だった。 しずかに順番を待って自分の番になると笑いながら店員に言った。 「焦らんでええで(笑)」 それでも店員さんはやっぱり焦る。そりゃそうだ。

      • 暴力と薬草

        暴力について考えた。 スマホショップで。 攻撃すること。 腕力や武力などは勿論、 言葉によっての暴力もあるだろう。 手をあげたりくだしたりもだけれど 無言や突然の一方的な無視も暴力かもしれない。 乱暴、圧力、不当、無法、不当、強制、侵略。 からだや心、他者の尊厳をおかすこと。 数日前、やっと故障修理が終わったスマホを受け取りに行くと、 先日の来店時にはなかったポスターが貼られていた。 「店員への大声、デスクを叩く、過度なクレームなどは警察に連絡します」 スマホ

        • 「いい表情(かお)してるな」 卒塔婆の月の小町と対面しての気持ち。 何日経っても。 浮世絵好き江戸好きとして、 芳年や暁斎を殊更に声高に「好き」「見たい」ということには抵抗もある。 近年のいろんなブームや仕掛け方を含めての。 でも「月百姿」は「おもしろいな」 最後の浮世絵師ともいわれる芳年が 歴史上の人物たちや物語と月をモチーフに描き切った、描きまくったと言いたいようなこのシリーズ(?)は、 形、構図というか形が、イカレてる。 「漫画みたいやな」「Lineスタンプ的

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          ステンドグラス

          おひさしぶりの「酒場話」最新話がアップされました。 まさかの、かもしれませんが、 またこうしてこれでここでお会い出来ること(も) とてもうれしいです。 WebマガジンTabistoryに書かせていただいているこちらの話、 たいへんたいへんおひさしぶりということで、 20話目は、アップに併せて急遽書き足したりもしました。 連休最終日の夜、笑ってお付き合いいただけましたら光栄です。 始まった頃は、知り合ったばかりの相方姐さんと共に、 「知らないお店にふらっと」を梯子をして い

          ステンドグラス

          空気

          GWの空気ってあるよなあ。 毎年思う。 きっかけや理由はあるようなないような、 家に居ても、外に出ても、どこかへ出かけても、仕事していても、 雨でも晴れでも、それでも、なんか、なんだか、「あるよなあ」と思う。 年末年始の空気のような? 似てはいないけど似た感じかもしれない。 街全体がふわふわ、わっと、上がるみたいな、 人の気持ちの熱が空気となって感じられるみたいな。 いや、それも、「気がする」だけかもしれないけれど。 そう、通常通りの人だって、いるものね。 夜、電車で

          嬉しい縁から書き屋として色々お世話になり、 1年前から本屋もさせて頂く旅と思索社様が10周年。 皆さんぜひ遊びに行ってみて下さい! 連休後半のお供にも📚 https://twitter.com/shuppatsuten_jp/status/1786251181863674080

          嬉しい縁から書き屋として色々お世話になり、 1年前から本屋もさせて頂く旅と思索社様が10周年。 皆さんぜひ遊びに行ってみて下さい! 連休後半のお供にも📚 https://twitter.com/shuppatsuten_jp/status/1786251181863674080

          ビタミン

          お世話になっている方のお祝いにフラワーアレンジメントを買った。 なんてことのない店で買ったのだが会計をしてくれた女子は感じがよかった。 花を整えラッピングしてくれた初老の男性は渡してくれながら言った。 「ありがとう。いってらっしゃい」 歩き出してからも耳に胸に残った。 その一言が。 コンビニで海外の方? でも日本語の流暢な方が、言っていた。 会話の内容は聞いていないが、 店員さんがなにかを間違い、 それ咎めるのではないが、和ますために言ったような一言だったみたい。

          COLOR

          今の旅芝居・大衆演劇界で最も人気のある劇団の舞台を観た、 ひさびさに、先日。 最も人気だなんて書いたが間違いではない。 正確に言うなら「最も人気のある劇団、の内のひとつ」か。 興行が盛んな関東、関西、九州、おおきく3つにわけた どれもの地域でどこのどの劇場でもお客さんを集める劇団だ。 前楽、つまり千穐楽の前の日の夜だった。 関東のコースを6か月廻ってきての大千穐楽前夜。 二階席までぎっしりの満員の客席の熱に圧倒された。 拍手喝采、悲鳴のような歓声も上がる。 二階席から落ち

