yuukee

ひっそりビジネスを作っています。

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最近の記事

スタイルを作る・スタイルができる

自分のスタイルができてくるというのは、必ず試行錯誤と紆余曲折の後なのだなと思う。 なにもチャレンジしないでミニマリストになった人は本当にただの貧乏でつまらない人でしかないし(そういう状況でもそれっぽく取り繕おうというのがそもそもミニマリズムが好まれる理由でもある)、質より量を体験しないとできないことがたくさんある。 コロナ期に入ってからずっと睡眠薬を飲んでいたけれど、耐性がつくどころか逆に体内に薬が溜まって起きられないことが増えたので、ついに「薬でだるいより睡眠不足で眠い方

    • 私の部屋のアイコン的なものが現れた。 「租界」「異文化を受け入れる側」「違和感と伝統」 ダークブラウン系の木とネイビー、ダークトーンの青、ピーコックグリーン。陰影に透明感を与える寒色系。 部屋としてはまだまだ未完成。

      • 屋外型美術館・江之浦測候所

        現代アートの雄・杉本博司の屋外型美術館、というような場所。江之浦測候所。 昨年、杉本博司展を松涛美術館で見て、タイミングが合えば行ってみたいなと思っていたのだけど、むしゃくしゃして伊東温泉に一泊した時に東京からそっちの方に行くなら通り道だなと思って、予約した。 ひなびた、という言葉を具現化したらこうなるだろうなという、人がいないわけではないが田舎で、徐々に朽ちていく途中にある場所だった。 しかし、最寄りの無人駅にシャトルバスを無料で出すし、海外からのお客さんみたいな雰囲気

        • 「私の」インテリア、南北考

          インテリアっていうと、北欧北欧北欧!!って圧が出てくるのですが、なんか違うんだよな……というのがずっとありまして。 ただ人気なだけあって(そして北欧のインテリア文化が飛び抜けて高いらしく)、いいものを探そうとすると北欧アイテムに辿り着いてしまうというのはある。 そして初心者や美意識が弱いものは、なんとなく素敵だと思ったものを表面的にトレースすることで満足するタイプも多い。 だから、まあつまらないコピーされたインテリアが「素敵なお部屋」として量産されているんだろうなと思う。

        スタイルを作る・スタイルができる

        • 私の部屋のアイコン的なものが現れた。 「租界」「異文化を受け入れる側」「違和感と伝統」 ダークブラウン系の木とネイビー、ダークトーンの青、ピーコックグリーン。陰影に透明感を与える寒色系。 部屋としてはまだまだ未完成。

        • 屋外型美術館・江之浦測候所

        • 「私の」インテリア、南北考

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        • 運動嫌いの筋トレ対策★
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        記事

          伊東温泉一泊旅行

          とてもいろいろあれだったので、温泉に行った。 毎回、そういう感じでどこかに行く。 特に旅行に行くと睡眠薬をのまずに眠れることが多いので、睡眠薬を飲まない夜のために出かけているような気がする。 伊東温泉のかすれ方はじめていったのだけど、とてもかすれていた。 びっくりするほど同じトーンに色落ちしていて、これがヴィンテージのデニムならきっと高値が付いたのではないか。 キネマ通り。きっと映画館があったのだろう。今もあるのかもしれない。旅行者には見えなかった。 なぜか、キューブっ

          伊東温泉一泊旅行

          ニッポンの伝統的なホテルライクはモダン家具と相性悪い

          伊東温泉にある古い(が、大規模な)温泉旅館を見に行った。 ジブリの千と千尋そのままな感じのディテール。 千と千尋は大浴場や大広間ばかりが目立つけど、従業員たちの部屋の感じを思い出すとわかりやすいかもしれない。 欄干から川が見える。 なんでも、この建物は昭和初期に材木商が自分の財力を見せつけるが如く、当時の腕利き棟梁を3人も集めて競わせて作ったというものらしく、今でいえば有名建築家の夢のコラボレーションみたいな感じかもしれない(建築家は施工までしないけどノリとして)。 銘

