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立ったら、痛いんじゃけぇ。

 昨日は特に予定の無い日曜日だったので目が覚めてから布団でモゾモゾした。
 
 九時ぐらいに妻が起きてきたので一緒に朝ごはん。

 そろそろ賞味期限の食パンがあったので卵サンドを作った。

 茹で卵を作るのは面倒だったのでスクランブルエッグにみじん切りの玉ねぎを混ぜたお手軽スタイル。

 それと妻が美味しいコーヒーを淹れてくれたのでちょっとカフェ気分のステキな時間を過ごした。

 それから家の掃除を手分けしてやった。

 この家に住むようになってから干支一周分の時間が流れたのであちこちが痛んできた。

 もともと中古住宅なので築年数は結構古い。

 購入時に貯金をはたいてリフォームをしたのだがなぜか廊下の床だけそのままにしておいた。

 確かリフォームをお願いした業者さんが廊下は物がないのでいつでも直せるから手を加えないで予算を抑えましょうと言われたような気もする。

 なので廊下だけは建築当時のままである。

 最近その床がだいぶ傷んできた。
 
 歩くとブワブワと床が浮くし、場所によっては踏み抜きそうになる。

 特に夜寝ぼけながらトイレに行こうとすると思わぬところで足をとられておおっととなる。

 一刻も早い修理が必要だなと思う。

 知り合いの工務店のおじさんから諭吉さん十五人くらいでやってあげるよと言われているので今年中に何とかしたい。

 そんな床の雑巾がけをしていたら指に激痛が走った。

 痛っ!と思って右手を見て見ると中指にすいばりが立っていた。

 長さ一センチくらいの木のささくれが爪と肉の間に刺さっている。
 
 これがとっても痛い。
 
 すぐにペンチで引き抜こうと思ったがささくれが細いのでうまく掴めない。

 なので爪楊枝でほじくって取り出そうとしたらどんどん埋まっていった。

 刺激を与えるたびに指先に鋭い痛みが走る。

 仕方がないのでカッターナイフを使って少しだけ皮膚を切ってささくれを取り出す糸口を作った。

 切りすぎると余計に傷口が広がるので慎重に刃先を動かした。

 どうにか切開に成功したので小さなラジオペンチを持ってきてささくれを一気に引き抜いた。
 
 おっしゃ、取れた!とガッツポーズを決めてささくれを見ると思っていたよりも長かった。

 妻に見て見てこれが刺さってたと言うと、うわぁやめて痛い痛いと眉をひそめられた。

 ささくれが取れたあとに化膿しないように消毒してからカットバンを巻いた。

 朝から名誉の負傷でああ、早く床直そうと改めて思った。

 そうそう、すいばりが立つは方言だった。

 標準語で言うと、トゲが刺さるとなるのだろうか。

 何気なく文章に潜ませたがカットバンも方言である。

 正式名称は絆創膏で合っているだろうか。

 あなたの街では何と呼びますか?

 そんな質問を投げかけつつ昨日の晩御飯の話を。

 昨日は実家にお呼ばれ。

 献立は鶏団子鍋とサーモンの刺身、おからの煮物と大ご馳走。

 お邪魔しますと家に上がって仏壇にお線香をあげて居間に行くと父がすぐに今日の野球見たか?と聞いてきた。

 何でもベイスターズとカープの試合がとっても白熱したようでちょっと興奮気味だった。
  
 試合にはとても興味があったがあいにくBSのみでの放送だったので私の家では見られなかったよと言うとおお、そうかと少し物足りなそうだった。

 そのうちに鍋の支度が出来たようで母がはいはい、ご飯よと言って料理を運んできた。

 それを手伝ってビールで乾杯。

 ショピッとプルタブを起こしてグラスにテッテット。

 クイーッと一気に飲み干すとさあ、食べるぞぅという気持ちになった。

 まずはサーモンの刺身から。

 ワサビ醤油をつけてハムッと口にすると脂がトロっととろけてウットリする。

 刺身のツマも母が大根をカツラ剥きして作ってくれる自家製でシャキッ、パリッとした歯ごたえがたまらない。

 そうこうするうちに鍋が煮えたのでふたを取るとホワッと湯気が上がった。

 鶏団子は父の手作りで昨日初めてレシピを聞いてみた。

 鶏ミンチに細かく刻んだタコのみじん切りを加えて、卵四個、片栗粉を繋ぎに使う。
 
 臭み消しにしょうがの擦り下ろし、味付けは塩と昆布だしの素。

 これをよく混ぜて冷蔵庫で一時間寝かせると出来上がり。

 ふんわりジューシーでたまにコリコリしたタコの食感がとても楽しい。

 鍋の具材は白菜、ネギ、豆腐、シメジ、シイタケといたってオーソドックス。

 食べる時はポン酢にくぐらせて食べるのであっさりしていていくらでも入る。

 ポン酢も父の手製なので搾りたてのカボスの風味がとても良い。

 美味い、美味いと食べていると父がご機嫌でお酒を飲んでいた。

 他愛もない話をしながら家族でじっくりと鍋を囲んだ。

 締めは具を全部さらってから水で洗ったご飯を入れて卵で閉じた雑炊。

 これがまた鶏のいいダシが十分に出ていて泣けるほど美味い。

 サッパサッパと三杯食べてしまって大満腹になった。

 ご馳走様をしてから片づけを手伝って母のせっかくだから持って帰りなさいといういつものお土産攻勢をありがたく受けてから帰宅。

 帰ってから布団に入ったが満腹過ぎてなかなか眠れなかった。

 うう、苦しいとお腹をさすりながら胃薬を飲んだら効いたらしくいつの間にか朝になっていた。

 実家のご飯は美味しすぎてついつい食べすぎてしまう。

 親元が近いというのはありがたいなぁ。

 もっと親孝行しないと。

 また七輪でもてなそうかしら。

 そうとなったら食材探しに東奔西走だ。

 週末に向けてレッツラゴー!

 

 

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