          種と翼

          まとまらないままに書きたくなった。 さいきんのテレビドラマを観ていてだ。 きっかけは朝ドラからだったような気もする。 観ていますか。 SNSでは大絶賛の嵐だ。 うんうん。よくわかる。 でもわたしは初回から観始めて数話進んでいくうちに 「うん」と共に「んー?」を感じるようにもなった。 いい意味で「わかりやすい」んじゃないか、と。 「みせたい側を引き立てるために わかりやすいわかりやすすぎる役割というか設定をされている」 っていうといいかなあ。 それがきっと「良い」のだろ

          日々旅

          チェーン喫茶店のチーズトーストにはっとした。 なんてことないやつ、 ほんっまなんっってことないやつ。 つまりよく考えたらめっちゃ勿体ない。 とろけるチーズをのっけて食パンを焼けばいい。 帰ってひと手間どころじゃない、秒レベルの話だ。 でもしばらくこういうものを食していなかったからかな。 アタマじゃなく口が自然と注文していた。 何もアタマにないまま一口齧ったら脳と口が思った言うていた。 「あ、美味しい」 笑ってしまった。 いただいた本がもうわくわくする。 「本を贈りたい。た

          昨夜は、いい夜いい時間。ぐっと来ました。 https://www.instagram.com/p/C6SbupoPotH/

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          ひとり乗りみたいなエレベーターで2階へ上がって2階で受付をする。 順番を待って名を呼ばれるとまたひとり乗りみたいなそいつに乗って3階へ上がり、 3階にてありがたいお話を拝聴し終わったらまた2階へ降り、 お金を払ってまた乗って1階へ降りて帰る。 なんのアトラクションやねん。 先週アレルギーでお世話になっていた耳鼻科だ。 アトラクションとはまだ明るい例えで、 初めて行ったときはテンションめっちゃ下がっていて 不謹慎な例えしか頭に浮かばなかった。 「そうか乗って運ばれて最後の審

          塩むすびと月

          帰りの電車内で突然スマホの電源がつかなくなった。無になった。 最寄りじゃないけど最寄りのソフトバンクに向かうと、 やさしい店員さんはマニュアルなのか懸命に修理と代替機を勧めてくれたが 今日中に直したいほんまに嫌や。 即日修理の子会社(?)を紹介してもらい、 本人確認だとかなんだとか面倒臭すぎる丁寧な手続きや来店予約とかの後、 そちらの店に向かうと店員さんは淡々と言った。 今全国各地でこの機種の故障というかブラックアウトが後を絶たないのだと。 せやから会社の問題だとかなんだとか

          塩むすびと月

          華の刻

          淋しさって一体なんやろ。なんなんやろね。 戯曲『淋しいのはお前だけじゃない』を読んだ。 タイトルがいいじゃないか。 今更だけれども。 ご存じの方も多いかもしれない、 市川森一脚本、1982年に放送されたTBSドラマ、の戯曲本だ。 借金取りの西田敏行が借金をしたやつらと旅芝居の一座を結成する。 座員は彼と彼から借金をした素人たち。 座長はヤクザの愛人だった女剣劇座長の娘(木の実ナナ)で、 看板役者はその男である旅役者(梅沢富美男)、 この二人もまた彼から借金をしている。 っ

          狸の豆腐

          豆腐屋の話をする。 通い出したきっかけはミーハー極まりない。 某江戸戯作者の名を商品名とした豆腐などがあると知ったからだ。 若くないけれど若者が来るのが珍しいのか。 御店主に覚えられて、たまにオマケもいただく。 御店主は顔付きも手付きも「The 職人」だ。 狸的な雰囲気を感じたりもする。 悪い意味での狸じゃない。 見た目がとかでもない。 なんというか長年生きてる狸みたいな。 『平成狸合戦ぽんぽこ』の長老狸的なね。 飄々としているのだけれど、 その手や皺や顔とかが、ああ、職