          ニッポンの伝統的なホテルライクはモダン家具と相性悪い

          「まるでアートのような」問題

          アートって言っておけば濁せるお茶の多いこと。 それだけアートという語感が濁ってるともいえる。 クリアではないし、濁っているところに意味があるみたいなところもあるんだけど、その筋の人たちはみんな基準があると口をそろえて言うので、余計怖い。 アートと、アンティークもまた意味が違うんだけど似たような感じもある。 古い時代のアートはアンティークと言えばアンティークだし。 アートのような、という言葉が曖昧過ぎて、その言葉の意味するものも曖昧過ぎるんだけど、「理路整然と説明できないが

          「まるでアートのような」問題

          まるでペットのように胡蝶蘭を愛でている。小鳥を部屋の中で連れ歩くように。 (諏訪敦作品の「眼窩裏の火事」とエゴン・シーレの菊の花のポストカード、サモトラケ島のニケのミニチュア、ベランダの原種チューリップとムスカリ。残りはIKEA)

          まるでペットのように胡蝶蘭を愛でている。小鳥を部屋の中で連れ歩くように。 (諏訪敦作品の「眼窩裏の火事」とエゴン・シーレの菊の花のポストカード、サモトラケ島のニケのミニチュア、ベランダの原種チューリップとムスカリ。残りはIKEA)

          ずっと睡眠薬を飲んでいたけど、いよいよ薬のだるさがやばくて、もはや寝不足の眠気のほうがマシとなってきたので薬をやめてひたすら悪夢を見ることにした。 昨夜の夢はタイムリープしながら19298という物質を探すSFみたいな夢。

          ずっと睡眠薬を飲んでいたけど、いよいよ薬のだるさがやばくて、もはや寝不足の眠気のほうがマシとなってきたので薬をやめてひたすら悪夢を見ることにした。 昨夜の夢はタイムリープしながら19298という物質を探すSFみたいな夢。

          欲しいもの熱

          欲しいものがある時。 熱烈に、欲しいものがある時。 手が止まるし、頭の作業容量をそっちに取られる。

          欲しいもの熱

          10ねん………

          10ねん………

          「私の」インテリア考、仮説

          つくづく思うのは「だれも私の好みや私のために何かを作っていてくれはしない」ということだ。 私のためにデータを出したり、教えてくれる人は、いない。 私が自分で探し当てないといけない。 毎日暮らす部屋について、そのことをものすごく感じる。 整理整頓掃除、みたいな家事と、よく暮らすというインテリアとは、同じ空間に存在しているはずのことなのに、信じられないくらい乖離している。 大体生活の必要に追われて、家事からスタートする。 起点が家事=部屋の汚れ(衛生面)や散らかりから、生活

          「私の」インテリア考、仮説

          上海租界跡に行きたい! 台湾や香港にはいったけど、魔都と呼ばれた上海。 上海、日本語ガイドの人いるかな…

          上海租界跡に行きたい! 台湾や香港にはいったけど、魔都と呼ばれた上海。 上海、日本語ガイドの人いるかな…

          派手壁紙に夢中

          さあ、ここにきてインテリア解説ブログからの知識を得て、急激にインテリアの解像度がUPした私ですが。夢中なものが、派手壁紙。 派手壁紙は、どうにもむずかしい。 建築家に聞いたら「モリスの文脈以外で使う事あります?」と鼻で笑われ、国内のインテリア事例も大体が子供部屋かトイレ。 ピンタレストでは大体AI画像みたいになっている。 「アクセントクロスは結局貧乏くさい(ケチって貼るから)」 「偽物のブロックプリントにするくらいなら、ちゃんとブロックを積め」 などなど、非難囂々。

          派手壁紙に夢中

          わからせ&わかり、理解と表現

          棚を2台粗大ゴミに出して部屋を大改革して、やっとインテリアについての理解度が上がってきた。という事を前回書いた。 そこで、さらに映像作家をやっている人の話を聞いてきて、「最近の映画は『あの作品のあれをネタにひいてきている』というのがわからないと面白くないという構造になりがち」という課題を抱えているというのを知った。 みんな本歌取りで回していく感じになっているらしい。 去年アートバーゼルに行った時もそうだったし、売れる美術作品という話になると必ず「一定の美術史を踏まえてい

          わからせ&わかり、理解と表現

          我が家は花盛り。ベランダで咲いた花と胡蝶蘭。

          我が家は花盛り。ベランダで咲いた花と胡蝶蘭。