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【乗るかそるかとは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第19回
帝を介して、道長とまひろの思いが通じ合った回でした。
コツコツと自分の信じている道を進むことは、時に孤独です。虚しくなることもあるでしょう。それでも、己の中の真実を見出し、その道を進む姿は、きっと誰かが見てくれています。まひろのことも、その父のことも。
誰よりも物知りで、学者として聡明であるにも関わらず、鳴かず飛ばずであった父の背中を、まひろはちゃんと見ているし、そこにリスペクトもある。
自
2024年5月5日(日):賀茂競馬
さて,本日は上賀茂神社(賀茂別雷神社)で,昼過ぎより,賀茂競馬(かもくらべうま)會の神事が執り行われた。1093(寛治7)年に上賀茂神社でこの神事が執り行われるようになって,今年で931年目だという。
吉田兼好(兼好法師)が執筆した随筆集『徒然草』(14世紀中頃)第四十一段にも,賀茂競馬の見物客で大変混雑していて,後ろからでは馬が競い走るのも見えなかったありさまが「五月五日,賀茂の競べ馬を見
【光る君へ】第18回「岐路」
今回も簡単に済ませたい。
大石先生や制作統括さんは、道隆一家(中関白家)に何か個人的な恨みでもあるのだろうか?道長を少しでも良く描くために負のバイアスをかけなければならないという固定観念にとらわれすぎていないだろうか?道隆も道長も、当時の貴族の常識に則って政を進めていたはずである。
今回描くべきだったできごと伊周の「皇子を産め」暴言ハラスメントは正視に耐えなかった。前回の道隆は病身で余命いくば