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パリのキツネは三度嫁入りをするらしい(5/22)
パリのKitsuné(キツネ)は一体何度嫁に入れば自分の結婚に納得するのだろうか。2024年にもなれば、嫁に入るなんて考え方自体が古くてどうにも納得が行かないのだろうか。
晴れているのに突如大粒の雨が降って雨宿り。これを3回ほど繰り返した一日は、平日にも関わらず何度もキツネが嫁入りをしていた。雨が止む前とか、止んだ後の数分って吸い込まれるように色気がある。写真との出会いがこういう鬱陶しさを小さな
海外移住の覚悟...ねぇ...(5/21)
実は昨日の深夜、先に朝を迎えた日本にむけて仕事のメールを打っていたところ「あっ、こいつメール送ってくるってことはまだ起きてるな?」と隙をつかれたのか電話がなった。
と言っても、国際電話になると発信者も受信者も料金が発生してしまうため、LINEを活用している。
私がSACEMの正式な会員になったため、これから日本の仕事をしていくときに著作権の管理や楽曲の使用形態、契約内容をどうしていくかという議題
映画活動 略して"映活"始め/フランスと日本の考え方の違い〜接客編〜(5/20)
たいてい何かがしっくりこない時に考えられる主たる原因は、①ピアノを弾いていない ②音楽を作っていない のどちらかなのだが、①は楽器が一向に届かないから仕方がないし(なんとなく火曜日に当たり前の顔して届く予感がしている。デリバリーの約束は金曜日だったけど!)、②は実行している。それでも、出汁のないお味噌汁のような「可なのだが、何かがちょっと足りていない」感。生活に奥行きがない。これはなんなんだ。
平凡な日曜日(5/19)
昨日は作曲脳を分析しているつもりが、仕事に対するスタンスの話が大半を占めていたね。
今日はいよいよ日記で書くこと(書けること)が見つからないような一日だった。
とあるピアニストの方が演奏するために昨日作っていた曲は、実は画合わせのプロジェクトなんだけど(だからこそ、私にオファーがきたのかと思われる)、とあるシーンでの出演者のショットに合わせて音楽の展開を調整してほしいという内容だった。我ながら
アメッ!フルーヨルッ!〜夕方だったけど〜(5/15)
私はロマンチストになりきれないから、雨が大嫌いだ。
日本でも近年、お天気サイドのライフスタイルの変化を実感することが増えた。コロコロ様変わりする空模様に「何でもかんでも自分の思い通りにはならない」という人生の基本と教訓を改めて叩き込まれる。分かっちゃいるが、思い通りになって欲しくて未練がましい。
(特に野球の試合がある日などは)
パリはずっとそんな感じの街だ。別の日の空がうっかり間違ってやって
自己評価が低いのに自己肯定感が高い!(5/14)
4時間未満睡眠や日中の居眠りが慣例化してしまう前に、ようやく睡眠らしき睡眠ができるようになってきた。
これまでとは少し違う、ニュータイプの時差ボケなのか?
今日はとにかくひたすら言葉、言葉、言葉!の一日だった。私の大好物だ。ASDの診断で医師に言われた通り、言葉の能力だけが抜きん出て高いという世武脳波が喜ぶので、いつも世話になっているお礼にとついついサービスしてしまう。
さて、これから色々な側
人の気持ちってむずすぎ!(5/13)
フランスに来てから一週間が経過したらしい。まだ一週間しか経ってないの?というほどに、前の自分の暮らしがどんな感じだったのか、もう思い出せない。
結局のところ、消えずに残る大切なものはどこまで行っても"人"だけなのかもしれない。自分の日々の暮らしがどんな感じで、前の家がどんなだったか、たったの一週間前のことなのに頑張らないと思い出せないし、思い出せても懐かしい気もするが、他人事のような視線で見てし
ギャラリーを訪れた(5/12)
今日は朝から、左岸の食料品調達エリアとして有名なムフタール市場を訪れた。ふと気が向いて久し振りのInstagram ゲリラライブを敢行したところ、私も予想していないくらいに"如何にも おパリ"な様子を届ける事になった。
私はこれまで3ヶ月という短期間を数回、それから学生時代に4年ほどパリで生活していた事がある。基本的には絵に描いたようなレトロパリな感じよりも、雑多で良くも悪くもリアリティのある右
人間の魅力とは/思いがけないデートウィーク(5/11)
欲しかったピアノの在庫がなかった為、あともう一週間ほど自宅に届くのを待つ。楽器が到着するまでしばらく暇だなぁと思い、その間にデートでもして楽しもうかと考えたので、早速ひとりご近所の男性と色々語らったり散歩をしたりして過ごした。
綺麗な顔立ちをしているし、ユニークなバックグラウンドに社会的な意識も高い(例えば「男らしさ」「女らしさ」という表現に敏感だったり、動物保護について積極的だったり)のだが、
セビーの日日是好日(5/9)
朝から荷物が届くかも知れないという淡い期待を抱きながら、スピーディーさが求められる(日本のクライアントの)編曲の仕事をしていた。
今回の作業の猶予は一日しかない。「世界的に有名だけど私は知らない曲」を歌わなければならないのだが、相変わらずポップソング音痴の私なので、歌い慣れてない感じをどれだけ払拭できるのかが最難関。歌唱には苦戦した。
歌うと言っても最終的には歌い手さんが練習するための仮歌なのだ
配達が、配達することとは限らない(5/8)
さて、フランスの郵便局「ラ・ポスト」から通知がきた。"5月8日(水)あなたの家に日本からの荷物をお届けします。ご都合が悪ければ、日程変更か受け取り場所を選択して指定してください。"という内容が添えられていた。
時間指定というものがないのが不便だが、日本と全く同じものを求める方が違うって話なので、そこは甘んじてこの不便を受け入れよう。
でも、私は知っている。ラ・ポストの地獄のような低品質サービス
世武日記 改め パリしてもろて日記が始まるよ!(5/7)
さて、気を取り直して。世武裕子による笑いあり、文句あり、たまに泣き笑いありの「パリしてもろて日記」(定着しなさそうなネーミング)を本格的に始めたい。
頭痛の原因はピアノが弾けていない事によるフラストレーションではないかと思い(整わない時って、たいていピアノ弾けてない)、元同僚とマレ地区でランチを取ったあと少し散歩して、楽器屋さんへ向かった。
このお店にはあらゆる楽器が揃うが、特にピアノ弾きには